裏マニュアル
ネタがあれば随時更新。
エレメントの加工

表のマニュアルでは、編組を規定の長さに切ってからハンダメッキなのだが、エレメント両端がザラザラで具合が良くない。
そこで、先に編組全体をハンダメッキしてから切断する。

カッターの刃とハンダの使用量が格段に増えるがエレメントの実効長が安定したものになる。

内部絶縁体を出した状態できっちり接合すると外力が加わった時にエレメントが変形する。
それから、内部絶縁体の突出量の加工が余程正確に出来てないと、エレメント同士の間隔が不安定になる。
そこで、編組を切る際に内部絶縁体も一緒に切って突出をなくす。
エレメントの接合

エレメント同士の接合は短絡に注意すること。間隔はきちんと統一すること。(1〜2mmの範囲で適当な値を選択)狭すぎると動作が安定しなくなる。
エレメントの接合その2

ハンダは電気抵抗が大きいので、編組と芯線を密着させてハンダ付けすること。芯線と編組が離れたままの状態でハンダを充填すると電力のロスになる。
編組が広がるのを防止する

(1)エレメントを製作する際に被覆を外すと、どちらか一方の編組が広がってしまう。おそらくケーブル製造時から残留していた応力が開放される為だろう。
この状態で、エレメントを正確に裁断するのは骨が折れる。エレメント同士を接合する際にも、隙間が出来易い。
そこで、被覆を完全に外す前にハンダメッキする。
(2)カッターで切れ目を入れたら、被覆をスライドさせて、脱落寸前で止める。
(3)この状態でハンダメッキ処理後、暫く放置する。
(4)冷えたら被覆を外す。熱いままで被覆を外すと溶けた樹脂が編組に残るので、面倒である。
被覆が脱落してしまったら


ホルマル線を巻きつけてハンダを流す。ホルマル線の絶縁はハンダで溶けにくいから作業が容易である。

ホルマル線や、適当な線材がなかったら、
脱落した被覆の一部を立て割りにして元に戻す。テープで固定したら最初からやり直す。
アンテナの調整について
組上げたままで、期待通りの性能が出せれば問題ないのだが、(例え期待通りだったとしても)更に性能を向上させたいのが人情というものだ。
■調整[1]
電界強度を計測しながら、トップエレメントの長さを調整する。
この作業は微妙だ。0.1mm程度でも感度が大きく変化する。ヤスリで小刻みに調整すると良い。短くし過ぎた場合は、接合部のハンダを溶かしてトップエレメントの実効長を延長する。または、新たに長めのエレメントに交換する。その後、調整を繰り返す。
■調整[2]
同様に電界強度を見ながら、アンテナ全体にポリエチレン等のシートを巻きつける。巻きつけるシートの量により、同調周波数が変動する。誘電体を巻きつけることにより、アンテナ全体の速度係数を変化させるのだ。
(但し、これは波長短縮方向のみに対応した調整なので、同調周波数を上げることしか出来ない)
■調整[3]
アンテナの根元にコンデンサを挿入する。(巧く説明出来ない) orz
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