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感想かなり久しぶりに観劇したせいか、うまく世界に入っていけなかった。難しいせりふがぽんぽん出てくるが、ストーリーが何も進展しないという状況に苛立ちを感じてしまった ワタルは、ある研究所の地下にある部屋で、ひとりで過ごすのが好きな少年。その地下室には「処女水」といわれる原始地球で生命を生み出した水と同じ成分の水がプール状に蓄えられた部屋。そこで、むかし研究員が死んだという話を聞かされたワタルはその事件にかかわった刑事や、研究員や色々な不思議な人たちに夢とも現実ともつかない状態で出会う... 前に、プロジェクトナビを観劇したのは、確か「こんな宿屋」だったはず(1993年くらいだろうか。)ものすごく衝撃をうけた覚えがある。 その印象が強すぎたせいか、今回の芝居の世界に入り込めなかった。 科学的な話題が芝居の中で語られるのは、気にならないのだが、何もストーリー的に展開がないというのがすごく気になった。たんたんと展開していくのだが...何か起伏がないというか... ミステリ仕立てで、進化論を語るという進め方が何かあざとい気がした。結局ミステリとしても進化論に関して観客に語りかけるという試みのどちらも失敗しているように思えた。 ラストシーンのみ、何か心に暖かいものが広がるのを感じた。佳梯さんの表情がものすごく素敵で、そこだけは見に来たかいがあったと思わせるなにかがあった。 ( 2002/2/11記) |
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