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感想一応、三人とも舞台経験があるとはいえ、演技力の計算ができそうなのは、片桐さんだけ。...という当初の予想は大きく裏切られ、三人のそれぞれの特徴がいかんなく発揮された面白い舞台になっていた。 「みのる」くんの部屋で鉢合わせをした3人の女。各々が自分が「みのる」くんの彼女だと信じており、最初は反発するが、いつまでも帰ってこない当の「みのる」くんを待つうちに奇妙な連帯感が生まれる。そのうちに、偶然あけた押入れの中に大変なものを発見し... 光浦さんは、「広島に原爆を落とす日」で舞台を見たことがあるし、山田さんは、新喜劇で舞台経験はあるはず....とはいえ演技力が計算できるのは片桐はいりさんだけ....という事前の予測はいいほうに裏切られました。 三人三様の演技が面白い。 花子さんの天然のボケに、片桐さんがハイテンションで返す、その二人を光浦さんが必死でなだめているというか.... 光浦さんが、ストーリーを前に進める狂言回しの役割を果たしていたのは、ちょっと意外だったが、うまくこなしていたと思う。 演技なのか地なのかわからないが、棒読みに近い山田さんの演技も、テレビで見るときと違う生真面目な女性の雰囲気をうまく出している。それでいて何かふっとんでいて、まわりの役者たちがついていくのが大変といった感じ。結構思いつめると怖い女性の様子が良く伝わってきた。 片桐さんも前段の怖い女と後半の落差が激しくて、さすがだなぁと思った。 一人の男に三又(という言葉があるのか?)かけられた女たちのバトルとなると結構、どろどろしたものを思い描いてしまうが、水谷龍二さんの脚本でそうなることはなかった。なんかほのぼのとした同志関係のようなものを感じた。 ( 2002/2/11記) |