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感想【ストーリー】
今回はチケットは争奪戦に敗れ諦めていたのをネットの友人からお譲りいただいた。ありがたや〜!
さて、いのうえ歌舞伎の為にしか新橋演舞場にこないせいかだいぶここの設備にヘヴィメタの音楽がマッチするようになった気がします。最初は、ほんと違和感あったのですが。
今回の特徴は染五郎さんの完璧な悪役ぶりです。ライ=嘘という舌先三寸で世をわたるしがない盗賊が森の精霊のちからで王の座に上り詰める。そのための手段を選ばぬさまが痛快なほどです。
マクベスやリア王を下敷きにしたとおぼしき脚本は、僕には痛快な印象を与えてくれました。
一本筋の通ったぶれないストーリー展開がこの痛快さを生み出したのだと思います。ひいては、三時間半という上演時間をけして長いと感じさせない力を生み出したとおもいました。
小須田さん、古田さんをはじめとする主役級豪華キャストを使いながら、いや使っているからこそ、本
当に主役である市川染五郎さんを常に中心にすえる演出が映え、芝居の背骨がみえてきたように感じました
伝統ある新橋演舞場をここまでむちゃくちゃにしていいのかこっちが心配になってしまうような本水を大量につかった演出にもおそれいりました。(こんな大量のみずが舞台にでてるのを見たのは、アングラの唐組か水族館劇場以来だもんなぁ)
そしてなんといっても染五郎さん。主役級といわれるような脇に囲まれ、嘘偽りない正真正銘の超悪役をやりながら、文句ない主役をはる力に感嘆。
あれ、ここまで女優に触れていない。珍しいですが、本当に女優さんが印象に残りませんでした。いや、秋山さんや、高田さんという女優さんの力はいかんなく発揮されていたとは思うのですが。
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