「うるさきことはよいことだ」
「天地を喰らうU」
じゃたろう
当時カプコンがよく作っていた横スクロールアクションゲームである(インカムの関係か、後年作らなくなった)。
これはとことんやった。
ゲーセンではほとんどやらなかったゲームなのだが、セガサターンで購入以降「これだけやってもらえればカプコンの人も本望だろう」というほどよくやった。数年間ずっとやり続けた。
今までの長きに亙るゲーム人生においても、プレイ回数で言えば最大かもしれないゲームである。
1日1回はクリアしていたし、買ってすぐの頃(はじめ数ヶ月間)は1日に3回も4回もやっていた。
もともと、この世界観自体はそんなに好きじゃないのだ。三国志知らないし、ひろ志氏の漫画はもっと知らない。
それでも、このゲームは面白い。
何がいいのか、何処がいいのか。
それは「うるさい」ことである。
「ハーッ!」
「うーりゃ!」
「討ちとったりー!」
とにかくうるさい。
同じようなゲームでもファイナルファイトは好きだったのに、キャプテンコマンドーがあまり好きになれなかったのは、この重大なポイントが欠けていたからだと思う。
殴ったー! ピシッ
投げたー! どすん
ロケットランチャー発射だー! ドーン!
必殺技だー! ビリビリビリビリ…
キャプコマこんな感じ。
殴ったー! ビシッ!
投げたー! ズシン!
棍棒で殴ったー! ゴヅン!
必殺技だー! 「ハーッ!」ズシン!
対して天地はこんな感じ。だから面白いんだな、これが。
やはりボイスとSEの音量が大きいと、野性的な部分が目覚める。
アクションゲームに最もぴたりマッチする感情が起き上がるのである。
殴った時に「殴った」という感覚がもの凄く強くあるし、爽快感もケタ違いだ。
このゲーム、是非ともみなさんにも堪能してもらいたい。
ふつうのゲームに馴れた耳にはうるさすぎるかもしれませんが、乱暴になる事請け合いですぞ。
追記:カプコンもそれに気付いたのか、更に後年の作品「パニッシャー」に至ると、とんでもなくうるさくなっている。