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感想1幕は、どうかなぁという出来。2幕3幕で笑いが加速する。最終的にはとても楽しめた舞台で、すごく計算され尽くした笑いを実感できた。翻訳もののコメディにありがちな空々しさもあったが、役者の力量と演出がそれを克服していたと思う。 'Nothing On'という金持ちの別荘を舞台にしたドタバタ喜劇の初日前のゲネプロが1幕。できは最悪。キャストの間は人間関係は、演出家の女癖の悪さもあってこれまた最悪。 2幕は、その本番中の裏側。そして、3幕は公演最終日。
ネット上で読んだブロードウェイ版の評判で、一幕がいまいちの出来というのは予め知っていたせいか、一幕の出来がほんとにイマイチでもわりと鷹揚に構えてみることができた。 ただ、一幕がないと二幕以降の面白さができないので、しょうがないのかなぁ、と思う。 事実、二幕は俄然面白くなる。舞台が、前後ひっくり返って裏側になるという装置の工夫もさることながら、一幕でストーリーがわかっている分、その舞台を裏から作っている姿を見る設定の楽しさに加え、声を出さず舞台の表に響かないように、ジェスチャーと表情でお互いをけなしあう姿が面白くってしょうがない。 ただし、三幕は、二幕ほどの勢いがない。予定調和というか、予定破綻というか...ちょっと怒涛の終わり方があっけないものに感じた。無理があるし。 でも、(あまり期待していなかったせいもあり)予想以上に楽しめたのは事実。特に榊原さんのコメディエンヌぶりが結構好きだった。声に特徴があるので、舞台上で際立つなとおもった。 たまにはいいなぁ。こういう舞台。安心して見れる舞台は重要。とりあえずなぁぁぁーんにも考えなくてもすむもんなぁ。 ( 2002/9/18記) |