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感想昨年ニューヨークで見て以来の観劇。何も考えなくていい楽しさは日本語版でも変わらず楽しい。ただ、よく見知ったABBAの曲だけに日本語にされたときの違和感を最後まで払拭することができなかった。確かにストーリーはわかりやすくなったけど、もともとそんな複雑なストーリーじゃなかったし.... エーゲ海に浮かぶ島のホテルの一人娘ソフィー。結婚を間近に控えた彼女は、その式の場を利用して、かねてから知りたかった自分の父親をみつけだそうと決意する。若いころアイドルだった母親の日記を盗み見て自分の父親らしい三人の男性に手紙を出した。
ロンドンでブレークし、世界中でヒットしているミュージカルを劇団四季が日本語化した。 当初この話を聞いたとき、ほとんどABBAに興味のなかった僕でさえ耳に残っているABBAのナンバーを日本語化してほんとに大丈夫かなと心配だった。 ニューヨークでこのミュージカルを見たときも、ABBAの原曲がそのまま、ミュージカルのシーンごとにはまっていく痛快さがこの舞台の魅力だと思っていたので余計にそう思っていた。 結果としては、その心配は、あたっていた。良く見知った曲が、日本語で歌われる違和感を一貫して感じながら見る羽目になった しかし、その違和感をカバーしてありあまる物がこのミュージカルにはある。 ストーリーが単純で、見ていて文句なく楽しめるし、曲も勿論いい。 初めて見た人でさえ、曲を口づさめるというのは、ミュージカルにとってものすごく大きな武器だ。ミュージカルの印象はやはりその曲によるものが大きいんだなと感じた 他のミュージカルでは、脇役に追いやられがちな、お父さん、お母さん世代の俳優が主役級の役割果たすのもこのミュージカルの強みだと思う。保坂知寿さんは勿論だが、前田美波里さんの若さに驚いた。この辺が充実しているからこのミュージカルが成り立っているんだなあと感じた。 ただ、お父さん役の三人の男優がいずれも若いのはちょっと不満。お父さんに見えないもんなぁ ( 2003/5/3記) |