今回の定例会のメインイベンターは、総務文教常任委員会の委員長さんであったでしょう。
先日行われた総務文教常任委員会所管調査で、旧下音更小学校跡地と残存校舎の取り扱い
について議論がなされましたが、その際に、健全財政に寄与するために遊休地は売却すべし、
という意見が大勢を占めていたのですが、この定例会に「地域住民のノスタルジックを大切に
して、旧下音更小学校跡地を売却せずにこれまでの経緯をふまえて、公共ゾーンとして整備
せよ」という趣旨の陳情書が、定例会の日程に会わせて、議員を勇退した元議長さん発案分と、
周辺町内会長ら複数の住民からの発案分の2本が、出て参りました。
そうしたら…。
住民の声は大切にしなくてはなりません。よっぽどのことがない限り、陳情などが出てくることは、
無いのだから、むげには出来ません。
しかし、住民の意見を百人百通り、100%聞いていては、お金は幾らあっても足りませんし、役
場職員も無尽蔵に必要です。第一、「政治」は必要有りません。
今回の陳情書提出により、一部議員が、ごく近い時間間隔で同一議題が議論されたのにかか
わらず、意見を翻すのには今更ながらに閉口しました。
田舎議員といえども政治家の端くれですから、自分が発する言葉と行動に先見と責任が問われ
ます。情勢の変化を想像しながら、決したことについては貫いて行かなくては”信”は得られない
と私は強く思う。
たとえ、それが自分を支持してくれたり、恩人であったり、自分の立場に不利益であったとしても。
この地は、過去に公共ゾーンとして「木野地区サブ体育館」の有力建設地とされたところです。
市街地開発審議会木野部会、議会社会体育施設調査特別委員会、議会拠点都市整備調査特別
委員会などで整理確認され、これまで何度も予算・決算委員会などでも議題に上がってきました。
私は、議員当選直後の審議会(15年ほど前)でも、体育館の必要性に疑問を投げかけてきました
し、この問題が議論されるたびに「建設の必要無し!」と訴えてまいりました。
今回の議論中でも、過去に立てた社会体育施設建設計画そのものを0ベースで議論し直す時期
ではないのか?って、町に提案しています。
私は当時から財政の危機を感じていて、住民サービスの向上と言うが、無くても困らない施設を
建設することで真に住民が望む要望(福祉や教育)に応えられないのでは、本末転倒であるから…
と抵抗し続けています。
温水プールを作る際に邪魔だからと言って、取り壊し、早急に移設改築すると嘘を言って未だに
作られない陸上競技場とは根本的に違う!
まがりなりにも体育館(サンドーム)は既にあるし、木野地区には学校施設などが相当数あって、
チョットした運動のためなら、夜間の学校開放などで体育施設を利用出来る環境にあります。
どうしても木野地域の住民が体育館をもう一つ造って欲しい!って言うのであれば、私は、帯広市
長さん・帯広市民が理解してくれるのが大前提だけど、帯広市大通り北1丁目に建設されている、
帯広市総合体育館改築の際に広域行政の一貫として・先駆けとして・お手本として、協同出資・建
設しても良いんじゃないかと、勝手に妄想しています。
(私の勝手なる考えです。改築計画も無いであろうなのに、市長さんスミマセン。)
しかし、財政環境を考えるとこれも”住民を騙す甘言”にしか過ぎないね。
(今回の議会で、これまで、地元・地域を顧みない馬鹿議員の暴論と、さんざんに異端扱いされ続け
てましたが、ここにきて数名から、”当然”の判断とされようとしているのは、なんだか複雑な気分。
【オイ!お前ら、今まで何を言ってきた?】ってね)
…とはいえ、反対していても議会として議決されてきましたから、私自身にも同じ責任と反省を持つ
必要がありますね。それに恨み節は格好悪いから止めておきますか…。
政治は”決断”です。
都合が良いように、嫌われないように、冷たいことを言わないようにして、”ぶれることは簡単”だけど、
それにより住民から信頼を得ることが2度と出来なくなる事のほうが、政治の自殺行為で、少なくとも
私は、そうなることが怖い。
辛いけれど、時には非情にならざれば、多くの利益を失うこととなりかねません。
私は、今回の決断に対する批判、非難を堂々と受けていこうと思います。
(まあ、ず〜っと同じ事を言ってきた、確信犯たる私を改めて批判する人はいないか〜)
その意味からも、陳情を不採択として報告した委員長さんには改めて敬意を表するところです。
相当に思い悩み、対応に苦慮されていましたから…。
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