巻12

白部

【白+丁】
1166
白 2
『新撰字鏡』に「万ゝ妹」とあり、『国字の字典』が「継妹(ままいも)。異母妹」の意の国字とする。『國字考』に「マヽイモト」とある。
【白+土】
1167
白 3
『名義抄(観智院本)』に「シラツチ」とある。白土の意の国字か。
【白+句】
1168
白 5
『漢字百科大事典』「歌舞伎外題」に「敵討[眺−兆+忍]雁[白+句](かたきうち ねらいのがんまと)享和元年初出」とある。
【百▽夜▽百】
1169
白 15
『歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典』に「けいせい[百▽夜▽百][衂−刃+章](けいせい ももよのちぶみ)寛延元年1月」とある。

皮部

【皮+千】
1170
皮 3
『名古屋市博物館本和名抄』に「クロクサ」とある。[皮+干]の異体字か。

皿部

【三*皿】
1171
皿 3
『名義抄(観智院本)』に「ホトリ アキラカ」とある。
【口*皿】
1172
皿 3
『篇目次第』に「ツトム 无」、『拾篇目集』に「ツトム」とある。
【盗−次+汐】
1173
皿 6
『歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典』に「夕涼[盗−次+汐]改長(ゆうすずみ とうかいのちょう)明和5年8月初演」とある。
【盗−次+(月+又)】
1174
皿 6
『歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典』に「[盗−次+(月+又)]話水滸伝(じだいせわ すいこでん)文化8年3月初演」とある。
【盗−次+(目+力)】
1175
皿 7
『名義抄(観智院本)』に「爪ヽム」、『篇目次第』・『拾篇目集』に「スヽム」とある。
【盗−次+(月+殳)】
1176
皿 8
『歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典』に「[盗−次+(月+殳)]話水滸伝(じだいせわ すいこでん)」は「[盗−次+(月+又)]世話水滸伝(じだいせわ すいこでん)文化8年3月初演」の別名とある。
【盗−次+非】
1177
皿 8
『国字の字典』が『貞門俳諧・誹諧独吟集』から「[盗−次+非](はい)望にしてくじらばや」と引き国字とする。
【盗−次+法】
1178
皿 8
『名義抄(観智院本)』に「ニハカニ タチマチ」とある。『拾篇目集』に「ハフ反 ニハカニ」と音注があるが『中華字海』などにない。
【盗−次+(来+刀)】
1179
皿 9
『篇目次第』に「オサム 无」とある。
【盗−次+(臣+水)】
1180
皿 11
『名義抄(観智院本)』に「タラヒ」とある。
【盗−次+飯】
1181
皿 12
『拾篇目集』に「モル」とある。『国字の字典』が『皇朝造字攷』を典拠に「盛る」意の国字とする。

目部

【叺−入+目】
1182
目 3
『名義抄』に「目(注文略)[叺−入+目]俗」とある。『中華字海』が『龍龕手鑑』を典拠に「音木。義未詳」とする。国字ではない。
【眺−兆+子】
1183
目 3
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』に「ミル」とある。
【眺−兆+平】
1184
目 5
『字鏡鈔』・『篇目次第』に「ミル」、『早大本節用集』に「オメオメ」とある。『国字の字典』は『黒本本節用集』・『饅頭屋本節用集』から「おめおめ」と引き国字とする。
【眺−兆+生】
1185
目 5
『音訓篇立』に「ニラム」とある。「睨む」意の国字か。
【眺−兆+出】
1186
目 5
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『音訓篇立』に「アキラカナリ」とある。『篇目次第』には「キチ反女渉反」とある。或いは佚存文字か。『国字の字典』が『新字源(旧版)』を典拠に「めでたい」意の国字とする。『名義抄(観智院本)』などの文字とは、同形別字か。
【眺−兆+令】
1187
目 5
『国字の字典』が『慶長十五年本倭玉篇』を引き「眦(まなじり)」の意の国字とする。『音訓篇立』に「ミル」、『米沢文庫本倭玉篇』に「カヘリミル」とある。これらとは同形別字の国字か。
【眺−兆+布】
1188
目 5
『字鏡鈔』に「子フル」とある。
【眺−兆+有】
1189
目 6
『名義抄(観智院本)』に「ヤスシ・マレ」、『音訓篇立』に「ヤスシ マユ マレ コユ」とある。『国字の字典』が『慶長十五年本倭玉篇』を引き「安(やす)い」意の国字とする。
【目*合】
1189a
目 6
『法華三大部難字記』に「メクソ」とある。[眺−兆+合]の字形で、『大漢和辭典』に「かすんだ目。目ばたきをする」などの意であり、『漢語大字典』も同様である。動用字に対する国訓といえるかもしれない。
【眺−兆+地】
1190
目 6
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『音訓篇立』に「ミル」とある。国字か。
【眺−兆+戒】
1191
目 7
『音訓篇立』に「ミル」とある。
【眺−兆+忍】
1192
目 7
『漢字百科大事典』「歌舞伎外題」に「敵討[眺−兆+忍]雁[白+句](かたきうちねらいのがんまと)享和元年初出」とある。
【眺−兆+形】
1193
目 7
『国字の字典』が西鶴の『男色大鑑』から「あゝ現(うつゝ)か[眺−兆+形](まぼろ)しか」と引き「幻(まぼろし)」の意の国字とする。
【妙*目】
1194
目 7
『名義抄』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』に「ハフク」とある。「省(はぶ)く」の異体字か。
【眺−兆+乱】
1195
目 7
『国字の字典』が『曾我物語』を引き「睨む」意の国字とする。[眺−兆+亂]参照。
【眺−兆+非】
1196
目 8
『字鏡鈔』に「ヨキメミル メクラス ヤム ミル」とある。
【眺−兆+府】
1197
目 8
『字鏡鈔』に「ナタクマシ」とある。
【眺−兆+柔】
1198
目 9
『名義抄(観智院本)』に「ミル」とある。
【眺−兆+音】
1199
目 9
『国字の字典』が『慶長十五年本倭玉篇』を引き「日の光のないのが暗。目に光の見えないのが[眺−兆+音]か。」とする。『名義抄(観智院本)』に「ムカフクラシ」、『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『拾篇目集』に「クラシ」、『音訓篇立』に「アム音 ソム音 クラシ マナシリ」とある。「明」も隷書体や楷書体で[眺−兆+月]の字形をとることは珍しくないことで、[眺−兆+音]は「暗」の異体字にすぎず、国字ではない。
【目▽足▽又】
1200
目 9
『慶長十五年本倭玉篇』に「ソウ ミル」とあり、『国字の字典』が「見る」意の国字とする。
【眺−兆+背】
1201
目 9
『国字の字典』が『曾我物語』から「密(ひそ)[眺−兆+背](めく)」と引く。
【眺−兆+風】
1202
目 9
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『音訓篇立』に「カハヘ」とある。「肌(カハヘ)」の意の国字か。
【眺−兆+(込−入+亦)】
1203
目 9
『国字の字典』が『歌舞伎評判記集成』を引き「跡目(あとめ)」の意の国字とする。『中華字海』などにないが、『字鏡鈔』に「式歩反」など反切が示されている。佚存文字か。
【眺−兆+素】
1204
目 10
『国字の字典』が『西鶴名残の友』から「目をむき出して[眺−兆+素](しか)りける」と引き「叱る」意の国字とする。
【(目+目)*{莽−(草−早)}】
1205
目 11
『日本人の作った漢字』が『新字源(旧版)』を典拠に「おづ」の読みで国字とする。『玉篇』に「居遇切恐也」とあり、『夢梅本倭玉篇』・『易林本小山板節用集』などにも「恐也」とある。中国のものと意味も同じで、国訓でもない。
【雀*目】
1206
目 11
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『音訓篇立』に「トリメ」とある。『国字の字典』は『慶長十五年本倭玉篇』を引き「鳥目(トリメ)。雀盲(じゃくもう)」の意の国字とする。
【眺−兆+普】
1207
目 12
『国字の字典』が『日本霊異記』を引き、「見る」意の国字とする。『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』に「ミル」、『音訓篇立』に「フ音 ミル」とある。『中華字海』などに見られず、音を日本人が付けたものとすれば国字か。
【瞿−隹+見】
1208
目 12
『名義抄(観智院本)』に「俗了字」とある。
【眺−兆+壹】
1209
目 12
『慶長十五年本倭玉篇』に「グ メシイタリ」とあり、『国字の字典』が「メシイ」と引き「盲(めしい)」の意の国字とする。『名義抄』に「音同(中略)メシヒタリ」とある。それぞれ音があるが、日本人がつけたものか、『中華字海』などに見られない。
【眺−兆+(門#弁)】
1210
目 13
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』に「トラフ」とある。
【眺−兆+感】
1211
目 13
『名義抄(観智院本)』に「アラメ」とある。海藻の荒布(アラメ)の意の国字か。
【眺−兆+亂】
1212
目 13
『日本人の作った漢字』が『新字源(旧版)』を典拠に「にらむ」の意の国字とする。[眺−兆+乱]参照。
【眺−兆+{(日+日)*古}】
1213
目 13
『音訓篇立』に「ナホル」とある。
【眺−兆+(文*鳥)】
1215
目 15
『名義抄(観智院本)』・『篇目次第』に「オトロク」、『字鏡鈔』に「ヲトロク」とある。驚く意の国字か。
【眺−兆+覺】
1216
目 20
『日本人の作った漢字』が『新字源(旧版)』を典拠に「まぼろし」の意の国字とする。
【囎−(口+貝)+(目+其)−曾+(曾−八+ソ)】
1216a
目 20
苗字に[囎−(口+貝)+(目+其)−曾+(曾−八+ソ)]唹(そお)がある。「唹」の[会−云]の中は、正確には二水である(『日本苗字大辞典』)。 

矢部

【短−豆+(刊−干)】
1217
矢 2
『世尊寺本字鏡』に「イハムヤ」とある。
【短−豆+寸】
1218
矢 3
「[寸+多][知*寸][知*久](スタチスチック)」もしくは「[寸+多][短−豆+寸][短−豆+久](同)」は、統計学のこと。[寸+多]を参照のこと。
【短−豆+久】
1219
矢 3
「[寸+多][知*寸][知*久](スタチスチック)」もしくは「[寸+多][短−豆+寸][短−豆+久](同)」は、統計学のこと。[寸+多]を参照のこと。
【短−豆+方】
1220
矢 4
『名義抄(観智院本)』に「イハンヤ」とある。
【短−豆+木】
1221
矢 4
『文教温故』に「明暦三年鈔本の刀劒鑑定の書に用いるところの造字 ヤキ」とあり、『国字の字典』が「焼(やき)」の意の国字とする。
【短−豆+主】
1222
矢 5
『世尊寺本字鏡』に「ツカハシラ」とある。
【短−豆+生】
1223
矢 5
『世尊寺本字鏡』に「ミシカシ ヒキ タチマチ」とある。
【知*寸】
1224
矢 8
「[寸+多][知*寸][知*久](スタチスチック)」もしくは「[寸+多][短−豆+寸][短−豆+久](同)」は、統計学のこと。[寸+多]を参照のこと。
【知*久】
1225
矢 8
「[寸+多][知*寸][知*久](スタチスチック)」もしくは「[寸+多][短−豆+寸][短−豆+久](同)」は、統計学のこと。[寸+多]を参照のこと。
【短−豆+為】
1226
矢 9
『世尊寺本字鏡』に「タシカ マサシ タリキ」とある。
【短−豆+(幅−巾)】
1227
矢 9
『名義抄(観智院本)』に「ツク」とある。『世尊寺本字鏡』にもやや崩れた字形で「ツク」とある。
【短−豆+息】
1228
矢 10
『名義抄(観智院本)』に「ハカル」とある。『世尊寺本字鏡』にもやや崩れた字形で「ハカル」とある。

石部

【砲−包+刀】
1229
石 2
『法華三大部難字記』に「アヲト トヲシ ヒサシ スル [砲−包+弖]同」とあり、『国字の字典』が「磨(す)る」意の国字とする。
【砲−包+弖】
1230
石 4
『篇目次第』に「シ反 アヲト 无」、『音訓篇立』に「シ音 ナヲシ スル マナフ マト ミカク ト也 ヒトシ」とある。
【砲−包+井】
1231
石 4
北海道で「ずり」と読み「鉱山から掘り出された土やくず石」をあらわす文字で、九州でいう「ぼた」のこと。笹原宏之著『国字と位相』が典拠とする『三省堂国語辞典(第3版)』の外に『三省堂国語辞典(第2版)』・『現代国語例解辞典』などにこの字がある。『広辞苑』・『講談社日本語大辞典』には「[砲−包+平]・[砲−包+并]」などの文字がある。[砲−包+平]を「ずり」と読むのは国訓であるが、『中華字海』に[砲−包+并]は「同[砲−包+平]」とあることから、漢字の用法の影響を受けて使用文字が広がったのであろう。[砲−包+井]は[砲−包+并]の和製異体字と考えられるが、『中華字海』に方言文字として「音胆。象声詞,石頭投進水里的声」とある。日中ともに方言文字としてできたものか。別系統とは考えられるが、『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』に「ナラフ」とある。
【井#石】
1232
石 4
『運歩色葉集』・『和字正俗通』に「ドンフリ」、『法華三大部難字記』に「ツフリ」とある。苗字に[井#石](どんぶり・とんふり等)がある。『国字の字典』は『新字源(旧版)』から「どんぶと」と引き、国字とする。『倭字小考』に「江談抄には、「[井#木][井#石]」という渤海国使二人の姓名の字を、「異国作字也」としている。延喜の時の紀家はこれを「木ノツフリ丸 石ノマフリ丸」と読んだのであるが、後世では「ザンブト(リ) ドンブト(リ)」(大塔物語・黒本本節用集)という擬音語に右の字を宛てている。」とある。朝鮮国字であろうか。ただ『江談抄』は、「杣」の山田福吉作字説など信を置きがたい記事もあり、国字でないとも言い難いところである。
【砲−包+尺】
1232a
石 4
2-82-29
『名義抄』に「石ノコヱ」とある。無生物に対して「コエ」とすることは、中国の字書からそのまま引用する辞書によくあることで、「音(オト)」と置き換えることができる。『名義抄』の解説からすると、[砲−包+尺]は佚存文字かもしれない。
【砲−包+(壬−士+止)】
1233
石 5
『篇目次第』に「キヌタ 无」とある。
【砲−包+瓦】
1234
石 5
【砲−包+巨】
1235
石 5
『字鏡鈔』に「[砲−包+渠] キョ [砲−包+巨]同 イシノタマ」とある。
【峠−山+石】
1236
石 5
『音訓篇立』に「スルス」とある。
【(燈−登+卜)*石】
1236a
石 6
『法華三大部難字記』に「ミカク」とある。
【砲−包+伯】
1236b
石 7
『法華三大部難字記』に「イカタ」とある。
【硲】
1237
石 7
40-03
m24243
『新刊節用集大全』に「ハザマ」、『和字正俗通』に「ハサマ」とある。『難訓辭典』に越後國三島郡硲田(はざまだ)村とある。(解説途中)
【硴】
1238
石 7
66-77
【砲−包+並】
1239
石 8
苗字に平[砲−包+並](ひらばえ)がある。『漢語大字典』にあるが、典拠は『阿Q正伝』・『紅楼夢』などで、国字か否か難しいところである。
【碗】
1240
石 8
47-50
m24306
【砲−包+妾】
1241
石 8
『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』に「クラカヘス」、『音訓篇立』に「クツカヘス」とある。
【砲−包+直】
1242
石 8
『歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典』に「矢矧長者金石[砲−包+直](やはぎのちょうじゃ こがねのいしずえ)享保14年11月初演」とある。[砲−包+眞]の異体字か。次項参照。
【碵】
1243
石 9
66-83
音義未詳とされることがあるが、『伊呂波字類抄(早川流石写)』に「ツミイシ 柱下石 イシスエ」、『篇目次第』に「柱下石 无」とあり、『龍龕手鑑』が[砲−包+眞]の字で「正音眞柱下石也」とする。この場合は[砲−包+眞]の異体字といえる。苗字に碵(せき)があり、名乗りに碵人(ひろと)がある。人名の例は「碩」の異体字と考えられる。前項参照。
【砲−包+(企−止+豆)】
1244
石 9
『名義抄』に「イハホ コツム マス アツム」、『字鏡鈔』・『字鏡集寛元本』に「アツム イハヲ マス」、『字鏡抄』に「アツム イハホ マス」、『篇目次第』に「イハヲ 无」とある。「巌」の意の国字か。
【砲−包+{区−メ+(日*女)}】
1245
石 10
苗字に[砲−包+{区−メ+(日*女)}](いせき)がある。
【浮*石】
1246
石 10
『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』に「カルイシ」、『篇目次第』に「カルイシ 二字也」とある。
【砲−包+華】
1247
石 10
『名義抄』に「トク」、『篇目次第』に「トク 无」とある。『名義抄』は、4画の草冠である。
【砲−包+貧】
1248
石 11
『名義抄(観智院本)』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』に「オツ」、『篇目次第』に「ヲソ 无」とある。『篇目次第』には虫損があり、「ヲツ 无」の可能性もある。
【細*石】
1249
石 11
『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』に「サヽレイシ」、『音訓篇立』に「サレイシ」、『篇目次第』に「サヽレイシ 二字也」とある。『名古屋市博物館本和名抄』・『色葉字類抄(永禄八年写二巻本)』に「細石 サヽレイシ」とある。『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』は、「サシイシ」とも読めるが、字形から「サヽレイシ」と読んだ。
【砲−包+壹】
1250
石 12
『音訓篇立』に「ミカク」とある。
【砲−包+聚】
1251
石 14
【砲−包+霜】
1252
石 17
H48-42
m24602
『線音雙引漢和大辭典』に「アルセニツク 砒石のこと又一つに砒霜石とも云ふ。」とある。『国字の字典』は『大字典』を典拠に国字とする。『線音雙引漢和大辭典』の解説は、『漢語大字典』が引く『玉篇』・『本草綱目』などの解説にほとんど同じである。中国の地名にも使われる。国字ではない。(解説はまだ途中です。)
【砲−包+麗】
1253
石 19
『字鏡抄』に「タマニヽタルイシ」、『字鏡鈔』に「タニヽニタルイシ」、『字鏡集寛元本』に「タコニヽタルイシ」とある。『字鏡鈔』・『字鏡集寛元本』は「タマニヽタルイシ」の誤りであろう。次項参照。
【磊*(砲−包+可)】
1254
石 20
『字鏡鈔』・『字鏡抄』・『字鏡集寛元本』に「シホメク」、『篇目次第』に「シホメク 无」、『音訓篇立』に「シロメク」とある。『音訓篇立』は書写時に誤ったものであろうか。『名義抄(観智院本)』に「[{石*(石+石)}+(石+河)] ライラ トサカナリ」とある。この二字が合字して意味も変化したものか。
【砲−包+{(丙+丙)*鹿}】
1255
石 21
『篇目次第』に「タマニヽタルイシ 无」とある。[砲−包+麗]が崩れてできた字形と考えられるが、これも『中華字海』などにない。[砲−包+麗]参照。

示/ネ部

【神−申+(氏−一)】
1256
示 3
宗教団体に「大山[神−申+(氏−一)]命神示教会(おおやまねずのみことしんじきょうかい)」がある。「大山祇神社」とは関係ないとの回答を同教会から得た。
【神−申+(靹−革)】
1257
示 4
苗字に[神−申+(靹−革)](のと)がある。
【祠−司+内】
1258
示 4
苗字に[祠−司+内](のと)がある。
【神−申+(一*巾)】
1259
示 4
『国字の字典』が『皇朝造字攷』を典拠に「禅師(ぜんじ)」の意の国字とする。
【神−申+牙】
1260
示 4
『世尊寺本字鏡』に「ナヽメナリ」、『字鏡抄』に「ミチ ナヽメナリ アシ ヨコタハル」とある。
【神−申+平】
1261
示 5
『世尊寺本字鏡』に「ソウ音 セウ音 ハカリ カナフ ナツク」とある。『日本人の作った漢字』が『皇朝造字攷』を典拠に国字とするが、読みはない。『中華字海』が『龍龕手鑑(朝鮮本)』を典拠に「音仍」とする。国字ではない。
【神−申+史】
1262
示 5
『世尊寺本字鏡』に「ソテ」とある。
【神−申+生】
1263
示 5
『世尊寺本字鏡』に「サイワイ トミ」とある。[稼−家+生]参照。
【神−申+白】
1264
示 5
『名義抄(観智院本)』に「カシハ 柏字歟」、『世尊寺本字鏡』に「カシハ」とある。とある。『漢語大字典』・『中華字海』が馬王堆漢墓帛書『老子乙本・道經』を典拠に「同魄」とする。国字ではなく、国訓か。
【神−申+色】
1265
示 6
『世尊寺本字鏡』に「ソテ」とある。
【神−申+(条−木+巾)】
1266
示 6
『世尊寺本字鏡』に「ホソク ヒソカニ」とある。[稼−家+(条−木+巾)]参照。
【神−申+而】
1267
示 6
『世尊寺本字鏡』・『法華三大部難字記』に「タヽリ」とあり、『国字の字典』が「祟(たた)り」の意の国字とする。『中華字海』が『集韻』を典拠に「[袖−由+而]的訛字」とする。国字ではない。
【神−申+君】
1268
示 7
『名義抄(観智院本)』・『字鏡抄』に「サイハヒ」とある。
【神−申+宜】
1269
示 8
苗字に[神−申+宜]見(よしみ)がある。
【神−申+居】
1270
示 8
『世尊寺本字鏡』に「ユタカニ」とある。
【神−申+非】
1271
示 8
『名義抄』に「ヒチメク コホメク」、『色葉字類抄(永禄八年写二巻本)』に「ヒロメク」、『字鏡鈔』・『字鏡抄』に「ヒチメク アホメク」とある。「アホメク」は「コホメク」の誤りか。「軌−九+言」を参照。
【神−申+(屋−至+言)】
1272
示 10
『名義抄』・『字鏡鈔』・『字鏡抄』に「ウコカス」とある。
【神−申+親】
1274
示 16
『名義抄(観智院本)』に「チカシ マツフ」とある。

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