知ってて得するフランス基礎データ 

国名 正式国名は「レピュブリック フランセーズ」

正式名称は、Republique francaise (フランス語: レピュブリック フランセーズ)。
通称、France。略称、RF。
公式の英語表記は、French Republic。通称、France。
日本語の表記は、フランス共和国。通称、フランス。
また、漢字による当て字で、仏蘭西、佛蘭西、法蘭西などと表記することもあり、仏と略されることが多い。



地理 首都はいわずと知れたパリ

面積は約54万7,030平方キロメートル。人口約6.040万人。(本土のみで、海外県・属領を含まない)
人口密度は110人/平方キロメートル。(世界第20位)
フランス本土は、22の地域圏(レジオン)に区分され、その下に96の県(デパルトマン)がある。
さらに海外には、4つの海外県と、複数の海外領土がある。
首都は国内最大の都市パリ。
その他映画祭で有名なカンヌをはじめ、ニース、ボルトー、マルセイユ 等の有名な都市もフランス。


 

概略 フランス語・ユーロ・時差・国民の7割がカトリック。

公用語… フランス語(案外英語でも会話してくれました)
通貨…ユーロ(EUR) ※1999年までの通貨はフラン
国歌… ラ・マルセイエーズ
国際電話番号… 33
日本(東京都の時差)…約8時間 ※日本が正午の時、フランスは午前4時
独立…西暦 843年
宗教…国民の約7割がカトリックとされている。




経済 観光客入国数では世界1。経済大国で農業・自動車工業も盛。

GDP(国民総生産)ではアメリカ、日本、ドイツ、イギリスに続く世界第5位の経済大国である。
( 合計(2004年)1兆7,370億ドル/1人当たり(2004年)28,700ドル- 世界第7位)
また観光客入国数では世界一、農産物輸出額では世界第2位を占める。

農業は依然として重要な産業で、EU諸国中最大の農業大国である。
社会党政権時代に産業国有化が進められたため、
政府が金融・保険・電力・運輸・国防産業などの経済全体で果たす役割は大きい。
ヨーロッパ連合(EU)の歴史的創立メンバーの1国であり、
特に隣国ドイツとの経済的・社会的統合を推進している。
航空宇宙産業も発達しており(アエロスパシアル/エアバス/マトラ)、
他にも自動車の生産が古くから行われており、
常に生産台数が世界で5番目に入る自動車大国でもある。
(ルノー/PSA・プジョー・シトロエングループ)

しかし、近年は慢性的な高失業率に悩まされており、
特にアフリカや中東などの元植民地からの移民とその子孫の失業率が高いため、
不満が鬱積したこれらの失業者による暴動が度々起きている。
とりわけ2005年10月27日に発生した移民の死傷事件は、
これをきっかけにパリを始めとしたフランス全土、
さらに隣国のドイツやベルギーにも暴動が広がっている。


 

政治 大統領・首相の両方をたてる半大統領制

1958年に成立した第5共和国憲法は大統領に強大な権限を認める。
直接選挙で選ばれ任期は5年である大統領が、
首相、閣僚の任免をすることが出来る半大統領制を とっている。
立法機関としては下院に相当する国民議会(577議席)で、5年ごとに改選される。
上院に相当する元老院(331議席)の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されるが、
上院の立法権は限定的である。
フランス革命以来の伝統で、宗派を限らず政教分離(ライシテ)には徹底している。




世界遺産 国全体の中で文化遺産の数が圧倒的に多い。

文化遺産

1.モン-サン-ミシェルとその湾 - (1979年)
2.シャルトル大聖堂 - (1979年)
3.ヴェルサイユの宮殿と庭園 - (1979年)
4.ヴェズレーの教会と丘 - (1979年)
5.ヴェゼール渓谷の装飾洞窟群 - (1979年)
6.フォンテーヌブローの宮殿と庭園 - (1981年)
7.アミアン大聖堂 - (1981年)
8.オランジュのローマ劇場とその周辺と"凱旋門" - (1981年)
9.アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群 - (1981年)
10.フォントネーのシトー会修道院 - (1981年)
11.アルケ-スナンの王立製塩所 - (1982年)
12.ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場 - (1983年)
13.サン-サヴァン-シュール・ガルタンプの教会 - (1983年)
14.ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋) - (1985年)
15.ストラスブールのグラン・ディル - (1988年)
16.パリのセーヌ河岸 - (1991年)
17.ランスのノートル・ダム大聖堂、サン-レミの旧大修道院とト宮殿 - (1991年)
18.ブールジュ大聖堂 - (1992年)
19.アヴィニョン歴史地区 - (1995年)
20.ミディ運河 - (1996年)
21.リヨン歴史地区 - (1998年)
22.歴史的城塞都市カルカッソンヌ - (1997年)
23.フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 - (1999年)
24.ベルギーとフランスの鐘楼群 - (1999年、2005年拡張)註
25.サン・テミリオン地域 - (1999年)
26.シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 - (2000年)
27.中世市場都市プロヴァン - (2001年)
28.オーギュスト・ペレにより再建された町ル・アーヴル - (2005年) ※ベルギーにまたがる


自然遺産
29.コルシカのジロラッタ岬、ポルト岬、スカンドラ自然保護区、ピアナ・カランシュ - (1983年)

複合遺産
30.ピレネー山脈-モン・ペルデュ - (1997年、複合遺産) ※スペインにまたがる

 



歴史 歴史概要。建築物に関する歴史は核ページで。

紀元前1世紀までは地中海沿岸のギリシャ人都市を除くとケルト人が住む土地であり、
古代ローマ人はこの地をガリアと呼んでいた。
カエサルは紀元前1世紀にガリアを占領し共和政ローマの属州とした。
5世紀になるとゲルマン系諸集団がガリアを占領・移住してきた。

西ローマ帝国が滅びるとゲルマン人の一部族であるフランク族がつくったフランク王国が勢力を伸ばし始めた。
カール大帝の時代には現在のフランスのみならず、
イベリア半島北部からイタリア北部・ハンガリーのあたりまでを勢力範囲とした。
カール大帝はローマ帝国皇帝の称号をローマ教皇から与えられた。

カール大帝の死後、王国は3つに分割された。
そのうち、シャルル1世が継承した領土(西フランク王国)が今日のフランスにあたる。
しかし、王国は弱体化し、各地の領主が勢力をもっていた。
10世紀にカロリング家は断絶し、領主達はカペー家のユーグを王として選んだ。
代々の国王は結婚などによって、他の領主から領土を得て、勢力を拡大していった。

18世紀以降はアジアやアフリカ、南北アメリカに多くの植民地を所有したものの、
20世紀に入りその多くが独立を果たしたことから
現在はカリブ海や南太平洋地域にいくつかを残すのみとなっている。



■参考文献・参考サイト

 
1. フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 2. フランス政府観光局オフィシャルサイト