新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、年が明けて初めての委員会が1月13日(金)13:30〜開催されました。
案件は、土地開発公社が長期間所有する土地2カ所を町に買い上げてもらう件。診療所廃止に
伴う条例改正。(仮称)音更町自治基本条例について。音更町生涯学習中期計画策定について。
補助金等適正化に関した点検評価結果について。などでありました。
まず、土地開発公社の件ですが、十勝川温泉と開進地区で長期間保有する、いわゆる”塩付け”
の土地が公社の会計基準の改正に伴い保有することが出来なくなったので、町に買い戻ししたい
との内容でした。
塩付け土地というのは、一般的に言って利活用の目処が立たない「不良債権」です。町と公社は、
組織名は違えども、どちらも責任者は音更町長。出資金の関係でも公社に出資し、繰り出し金を
拠出している状況から言って「不離一体」です。
公社は助かるけど、今度は町が困るといった図式…。公社で利活用の目処が立たない土地が、
町に移って、即座に好転するはずもなく、頭の痛い問題です。高度成長期やバブル期ならばとも
かく、しかも冷え込んだ管内の景気を考えると、その処分を考えて、ため息が出てしまいます。
何故そういった土地を公社が購入する羽目になったのか…、一方は町内経済に与える悪影響を
考えてのことですが、一方の経緯については私にもよくわからない…。先行投資を目論んだのか、
近隣企業に期待する旨があったのか??
いずれにしても、こうした隠れ負債(資産だと大きな顔をしているが、利活用の見通しがないものは
違うよね)を明らかにして、対処しようとする姿勢は評価致しました。
が、土地の処分だけを考えて、マスタープランにもないのに突如として”へんてこりんな公営住宅”
を造ったり、道の駅駐車場…なんかでお茶を濁さないようにしなければなりません。
僕は、観光に寄与する施設(建物のことではありません)。民間企業への払い下げ。
これしかないと身勝手に申し上げておきましょう。
次は、自治基本条例について審議会の様子が報告されました。マチの憲法という性質を持った条
例を制定して、町も長も職員も議会も町民も、それぞれ役割を明記して責任と義務を持ちましょう!
というのが趣旨なのかな〜?(かなり乱暴なまとめですが)
私は、条例制定にかなり批判的です。
というのは、何ら具体的に生産的結果を生む気がしないからです。決まり事なんかをあれこれ作り
自縄自縛な世の中よりも自由闊達に判断、活動できるフレキシビリティな世の中を志向したい。
もちろん、とんでもない輩が公序良俗を犯す行為は厳しく罰するべきで、規制そのものを全面的に
否定はしないんだけど、あたかも”条例マニア”のように町民生活をこねくり回す必然性は全くもっ
て無いと思っています。
最近、売れている本でも書かれているようですが、日本人社会が営々と築きあげてきた「品格」や
「哲学」や「柄」をもってすれば、こんな薄っぺらい決まり事なんかいらないんじゃないでしょうか。
おかしな奴や仕組みや制度が出てきたら、「良識という安全装置」が働くものと思います。
世のためにならない議員や首長は、選挙という安全装置でスポイルすれば良いんだし、おかしな企
業が出てきたら消費者が買い続けることはしないし、むろん町民の役に立たない馬鹿役人なんか
がいたと、し・た・ら、分限処分の対象です。でも町民を誰がどう裁くのだろう?
(法律や条例というのは、権力を有する側への牽制なのに市井の側を縛ってどうするの??)
話は少し横道に逸れるかも知れないけど、これに関連した風潮で、協働のマチ作りなんて事を流行
病(はやりやまい)のように口にする人が最近出てきているけど、為政者の側が税金と公っていう概
念を判っていないというか、その責任から腰が引けているだけにしか聞こえないんですよ。
時代にそぐわない制度や、一部の者しか享受出来ないことに税金を投ずる行為はすべきでないが、
どうみても自助ではどうしようもない圧倒的弱者を助けないでいたり、はたまた将来に享受する投資
にひよったりして、一種の逃げに利用しているかのように疑ってしまう。
地域のことを地域で行う行為は、町民側が自ら、無駄に税金を収奪されないという考えからなら素敵
なんだけど、こうした条例で唱ったり、為政者の側から要求するべきものでは無いと思う。
公がすべきものは、税金で賄うべき。(逆に言えば税金で行えるものは公に限る)という「品格・哲学・
柄」をもった”あるべき原点”に帰るだけで良いんじゃないのかな〜。
(まあ、そう言った事を教育し、されてこなかった現代日本人には困難なのかも知れませんが)
為政者が「税金で行えるもの以外の機嫌取りサービスは徹底的に排除して、本来の公の姿にします」
「それらの仕事を全うします」って、宣言すれば良いだけじゃない?
どうも、そうした発言や行動に腰が引け、批判を直接浴びないよう、いわばオートマテックに町民を押
さえつける印籠を作って、すがるって言うのは気にくわないんです。
(レフトオーバーの某新聞に非協力的議員とカウントされるね。あはは)
次に音更町生涯学習中期計画に関してですが、北海道から各自治体に計画を策定せよとの”お達し”
があったそうです。それを受けての整備だとの事でした。
封建社会、特権階級に良いように牛耳られていた明治〜戦後まもなくなら兎も角も、町民個々の生き
甲斐や学習活動に関して、いつまでも手取り足取り、尻拭きまで行う必要はないのではないでしょうか。
公がすべき事は、きっかけであったり、応援であったり、個々で整備する事は効率的でない「限定的
な場」の提供に留めたら良いんじゃないでしょうか?という趣旨の発言をいたしました。
いつまでもドップリ関与していては、税金は幾らあっても足りません。しかもそのために”お役人”は、
増えこそすれ、減ることなど有りません。当然、彼等の給与等は税金で負担しなくてはなりません。
その原資は、皆さんが増税を認めるのか、借金という子孫へのつけ回しで賄うのかなのです。
趣味も生き甲斐も学習種目も43,000人いれば、43,000通り以上。すべてに応えることは到底、
不可能ですし、「公」が個人の資産(自己資質も立派な個人資産だと思う)形成に関与するのは、理屈
に合わないと、私は判断します。
教育委員会からの答弁では、一定の理解をしつつも横の連絡などのために町民組織の構築も検討
するなんて言っていましたが、これとて新たな権益を生むだけで、全く無意味。
へんてこりんな、協議会や財団なんかがニョキノキと顔を出す姿を想像して身震いしちゃいます。
この手の行政展開は、シビルミニマム!
限定された場の提供に留め、それぞれの才覚と意欲で、自由に活動を行ってもらえれば十分。
とはいえ、担当者が一生懸命に策定したんですから、敬意を払います。中期計画はそれはそれと
して、もう所期の目的は果たしたんだから若干の時間をかけて根本的な考えを転換してみませんか?
最後に補助金適正化に関した点検評価結果報告ですが、第1ロケットを噴射する段階だと理解して
評価致しました。個々の案件では、斬り込みが甘いと思われる点が多数有るのですが、まあこれも
ロケットが発射されなきゃ元も子もないので、今は見逃しておこうかと思っています。
(詳細については、後日、町からHP等で公表されると思いますので、今はUPしないでおきます)
ただ、見直しや廃止を唱っている補助金を向こう3年間で対応すると書かれていたところに妙に引っ
かかったので意見を申し上げました。
人間は弱い。ましてや役場職員なんて結構圧力に弱いもの…。不適切な圧力に負けないためにも
3年をもって…などと悠長な事を言っていないで、鉄は熱いうちに打った方が良い!ってね。
自分自身の経験から、間際になるまで勉強しないで遊び回り、あげくにヤッツケ状態のまま試験に
臨み、惨憺たる結果しか得られなかったという姿を危惧しちゃう。
「自動的に3年で廃止、見直しだから協議もゆっくりで良いや」なんて、対応ではひっくり返されるぜ!
既得権益を打破するんだから並大抵のことではないけど、財政健全化計画を絵に描いた餅にしない
ためにも3年以内を目指すなら概ね2年で完遂しないとね。
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