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感想
【ストーリー】
先日花録さんの出る芝居を見に行ったからというわけではないが、志の輔師匠の落語会に行った。
ここは、劇評のページであり、落語の感想文を書くというのは初めてだし、そもそも落語についての知識がないので、とんでもないことを書きそうな気がするが(そんなことを言い出したら、芝居についてだってそんなに知識がないのだが)、とりあえずいつもの調子で書いてみる。
1席目は、となりの家の猫に金魚をとられるのを心配する主人と番頭の話。不条理劇のような話のすれ違いの辺りは、間の取り方もよくって笑うしかないのだが、(そんなことを気にしてもしょうがないと思うのだが)最後の落ちの猫に大男がやられてしまうというあたりが、まったく納得がいかない。頭の中でイメージがいきなりできない世界になってしまった。(大男を倒す猫ってもしかして、虎ぐらいおおきいのか?そんな猫が金魚を狙うか?....)
2席目は、植木職人が、金持ちの家の息子が、穴開銭を見てもお金を知らず、無邪気に育てられたている様子に感心することからはじまる話。この職人、どうやらめっぽう仕事ができるらしい。何せ、その日も昼飯食べた後、仕事をする気がなくなって半日で上がったってぇのに、他の家の庭の仕事が途中だといいって文句を言いに来ただんなに向かって、逆にそのやり方に文句をつけて逆に謝らせるという人。きっと当時の「カリスマ」植木職人だったに違いない....
とか思っていたが、これを書いていて気づいた。江戸時代から庶民の娯楽であった落語の中では、笑いを取ることもさることながら、職人が本来であれば頭の上がらないであろう発注者に対して、道理を通してぽぽぽーーーんっと反論してやり込めるというストーリーはすきっとさせる効果があったのかもしれない。
3席目は、宿場町でたくさんの宿屋の客引きが出てくる辺りから話は始まる。今日見た3席の中で、この話が最も登場人物が多い。しかし、けして今誰がしゃべってんだかわかんなくならないのはさすが。
ただ、話を始める前に志の輔さんが、一日三席もやるもんじゃないとかいっていたのが、なんか僕の深層意識に働きかけて、志の輔さんも疲れているに違いないとか思い込んだのかもしれません。 |