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感想久々のアクション大作。が、なんか中途半端で消化不良。アイデアと構成は悪くない。演出面での迫力不足は中国から京劇のプロを呼んでもいかんともしがたかったというべきか.... 上海に向かう船の上にいるのは、伊藤俊介、高杉晋作、五代才助という幕末の志士達。勝海舟の依頼により上海に殺生石を運んでいた。その殺生石を狙う清国転覆を目指す宗教団体と戦ううちに、殺生席がとんでもない財宝のありかを示すことを知り.... ディスとピア西遊記というSETのかつての名作がある。(らしい)僕自身見たことはないが、その紹介文はどこかで読んだことがある。すごく面白かった(らしい) 今回は、それ以来の久々のチャイニーズアクション。という触れ込み。なんか面白そうだなぁと内心期待していた。 確かに、最近になくアクションは激しいのだが、何か物足りない。僕の中では既にこのくらいの派手派手さでは、派手なアクションという風に認識しなくなっているのだ。(おそらく新○線とかそういう劇団を見た影響があるのだろうが) 今回に限ると、アクションの派手さで感動できないと芝居全体の完成度の低さが逆に異常に気になり始めるのだ。例えば、東京楽日も間近いのにセリフが入っていないとか、意味なく歌う丸山さんとか...普段だったら微笑ましいものがそう思えなくなってくる。 SETの面白さは、若手の卓越したアクション、音楽、ダンスとそれらに見事にアンマッチしている三宅さん、小倉さんを始めとした古株(?)のコントのような演技。この落差がSETの面白さの源泉だと思う。小倉さんなんて出てきた瞬間に会場に笑いが漏れる。他の劇団みまわしてもそんな役者さんはいない。 が、今回なんかその組み合わせがしっくりこない。小倉さんや三宅さんに変わりはない...とすれば、やはりアクション、ダンスの迫力不足が、全体の芝居のパワーを落としたのかなと.... ( 2002/11/3記) |
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