田中 滋晃氏(大阪ホームレス就業支援センター運営協議会事務局長)
寒空のなか1月30日、大阪では靫(うつぼ)と大阪城の2つの公園でホームレスのテントが行政代執行の名のもと市職員・警備員・警察官ら1千名以上を動員して強制撤去された。1月27日には大阪地裁が、ホームレスが公園内のテント所在地に住民登録できるかどうかをめぐる訴訟で、登録を認める判決を言い渡したばかり。行政と司法の温度差もさることながら、バラ博覧会を口実の強硬策に、野宿労働者やホームレス自立支援関係者からは怒りや行政の冷たい施策に抗議、失望の声が聞こえる。
「ホームレス自立支援法」が成立したのは2002年。大阪は全国で2万5千人を超えると言われる野宿労働者が一番多い街。5年の時限立法として成立したこの就労支援策と仕事紹介は今、どのような現状にあるのか。野宿生活者は、就労、住居、食事、健康、ケアなど多岐に及びますが、就労支援に視点をあてて取り上げます。
大阪ホームレス就業支援センター運営協議会は、国(厚生労働省)の事業委託のもと大阪府、大阪市、(財)西成労働福祉センター、(社福)自彊館、(社福)みおつくし福祉会、(社福)みなと寮に連合大阪の7団体構成で05年度4月に発足した。事務局長の田中氏は、連合大阪が運動団体、研究者、行政とのネットワークを結び、支援法成立の運動等に取組んできた経過を中心に、あわせて現状の報告をしていただきます。
「支援法」以後の就労機会提供事業の輪番就労、臨時緊急夜間避難所、他方で独力で続けられる炊き出しなどの取り組みで職・寝場所・食がさまざまな運動団体が担って続けられているが、長年、日雇い手帳と共に支給された「もち代、そうめん代」も打ち切られ、緊急雇用政策の時限性や変化激しい施策の中でさまざまな不協和音も聞こえるのも事実だ。この困難な社会問題を共に共有したく大阪から来ていただくことになった。
2月の研究会実施要領は、下記のとおりですので、お誘い合わせの上、ご参加ください。
出席希望の方は、資料作成の都合上、以下にFAXまたはE-mail でご連絡ください。
《事務局連絡先》
・連合総合生活開発研究所 TEL03−5210−0851 FAX 5210−0852 E-mail Mgh03042@nifty.com
・ 市民セクター政策機構 TEL03−3325−7861 FAX3325−7955 E-mail BYR17071@nifty
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