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最近の山歩き
 


【 海外の山旅:ネパール


■初めての海外の山旅…エベレスト街道・カラパタール
  (2009.10.09-10.26

 



  ↑カラパタールから北西コル(左)・エベレスト(中央黒いピーク)・ヌプツェ(右) 

 
↑カラパタールの登り・エベレストを背に  ↑カラパタールの直下・プモリを背に

 


●10月18日…4時に起床・4時半に朝食・5時に出発・10〜11時までには登頂予定と、前日の夕食時にサーダー(シェルパ頭)の「ぺンバ」から伝えられる。直ぐ出発できるよう必要なものをサブザックに準備する。デジカメ(カシオ)のバッテリーが警告水準になり、もうひとつの広角・ズームのデジカメ(キャノン)とともに充電済みに交換する。寒さで機能低下しないよう、シュラフの中に入れて寝る。わが身も借りたシュラフと自分のシュラフとダブルで使う。

●テントは「一人の順番で静かでユッタリ・スペース」だったが、登頂前の気持ちの高ぶりと、マイナス10度以下の寒さもあり、例によって一晩中ウトウトの状態が続いた。この日も夜中に2度もトイレで目覚める。いつもは降るような星の天空なのに、今日は、真天は星が輝いているのだが、山の頂よりの周辺は雲か霧のせいか、星が霞んでいて天候が心配になる。

●4時前に目覚め、4時半にテント食堂に集合、食欲が無い中、日本と同じ味のインスタントラーメンだけがうまかった。まだ暗い5時に、テント場の「ロブチェ=4910m」を出発、この日一気にカラパタール・ピーク(5545m)に挑む。集落(テント場)下の小川を横切り、クンブー氷河沿いの岩場の道をヘッドランプを頼りに歩く。標高5000m近くになると、少しの動きでも息切れが激しくなる。
歩きながらも意図的に深呼吸を繰り返す(高度順応の有川マジックを忠実に守る)。明るくなってきたが変わらず雲が多い。

テント場から正面に見えた「メラピーク:5820m」「ヌプチェ:7855m」が行く手の右になりその頂きが朝日に染まり始めると、ランプから開放される。行く手の左は「ロブチェ・イースト:6119m」と「ロブチェ・ウエスト:6145m」が連なり、私たちへの朝日を遮る。標高が5000mを超えてくると、寒々しく荒涼とした世界(雪と岩)が広がってくる。生き物は苔にも似た丈の短い草が氷河の地表にこびりついているといった感じだ。

●氷河の行く手(西から北側)は、晴れ間に青空が広がり、ロブチェの右手奥に「チャングリ:6027m」と「クンブー:6859m」が重なり、さらに右手に一段と高い「プモリ:7161m」が連なる。エベレスト・ベースキャンプに続く氷河の奥(北側)には「リングトレン:6713m」や「クンブチェ:6639m」がエベレストの北西コルに連なっている。景色は雄大だ。ただ、われわれのいる氷河も5000mの標高なので峰々の頂の仰角はそれほどきつくない。7時を過ぎても、行く手の左(東や南側)の「ヌプチェ:7855m」や、エベレスト方面の峰々にかかる雲は取れていない。サーダーのペンバは「大丈夫もう少しで晴れる」というが、心配する。

●歩き始めて3時間あまり、8時に岩場の展望地で休憩する。多分ここが「ローチェ・パス(峠)」で標高は5100m位か。ここで私、岩陰に身を隠し「ヒマラヤでのキジ撃ち」をする。バランスが悪く最中にも息切れがして、自分のものだからと臭いを我慢して、深呼吸をした。8時半に「ゴラクシェ:5140m」の集落に着く。何度かの休みを入れて
3時間半、5000m超の標高での歩みとしては、まずまずのペースだった。ここのロッジで眺めの休憩をとった。

●9時過ぎにロッジを出発、少し下って湖底のような白砂の窪地を横断して、北の正面に聳える「プモリ」の、手前の黒々とした二段に続く丘(これがカラパタール)を登る。急斜面が続き、連続の登りはさすがにキツイ…早朝から3時間以上歩いた後だし、なんといっても「空気が薄い・標高=5500mで平地の50%の酸素量」ので、息が続かない。ここで本当に高度障害の危機感を持つ。ただひたすらゆっくりと登り、立ち止まっては深呼吸を繰り返す。

●深呼吸で少し楽になって振り向くと、それまで雲に隠れていた「エベレスト:8848m」の、雪の飛ばされた黒い岩壁と頂が姿を現していた。世界最高の頂きから、うす雲が風にたなびいている。私は今、麓からそれを眺めている。これは現実なのだろうか。何十年かの思いがここに凝縮する。
蒼空に所々雲が浮かんで、とてもいい絵(画像)になっている。

●ロッジから見た丸いドームのような丘(一段目)を登ると、そこから大きな岩の堆積した丘がまだ続いている。私の高度計は5400mを指していた。サーダーと仲間が先に行く。離れないようにと思うのだが、息が続かず身体もいうことをきかない。これが標高5500mなのだな。外人たちの歓声で顔を上げると、われわれのサーダーが直ぐそばで、笑顔で手を差し伸べてくれていた。ついに、私はカラパタールのピークにたった。11時半、この登りで、休み休みとはいえ2時間半もかかった。 強風の中、皆で写真を撮り、12時には下り始めた。

●(11月11日…写真の山名を訂正した)、続く…

[テーマ編集]…予定

■エベレスト街道から望む素晴らしき峰々
  <ナムチェバザール周辺><ディンボチェ周辺><カラパタール周辺>

■私たちのエベレスト街道・トレッキング

■我々のスタッフと現地の人たち


 
 

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山への想い


【 山への想い・回想


■初めての海外の山旅…エベレスト街道・カラパタールへ
  (2009.10.04

 

 

 


●いよいよ今週の金曜日(10月.9日)には、成田からインド・ネパールへ出発する。色々な準備も大方は出来た。自分の体調はもとより、心配だった母親(94才)の体調もいい様だし、妻や子供達の理解・協力も得た。海外に出るのも久々、楽しんで無事に帰ってきたい。

●若いときの山の仲間達で、続けて山登りしていた彼らは、ヨーロッパアルプスやヒマラヤに出かけていった。自分で選択したとは言え、山をやめて大学や仕事についていた時期、彼らの話を聞いて、写真を見て、羨ましくもあり、行けない境遇の自分を悲しんだときもあった。

●今何十年ぶりかでその思いが実現する。岩登りや高峰の登頂ではないが、シェルパの里からエベレストへの街道を、歩けることに幸せを感じる。素晴らしい景観を満喫してきたい。


<日程>

●10/09〜10 成田空港→インド・デリー→ネパール・カトマンズ

●10/10〜13 カトマンズ→ルクラ→バクディン→ナムチェバザール(高度順応・滞在)

●10/14〜16 ナムチェ
(3440m)→タンボチェ→ディンボチェ(4215m)(高度順応・滞在)

●10/17〜18 
ディンボチェ
ロプチェ(4930m)→
カラパタール(5545m)→ロプチェ

●10/19〜21 ロプチェ→ペリチェ→タンボチェ→
ナムチェバザール

●10/22〜26 ナムチェバザール
ルクラ→カトマンズ→インド・デリー→成田空港


<エベレスト街道・ルート図>


<注:ルートのディンポジェ→チュクンから右方の「アイランドピーク」へは行かず、ディンポチェから北上して、ロプチェを通り 「カラパタール=5545m」に登る計画



 
   


【 山への想い・回想


■今年の山行…10月のヒマラヤ・トレッキングの準備
  (2009.10.03…更新

 

 

 


●いよいよ装備の最終点検に入る。岩や雪が絡むわけではないのでそんなに費用がかかったり、苦労は無いのだが、なにせ日数が多い(トレッキングの実日数は12日程度)。特に、着る物や日常用品などの「量」の見極めが悩ましい。もっとも、無くても我慢できるものも多い。

●9月は「毎年の検診…問題なし」を済ませた後、「富士山」「雲取山」に登った。体力維持や高度順応には自信がついたが、なんせ、メンバーの中では一番「年寄り」なので迷惑をかけないよう頑張っている。少し動かないと元に戻ってしまうので。


●ヒマラヤ・トレッキングの申し込み手続き・費用の払い込み…ほとんど完了した。後は出発の10月初旬まで、まずは「流行のインフルエンザ」に絶対に罹らないこと、継続して「体力強化・維持」に努めること、さらに「装備の点検」も…。

●今年のこれからの山行計画は、秋のヒマラヤ・トレッキングのための「体力増強」や「高度順応」の自主訓練や仲間との合同訓練が目的となる。あわせて、私にとっての「南アの未踏破ルート」の
課題を実行したい。

<体力づくり…6月〜9月>
■雲取山(標高差約1500m)・他(標高差約1000m以上)日帰り〜数回
 
→第1回:6月15日…鴨沢から雲取山・日帰り
 
第2回:6月25日…西黒尾根・谷川岳・天神尾根・日帰り
 →第3回:9月14日…鴨沢から雲取山・日帰り

■鳳凰三山・ドンドコ沢から一泊二日〜南ア未踏破コース
 →7月13・14日…鳳凰三山 ・1泊2日

■甲斐駒ケ岳・黒戸尾根から
一泊二日〜南ア未踏破コース
 →8月18・19
日…黒戸尾根から甲斐駒ケ岳を往復

■白根三山・奈良田から二泊三日〜
南ア未踏破コース

 →諸般の事情で今回中止

●<高度順応>
■富士山登頂(7月・8月各一回、9月ニ回…昨年とあわせ合計5回)
 →第1回:7月4-5日…富士吉田ルート五合目から山頂/七合目から山頂
 →第2回:9月7日…富士宮ルートから山頂・宝永山火口経由下山/日帰り
 →第3回:9月26日…富士吉田ルート五合目から山頂



日常の体力維持(毎日の速歩・スクワット・柔軟体操…週何回かの水泳)。

 →8月初・中旬
(現在)…引き続き、天候不順で山へ行けず。わが街の大きな公園 (光が丘公園・石神井公園・城北中央公園)をトレーニング場にして歩き回る。炎天下に3日も続けるとかなりしんどい。

 →
7月下旬…気象庁は梅雨明け宣言しているのに「梅雨前線」は未だに日本列島に絡み付いている。天候不順で山へ行けず、わが街の大きな公園 (光が丘公園・石神井公園・城北中央公園)をトレーニング場にして歩き回る(それでも連続3時間以上・2万歩近い歩きに)。秋の気配?…石神井公園では「赤とんぼ」が飛び交い、コスモスが咲き乱れていた…8月3日からの週も天候不順だ、雲取山へ体力維持の山行でも…

 →
6〜7月初旬…なかなか計画通りに行かず


 
 

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■私の紀行文・随筆  
09.08.19

■竹宇駒ケ岳神社〜黒戸尾根・七丈小屋・甲斐駒ケ岳・黒戸尾根〜竹宇神社

 
09.07.14

■青木鉱泉ドンドコ沢・鳳凰小屋・鳳凰三山・中道(尾根)〜青木鉱泉

 
09.06.03

■金峰山荘〜金峰山〜山荘〜八丁平・小川山・弘法岩〜山荘

 
 
2009.04
奥秩父研究・分冊…奥秩父の山々「奥秩父・大菩薩」(前編)  
2009.04
奥秩父研究・分冊…奥秩父の山々「奥秩父・大菩薩」(後編)  
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