「大どんでん返し」
「ウィザードリィ6 禁断の魔筆」
じゃたろう
このゲームには、プレイ前に取説を見ていていきなり失望させられた。
まず、ウィザードリィシリーズなのに、魔法の名前が普通の英語になっている。
ディオスではなく、ヒール・ウーンズ。
ディルトではなく、アーマー・メルト。
カルフォではなく、ディバイン・トラップ。
ディアルコではなく、キュア・パラリシス。
ラツモフィスではなく、キュア・ポイズン。
ディではなく、レザレクション。
ティルトウェイトではなく、ニュークリアー・ブラスト。
そんなバカな!
ウィズのカラーは何処へ行った!?
これだけでもけっこう失望モンなのに、更なるガビーンな点として、パーティが最初に決定した6人固定であるのだ。
なので、キャラが全滅するとゲームオーバー→コンティニューした所からやり直しとなるのだ。
街でまた新しいパーティを組んで、全滅したパーティの遺体を回収しに行くあの楽しみも、今作では有り得ないのだ。
そして、固定パーティのため、キャラのロストもまた有り得ない。
いのり(ドキ) ささやき(ドキ) えいしょう(ドキ) ねんじろ(ドキ)
じゃたろうはロストしました(ガビーン!)。
というあのドキドキ感もないのだ。
ヌルい、ヌルすぎる!
シリーズの伝統はどこへ行ったんだ!
これでもウィズか!
やる前から失望して、ゲームを始める。
そして3日ぐらいでクリア。
最後の日は16時間ぶっ通しでやっていた。
それもクリアしてしまったから16時間連続でストップしただけで、もしゲームが終わってなかったら、たぶんもっとずっとやっていただろう。
…いやあ…かっこいいゲームだった。
渋い。渋すぎる。
やってよかったよ。
沈黙を美徳とする日本人には作成不可能ではないかと思えるほどのセリフのかっこよさ。
いやあ、いいなあ。
え、シリーズの伝統?
あーた、そんな伝統とかにこだわってたら、新しいイイものが作れませんがな。
故きを温めて新しきを知る、です。
よきゲームです。
操作系たらグラフィックたら音楽たら言うのでなく、久方振りに、純粋にシナリオの特化したロープレをやらせてもらった、と強く感じた。
何べんも言うようだが、オモロい、というより、最高にかっこいいゲームだ。
シナリオ書きさんとかには、特にオススメ。