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感想いつものメンツにいつものストーリー。いつもながらの笑いと泣きのつぼをおさえた芝居は見ていて安心する。少し予定調和的になってきつつあるのが、気になるが。 斎藤幸子という名前の字画の悪い女性が主人公。なんでも一生懸命だけど、考えるのが苦手という彼女が生まれそだった月島を舞台にした波乱万丈(この言葉で片付けるのがいかにも安易だが)な半生。 この名前、字画が悪いらしい。思わず自分の周りの斎藤さんと幸子さんのフルネームを思い出してしまいました。(残念ながら!?私の知り合いに斎藤幸子さんはいませんでしたが) 月島という町は、僕が東京に出てきて初めて身近に接した町なんで、そこを舞台にした話というだけで楽しくなってきてしまいます。 個人的には、三鴨さんの演技が大好きな私。今回もくぎ付けでした。特にたったひとりの肉親がなくなったときの強がりながら最後に泣き出すという演技は秀逸で、思わず「じわっ」と涙腺が緩むのを感じました。(実は全編を通じて涙腺が緩んだのはここだけ....) 全体に下町人情ものというすごくありふれた設定を使って、役者さんたちもみんなはまりにはまっていて何処にも破綻がなく、笑わされ、泣かされるポイントがめちゃくちゃわかりやすい。その術中にはまる快感たるや一種「寅さん」を見ている気分と同じかもしれない。 不満はほとんどないが、不安がある。客演を除くといつ見ても役者さんの顔ぶれがほとんど変わらないのは、不安。新人を育てて世代交代をする気配がないということは、いつかはこの劇団なくなってしまうのかなぁと思い哀しくなる。(いらぬおせっかいですが) ( 2001/4/10記) |
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