ツーリングレポート

田井の浜から南阿波サンライン

1996年7月23日(火)晴れのち曇り

今日は、先日の日曜出勤の代休です。
近々四国入りするFCYCLOカモシカの天国屋うらんさんが
「南阿波サンラインを行く!」とのことで、
私もフラッと(でもないか)行ってまいりました。


今日も暑そうな夏空。
自転車を車に載せ国道55号を南へ、目指すは「田井の浜海水浴場」

阿南市から日和佐町に向かう山間部に差し掛かると、この辺り、
通り雨があったらしく路面が濡れている。
「おっ?」先週来た福井ダムにサイクリストが一人。

国道を離れ左へ、小さい峠を越えると由岐町に出る。
海方向は真っ白、山にガスが立ちこめている。
由岐は昔、多くの海女さんがいた漁業で栄えた町。
今はひっそりとしているが、きっと活気に満ちていたに違いない。
JR由岐駅がきれいな駅舎に建て変わっているのに驚いた。

さて、町の中心からひとつ「鼻」を越えたところに、
毎年県下のトップを切って海開きする「田井の浜海水浴場」がある。
シーズン中はJR牟岐線が臨時駅を設け、県内外の海水浴客を集める。
プラットホームを降りると砂浜だ。

今日は平日のためか、色とりどりの「のぼり」が林立する浜には人影はまばら。
夏休みを迎えた学生の集団が目立つ程度。
12時15分、出発。
「ありゃー」サイクルメーターが電池切れ、「ま、いいか」

浜を左に見ながら前方のトンネルを抜けるとすぐ、木岐の集落に入る。
いかにもそれらしい「漁村」を過ぎて山座峠への山道に入って行く。
峠の標高は100mちょっと、勾配もそこそこ。
林の中、濡れた路面から立ち上がる白い湯気が幻想的である。

恵比須浜、大浜海岸を経て12時50分、日和佐。
国道に出ると「おっ!」前方に先ほどのサイクリストを発見、距離をおいてついて行く。
案の定、同業者は南阿波サンラインに入っていったが、私はそのまま国道を行く。
日和佐トンネルを上ればほぼフラット、牟岐町境からはずっと下りで楽なのだ。
サンラインも南から走ればフォローの風で楽に違いない。

14時00分、牟岐の港でパンをかじった後、いよいよサンラインに入って行く。
「同業者に会えるかな?」
ひたひたとペダルを回し、海が見える最初のカーブで「おおー!」
早くも同業者が・・・、写真撮っている。
「強い・・・」心の中でつぶやきつつ「こんちわー」と挨拶。
妙な敗北感に浸りながら、トボトボと遠く海が霞むサンラインを行く。

先日応援に行った、センチュリーランに刺激されここまで来たが、既に3時間が経過している。
「所詮私はポタリンガーなのだ。」
さらにトボトボと・・・、15時30分、
日和佐に戻る。

ある計画のため、JR日和佐駅で列車の時刻を確認。
少し時間があるので大浜海岸で休憩する。
自販機で当たり!が出て、すっかり気を良くし(ここらが単純)
ペダルくるくる恵比須洞、恵比須キャンプ場を見てまわり、山座峠の道を帰る。

さて、この道がJRと交わる箇所が2カ所ある。
一方はトンネルを出たすぐ上を橋でまたいでいる。
「橋の上の自転車とトンネルから現れる列車・・・」
きっと絵になるに違いない。
これが本日のお題である。
カメラを構えて待つこと15分、ゴトンゴトン「おー来た来た!」

かくして16時55分、田井の浜帰着。もう泳いでいる人はいない。
せっかくの海パンは無駄に終わる。

■本日のデータ 計測できず

※南阿波サンライン
日和佐側からは一旦ぐぐっと上ります。最高所は約150m。
自販機等はありませんので水分補給は事前に。


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