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感想最近はよくみるような気がする全体としてひとつのテーマを追いながら、オムニバスがシームレスにつながる芝居。個々のシーンが短く、印象的なシーンが続けば、効果的な手法なのだが、玉石混交な感が強く全般としてメッセージが弱く中途半端。 一人の女性の葬儀に集まった男たち、年齢層が様々でそのすべてが彼女の元彼だという。男たちは、様々な反応をするが....とか、子供がほしいがまだ授かっていない夫婦がルーマニアから子供を養子にするかを相談する話...とか。様々な人生模様の中で、何か決めきらない人々のシーン
最近こういうオムニバスのように個々のシーンごとに関連がないように見えながら、全体としてひとつのテーマに結びつくような芝居を良くみる。 こういう舞台は、うまく出来ているとシーンごとにだれることがなく非常に観やすくなる。細切れのシーンが、ある種のリズムを作り上げ、観客もそのリズムに巻き込まれるのが心地良かったりする。 が、今回はそういった芝居とは少し違う。独特のゆっくりしたシーン展開は、リズムを作っているというよりたゆたう雰囲気作りを狙っているのかもしれない。見ているこちら側に不思議な落ち着きが心中に満ちてくる。脚本と演出はうまくマッチしていたように感じる。 しかし、一時間あまりの短い時間、たくさんのキャストという全体の構成では、終わったときはどうしても中途半端であったという印象が強く残る。 キャストがもう少し絞られていたほうが、観やすかったのではないかという思いを断ち切ることができない。 ( 2002/11/19記) |