「RPGツクール」と私
「RPGツクール」シリーズ
じゃたろう
ゲーム好きはゲームを作ってみたいとまず思う筈である。そして私はゲーム好きである。この一本を手に取ったのは必然であったと言える。
買ってすぐに感じたのは、「あ、けっこうきつい」という事だった。しかしよくよく考えればそんなものは当然の事なのだ。
フラグ、セリフ、キャラ配置…。
RPGに必要なものを最低限揃えようと思えば、当然それだけで馬鹿にならない分量になるのだ。素材が揃っていても、だ。
私は深く反省した。なんと浅はかだったのか…
しかしせっかく買ったゲームである。ゲームは高い。無駄にしないためにもすぐに作り始めた。
そして完成した。勢いに乗って「RPGツクール2」も購入し、そちらでもゲームを完成させてみた。更にメモリーパックも買い、もう一本ゲームを完成させてみた。
…しかしこれを購入する為に膨らみ過ぎたゲームのイメージ。それをこれら三作ですべて表現し切れたかと言うと、そこは疑問の残る所となった。
それもその筈、私はプログラムはじめ、「作る側」の事をなんにも知らないただの「ゲーム好き」なのである。
それゆえにこのソフトでは、なんでもかんでも実現可能と思い込んでいたのだ。
簡単に言うと、「そこまでは無理だろう」という判断が、知らない故に出来ていなかったのだ。
これら三作を作ってみて残った不満、妥協点。これらがあって、私はオリジナルゲームを作ろうと思い至ったのかもしれない。
そう考えると、最も想い出深いゲームであると言えるかもしれない。
正直、数え切れない不満とぶつかりつつも、作っているときは面白かった。
最後まで完成させた人もそうでない人も、それはきっと同じだと思う。
その面白さを感じ続けたくて、私は今ゲームを作っているのだろうと思う。たぶん。