手術について(2)

 

手術を受けるということは、担当の医師が細心の注意を払っていても、いくらかの危険性はあります。

ここでは、私が主治医と話していた時に、説明されたリスクについて、書いてみたいと思います。


麻酔によるショック
前にも書いたように、麻酔は点眼麻酔ですので、全身麻酔に比べて安全性は、かなり高いものになっています。

でも、キシロカインなどの麻酔が、体質的に合わない患者さんの場合は、ごくまれに、ショックを起こすこともあるようです。

当然,手術前の検査で、何種類かの麻酔のチェックをしますから、ほとんど心配することはないと思います。



駆逐性出血:くちくせい しゅっけつ
これは手術の時、急に眼圧が下がることで、脈絡膜という網膜の表面にある膜から出血してしまうものです。

このような状態になるのは、大抵、最初にメスを入れてすぐのことのようですが、この場合は、手術を中断して、後日、再手術となります。

以前は、この出血で、失明してしまうことも、たまには、あったようですが、現在の手術法では、メスを入れる部分も小さく、こうしたことになる確率は、かなり低いものになっています。



後嚢破損:こうのう はそん
これは、水晶体を保護し支えていた、内側の膜が破れてしまう状態です。

かなり白内障が進行していたり、なんらかの事情で、この膜がもろくなっていると、起こることがあります。

大きく破れてしまった場合には、眼内レンズを挿入しても、それを支えることができないので、一旦、手術を中止して、代用にコンタクトレンズや、メガネを使うことになります。

ただ、残った膜で眼内レンズを固定したり、経過を見て再手術をして、眼内レンズを縫い付けるという方法で、固定することもできるようです。

 

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