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感想久しぶりの宮城さんの役者が見れるという話で、こらまたかなり久しぶりにクナウカに足を運んだ。 驚かされる趣向(しかも、最近クナウカに行っていないので役者の顔が一致しておらず、僕はほんとに驚いたのだが)で、相当楽しめた。 ただ、この趣向がなく単純に芝居だけをとった時に、楽しめたかというと少し疑問。難解な脚本だし、これといった大事件があるわけでもないし...ただ、登場人物たちが、演出者(宮城さん)に詰め寄るシーンは色々考えさせられる部分ではあったけれども 【ストーリー】
普通に山の巨人がスタートしました。難解な感じでしたが、諏訪智美さん演じるイルゼに見ほれていたりしていつもながらのスピーカー/ムーバーの芝居を楽しんでいました。
突然、客席の入り口付近から声が聞こえます。「すみません、公演の責任者の方はいらっしゃいまsんか...」白塗りの何か怪しい感じの人です。その時の僕の正直な感想は、この劇団の制作は何をやってんだ!!!!責任者出て来い!!!!
客席がどんどんうるさくなってきます。気づけば、白塗りの方が4人くらいに増えています。ついに、宮城さんが舞台上から客席に入って彼らと押し問答をしています。ハラハラどきどき....うるさい、こっちは時間ないなか芝居見に来てんだ出て行け!!と心の中で叫んでます。いや、もう少し状況の理解が遅かったら、ほんとに立ち上がって言い出しそうでした。ほんとに良かったです、言わなくて。 やがて、宮城さんが、舞台を止め、その白塗りの方々を舞台に上げて、天井からぶら下げる額縁の中に彼らを立たせます。ココまで来てようやく、この白塗りの方々が「仕込み」であることに気づきました。(遅い!) ココから先は、同じ作者による「作者を探す六人の登場人物」という舞台にのっとられます。 宮城さんも、スピーカーではなく、バリバリに役者として(演出家という役ですが)参加します。父役の吉植さんとの問答で、作者あるいは演出家という現実の世界の人と登場人物という限定された世界の人の思いの違いを語る所は、ちょっとエキサイティングな気がしました。
ただ、やはり難解であり、一度で理解するのはちょっと難しい舞台。オリジナルのテキストに当たってみたい舞台ではあります。それなりに楽しめたような気がするのですが、趣向が奇抜すぎて逆に芝居そのものの内容が印象に残りにくい舞台であったのも確か。
二度はできない試みであり、そういう意味では見ておくに損はない舞台という評価ではあったのですが....(いわゆる伝説になる舞台ではあると思っています)
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