福井県のすがたをレポートにまとめる
4年社会「県のすがた」福井県の様子を副読本やインターネットで調べてレポートにまとめる。原実践吉田高志。(C)TOSS福井
13時間
1時間目
◇福井県地図の裏に福井県の産業という絵地図がある。カニ、めがね、里芋など福井県で生産される特産物が絵で描かれているものである。この地図を印刷しておいた。
指示 福井県の海でとれる海産物に色を塗りなさい。
説明 これらの産物をとることを漁業といいます。
◇同じように、田や畑でとれるものに色を塗らせ、それらの産物を生産することを農業ということ、工場で生産されるものに色を塗らせ、それらを生産することを工業ということを説明した。
発問 福井県の水産物の中で最も有名なもの、農産物の中で最も有名なもの、工業製品の中で最も有名なものをノートに書きなさい。
◇代表として選ばれたのは以下の通りである。越前ガニ以外は、ほとんど知らなかった。
・水産物 越前ガニ
・農産物 越前水仙 米
・工業製品 めがね枠 織物
2,3時間目 山に囲まれた町池田町
指示 福井県地図から池田町を見つけさせ赤で囲みなさい。
発問 池田町の回りに何が見えますか。
・道路
・峠
・山
発問 地図から見て池田町はどのような町ですか。
・山が多い町
◇教科書にある「山の上から見た池田町」の写真を提示した。
指示 この写真を見て分かったこと、気づいたこと、思ったことをノートに書きなさい。
・山が多い
・木が多い
・家が固まっているところが多い
・人口が少ないと思う
・ショッピングセンターはないと思う
発問 池田町にショッピングセンターはないと思うという意見が出ました。この意見に賛成ですか、反対ですか。
指示 山が多いというのは本当ですか。副読本の資料で確かめなさい。
発問 池田町の写真を見て、そこで生産されているものを予想しなさい。
・米
・そば
・杉
・野菜
・山菜
・きのこ
指示 副読本を読んで池田町の特産物を調べなさい。
・池田杉
・米
・ミディトマト
・そば
・しいたけ
・牛
指示 どこで生産しているかを確かめなさい。
・池田杉→山
・トマト、そば→畑
・牛→なだらかな斜面
発問 一番の特産物は何ですか。
・池田杉
◇池田町の木材生産量のグラフを提示
発問 木材生産量はどのように変化していますか
・減っている
発問 池田杉の生産量を増やすために町としてどのような取り組みをしていますか。
発問 池田町はどんな町ですか。ノートに簡単にまとめなさい。
子どもたちのまとめ
池田町は、しつのよい杉の産地として知られています。平らな土地で、米づくりや、トマトづくりをしています。そばや、しいたけなどを全国に売り出しています。かんむり山や、りゅうそうが滝や、スキー場、しづはらキャンプ場などの自然がいっぱいの町です。
池田町は、山地にあり池田杉などがとても有名で自然がいっぱいあるところです。観光客の人たちは、池田の自然を求めて来ている人がほとんどです。
池田町は山地で、とても静かな町で、特産物はミディトマト、しいたけ、牛、そば、米などです。池田町はとってもきれいな自然にかこまれた町です。
4,5時間 海辺のくらし小浜市
指示 福井県地図から小浜市を見つけて赤鉛筆で丸で囲みなさい。
発問 小浜市のまわりには何が見えますか。
◇副読本に掲載されている空から見た小浜市の写真を提示
指示 空から見た小浜市の写真を見て分かったこと、気づいたこと、思ったことをノートに書きなさい。
・海が近い
・港がある
・防波堤がある
発問 どのような産物が生産されていると思いますか。
・魚
・米
指示 副読本で調べなさい。
◇副読本の若狭トラフグ王国を読む
発問 小浜市がトラフグのPRに力を入れているのはなぜですか。
指示 小浜市は、どんな市ですか。簡単にまとめなさい。
6、7、8、9時間
同じようにして坂井郡、武生市、福井市について学習を進めた。
10、11、12、13時間目 福井県は、どんな県かという調べ学習を行う
ステップ1 福井県について持っている情報を再構成させる
◇付箋紙を準備
指示 福井県について知っていることカードに書きなさい。
指示 よく似たカードを集めなさい。
指示 集めたカードをさらにあつめて4つぐらいのまとまりにしなさい。
指示 まとまりに題名をつけなさい。
ステップ2 仮説を立てる
指示 福井県は、どんな県ですか。福井県のいいところを伝えるように短い文で書きます。
3つ書きなさい。1つ書けたら見せにきなさい。
・福井県は自然が豊かな県だ。
・福井県はめがねなどの産業がある県だ。
ステップ2 調べ方を確認する。
指示 自分の立てた仮説が正しいかどうかを調べます。何を使って調べますか。
・副読本
・図書室の本
・インターネット
ステップ4 調べる
◇図書室で調べさせる
◇インターネットを使って調べさせる。
*回線が遅くインターネットで検索をかけると非常に時間がかかる。そこで、福井県に関するホームページをあらかじめダウンロードしておいて、そこへアクセスさせて調べさせた。
指示 自分の仮説が正しいかどうかを証明する資料を見つけます。印刷していいのは3ページだけです。
ステップ4 レポートにまとめる
以下のフォーマットにしたがってまとめさせた。
@福井県とはどんな県か。私は「 」と「 」と考えました。
Aこの考えがあっているかどうか、社会科の副読本で調べました。
副読本には とありました。
B次にインターネットで調べました。
インターネットで調べると「 」と分かりました。
C 教室に返って他の人の考えを聞きました。
これらのことから私の考えは2つともあっていると思いました。
子どもの作文
福井県とはどんな県か。
私は「自然が多い県」と「伝統が多い県」と考えました。理由は伝統は田楽能舞や打刃物、そばに和紙、めのう、はり絵などがあるからです。
この間インターネットを使って自然をさがしていたら、たくさんの自然の写真を見つけました。でも、これというものが見つからなくて、そのとき「池田の四季」というのを見つけてこの写真はぴったりだなあとやっと見つけられました。夏はとっても明るくみどりがたくさんということが分かり、秋はいろいろなものがしゅうかくできたり、いろいろなものが実ります。
だから自然が多いと分かりました。冬はどこにのっているのかなあと思って見てみたら白い桜がさいているようでした。また、調べてみたいです。
教室で他の友達の意見を聞いて私は「農産物が多い県です」とだれかが言ったのを聞きました。それで、そういわれればそうだなあ。他の人とちがうことを言えてすごいなあと感心しました。そして、一番多かったのは「伝統の多い県」でした。結果、私の立てた福井県はどんな県かは見事ぴったりあって、うれしかったです。
福井県はどんな県か。
私は伝とうがたくさんある県だと考えた。
「きょう土の生活」で調べると、田楽のうまいは700年も前から大切に守り伝えられています。毎年うかん神社の神事として行われていることがわかった。
昭和51年には、国の無形文化ざいに指定されたことが分かった。
お水送りは毎年3月に行われていることが分かった。武生市のむらさきしきぶは昔、武生に住んでいたということが分かった。
インターねっで調べると、池田町のホームページには昔から伝えられている田楽のうまいがくわしくのっています。今から700年前から伝わっています。これは田楽のうまいをしている写真です。
田楽のうまいはたいこなどに合わせておどります。伝とうを大切にしてることが上の写真で分かります。この写真は田楽のうまいの時のおめんです。おどりをおどるときにつける面です。
Aさんは、自然がたくさんあると書いてありました。私はAさんが調べたのを見て本当に自然がたくさんあるということが分かりました。
Bさんは、えち前打ち刃物について調べてありました。文や写真を見たら本当にえち前打ち刃物は700年の伝統を守っていることが分かってよかったです。Bさんはえち前ガニについて調べてありました。えち前ガニはとてもおいしくてこうきゅうでたくさんとれるということが分かってよかったです。
私は福井県は本当に伝統がたくさんある県はあっていました。インターネットで調べるとたくさんの伝統があると分かったからです。やっぱり福井県というのは昔から伝統を守り伝えているんだなあと思いました。