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感想つか作品固有の過剰な演出を役者が消化しきれておらず、全般に一本調子な演技で感情が伝わってこない。脚本がいいだけに、受け止め切れない役者の力量不足が目立った。 有名な話なので、割愛 ちょっとまえに、週刊FSTAGEというホームページの中で、小丸さんが書いていた題名に惹かれて行った。 見ていて思ったのは、この芝居僕は、見たかったんじゃなくてやりたかったんだということ。これだけ題名に触発されていろいろな事を期待していきゃ、そりゃ面白くないわなと自分で自分に反省。(でも、その期待をいいほうに何も裏切ってくれなかったという不満もある。) というわけで、以下の感想は、上記のような私のなんの根拠もない期待にそぐわなかったが故に辛くなるというバイアスがかかってしまっている事をお許しください。 芝居全体の構成は、概ね「飛龍伝」そのままの印象。(オリジナルをよく覚えていないが...)この芝居は二つの対立軸(山崎←→桂木の男の対決、山崎←→神林のロミオとジュリエット的悲恋)があってそのどちらを強く押し出すかで大体芝居の方向性が決まると思うのだけど今回は、その辺の演出プランが見えにくかった。(ちなみに1997年のオーツープロデュースの公演は、男の対決を強調してたと思う)恐らく、悲恋の方に力を入れる演出だったのでしょうが....感情の起伏が伝わってこないよぉ。 なんかむちゃくちゃ言ってますが.... 前半に比べると後半俄然良くなるのは、演出力/構成力の良さ。(最近気づいたのだが、前半のいい芝居は役者の演技力が高く、後半いい芝居は演出力/構成力が高い気がします。)但し、ラストシーンは個人的には嫌い。僕は山崎にはかっこよく終わって欲しかった。(ま、好みによる所でしょうが) 音も結構僕好み。こういうウェットな芝居には中島みゆきってほんとあいますねぇ。勉強になりました。 役者が若いんだからしょうがないんですが....(最初に抱いていた期待はともかく)せめて大人の飛龍伝が見たいと思った私。 |