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感想  観客席がのりのりで次々に野次や歓声があがる観客参加型の舞台。小規模な舞台なので、圧倒されるようなダンスがある訳ではないが、下世話かつかなり際どいギャグの応酬と観客との掛け合いがだす異様な雰囲気に飲み込まれ、かなり楽しめた。 結婚式を終えた二人の男女(Luke Perry,Kristen Lee Kelly)は、嵐の夜、車の故障で立ち往生し、さびしい一軒屋で、電話を借り、少し休ませてもらうことにした。しかし怪しげな雰囲気の館の主人(Jonathan Sharp)は、今夜は特別なパーティであり、二人を招待するといいだす。二人は館に使えているらしい二人のメイド(Akiko Nakasone,Ana Gasteyer)に連れられて世にも下品なパーティに招き入れられ、やがてそのパーティを楽しみ始める。    白状すると、日本で何度もやっていたにもかかわらずほとんど、興味を示して来ませんでした。何故ならなにかB級な気がして見に行くのがちょっと気が進まなかったのです。が、今日、この公演を見て考えを変えました。機会があれば、日本版も見たい。 というのも、観客ののりがとにかく尋常ではない。その前の日にみた42nd Streetの観客も舞台に合わせて笑ったり、拍手したりとかなり日本の客に比べると参加しているほうだと思ったのですが、
合いの手は入るは、突っ込むは、よく舞台上の役者が混乱しないもんだと思って感心して見ていました。(途中で、答えられないつっこみは無視していることに気づきましたが...)劇場入り口(劇場は、チケットを切ってもらった後、地下に降りる構造になっている)の階段に「写真を撮ってはいけない、ものを投げてはいけない、水鉄砲も駄目だ」と書いてあって、なんで水鉄砲を注意すんだ?と思っていたのですが、始まった瞬間に納得した。
こんな舞台を日本でやっているときには、やはり日本人の観客もあんなにのりのりなのだろうか?それがちょっと疑問。 舞台としては、ロックミュージカルだし、とにかく楽しい。あやしい主人(Frank'N'Furter)役のJonathan Sharpが筋骨隆々の長身の男性であるため、女装姿がかなり際立って見える。個人的には、使用人(Riff Raff)役のMark Priceはかなり怪しい雰囲気をかもし出していて気になった。いったいどこから出しているんだという甲高い声もあいまって。また、Magenta役のAiko Nakasoneもエキゾチックな感じがこの役の雰囲気にあっていたと思う。 舞台装置も楽しくって、劇場全体を覆う赤い布の壁と回転する客席(のような舞台)がお気に入りだった。 ( 2001/08/05記) |