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感想
【ストーリー】
会場にはいると、いきなり舞台全面に日の丸がぶら下がっている。どうも最近の野田マップは、日本の国体とかそういう部分に対しての強い主張のある舞台が多く(カノン、パンドラの鐘、オイルもそうか)それが、必ずしも僕にとっては、良い印象の舞台ばかりではない為、内心「またかぁ」という感じ。どっちかっていうと、こういうのに拘らない野田さんの作品の方がすきだなぁ。
実は、芝居見終わるまで、この日の丸とかそういう類の演出は、今回の再演向けの演出だと思っていたのだが(こういう国体とかの話は、最近の野田さんの傾向だと思い込んでいたので)どうやらそれは僕の誤解だったらしく、初演時から変わっていない演出であるらしい。(昔からこういう芝居も好きだったのか。ちょっと意外)
芝居は、面白いのだが、20世紀に消えるものを集めるあたり、21世紀の今の時代に上演するのはちょい難しい脚本だなと思った(別にメインテーマじゃないんだからいいんだけど、同じテーマを語りたいならば、別の脚本を作ればいいのに...と思うのは観客のわがままかもしれない)
舞台がはじまると、スピード感がいつもの野田地図とちょっと違う気がする。
遊眠社時代の脚本のせいか、役者に六平さんや有薗さんといったちょっといつもと違うテイストの役者さんが混じっているせいか...軽さ(軽快さ)がない。(良くも悪くも)
主役二人以外が、どうもしっくりこない。六平さんとかは、いい役者なんだが....野田演出にどうもなじんでいないと言うか....
少し時間がたてば(公演を繰り返せば)解消されるものなのだろうか。
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