秘密の花園

観劇データ

劇団 唐組 劇場 雑司が谷鬼子母神神社境内
唐十郎 演出 作者と同じ
観劇日 99/10/23 観劇時間 ソワレ
出演者 いちよ、もう一つの顔もろは・・・・飯塚澄子
アキヨシ・・・・堀本能礼
いちよの夫、大貫・・・・稲荷卓央
日暮里の殿・・・・鳥山昌克
ジゴロ、かじか・・・唐十郎
姉の影・・・藤井由紀
人工夢遊病を解く精神科医・・・久保井研
ねんねこ男・・・・辻孝彦/大久保鷹

感想

 演目は「秘密の花園」なんか10年以上前の脚本の再演。但し、去年の秋に一度再演をやっている(演出が唐さんじゃなかったので、一種の若手公演かとおもったが、キャストは今回とほぼ一緒。どっちかというと演出の人のデビューだったのかもしれない)ので、今回は再々演。

 前回は、ちょい役でしかでなかった唐さんが、もう少し重要な役(といってもかなりおちゃらけている役だが)についたり、演出だった久保井さんが、精神科医に扮しているのがのが結構大きな違い。主演クラスの配役に変わりはない。

 なんといっても飯塚澄子に尽きてしまうこの芝居、昨年やその前の年に見た時はもっと若々しかったのに、今や貫禄がついてきてしまった。おしもおされぬ看板女優になってしまいましたねぇ。と感慨ひとしお。
 あと夫役の稲荷さんもかなり良い。この二人だけでも見に行く価値ありって感じ。後、唐さんの遊びが相変わらず楽しい。(まねきねこさんも書いてますが、謎のつけ毛がかわいい。どうしても目立たなければいられないのね、この方はと思いました)

 お楽しみの大久保鷹は、まじにちょい役。期待していくと肩透かしを食らいます。(僕の見た回では、冒頭のねんねこ男は辻さんがやった為、途中の謎の看護婦(白衣ミニスカートの大久保鷹ははっきりいって夢に出てきます)として出てきただけでした。ただ、あの奇妙さはちょい役でも存在感があるから恐い。(個人的にはもっと存在感のある役でみたかったが、かなわぬ望みかな)

 ちなみに、劇場には麿赤児さんが観劇にきてました。
 唐、麿、鷹の三人が舞台上にいたのを見たのが、8年前だと思うとちょっと時間が経つのが早くってびっくり。余談ですが、あの時の麿さんの女装姿も私の悪夢の根元の一つです。(あの時とは、8年前に花園であった「電子城2」をさしています)
( 99/10/26記)

←この舞台の他の人の感想を読みたい?!
(この劇団の他の人の感想リンクに飛びます)