ツーリングレポート
秋の塩塚高原
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1996年9月28日(土)曇り 10:20−16:15
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塩塚峰(標高1043m)を頂きとし、徳島と愛媛の県境にまたがる塩塚高原は、
手軽なハイキングコースとして人気が高く、とりわけ毎年4月に行われる山焼きは見もので、
隣県各地のアマチュアカメラマンの絶好の被写体になっている。
今日はその塩塚高原をJR阿波川口駅を起点に白川谷川を上り、
黒川谷川を下るという、白黒はっきりした周回コースをたどった。
「いやあ、どもども」
JR阿波川口駅前に到着したのは、集合時間を大幅に過ぎた9時45分。
今日はFCYCLO海援隊のミニオフ。
同伴者のすずさん、出田親分、オデムさん、TAKAさん、きんちゃんはすでにお待ちかねだ。
駐車場は国道の下をくぐり、吉野川に下りた所にあるが降り口が分かりづらい。
駅前から南へ200m程、左側に薬局がある。その角の狭い道が降り口だ。
意外と広い駐車場に驚く。
10時20分、車をデポし食料を買い込んでいざ出発。
ひとまず国道32号を南に向かう。
みんな速い!
遅刻者の私が文句は言えないが、「何でそんなに飛ばすんよー」
5Km程走ると、右側に白川谷川の谷が口を開けているので入って行く。
道は1.5車線、にわかに勾配もきつくなる。
この地特有の結晶片岩の縞模様が美しい渓流に沿って、
集落ごとに序々に高度を増しながら上って行く。
この辺の集落はどこも、山腹の緩斜面にある。
地形図を見るとどうやら地すべり地形のようだ。
道端に立てられた「ここは地すべり危険地区」の看板に怖いものを感じる。
途中から道は2車線になり、やがて仏子の分岐に着く。
バス停にベンチ、トイレ、近くに店もあり、しばらくここで休憩する。
11時20分、さて塩塚高原を目指し、
仏子川谷に沿ってひとつふたつと折り返す坂道を上る。
「ずいぶん登ったなあ」
この先の難関、尾又のつづら折りを前に小休止。
地形図を見るとまだ標高は500mそこそこ、
「え?そんなはずは・・・」
手元の高度計は600m近くを示している。
よく見ると地形図の等高線の表記が間違っているではないか。
尾又の集落内で標高は一気に100m上がる。
まず抜き出たのは、怪しいミニベロを駆るすずさんとMTBきんちゃん。
TAKAさんオデムさんがそれを追う。
続く親分はもう麦酒のことしか頭にないようだ。
私も腹が減って敢えなくダウン、
のんびり遠くの山を眺めながら、おにぎりをパクつく。
13時25分、峠でみんなと再会、展望台まで上がる。(ここまで15.58Km)
360度の大パノラマ。
さわやかな秋風にすすきの穂が揺れ、あじさいの花もちらほら。
塩塚峰へは西に800m、くっきり縦走路が延びている。
薄曇りで遠方までの視界は効かないが、
周囲の山々の切れ目から観音寺や池田の市街地、
川之江の製紙工場の煙を望むことができる。
赤いパラグライダーがひとつ、ぽっかり宙を漂っている。
すずさんが沸かしてくれたコーヒーで、皆それぞれのランチタイムを終え、
とりあえず2Kmほど下った所にあるキャンプ場に向かう。
爽快なダウンヒルが始まるやいなや、きんちゃんがパンク!
塩塚高原キャンプ場は、立派なログハウスや遊具施設が整備され、ハイカー達で賑わっている。
管理棟には食堂や売店もあって、なかなかいいキャンプ場だ。
キャンプ場を出てすぐの分岐は右へ、
まもなく田畑が広がる狭い谷に下りる。
稲刈り時期だろうか、刈り取られた稲を干す作業をしている。
振り返ると谷間の向こうに、高原のなだらかな稜線が見える。
平野の分岐でまたしてもきんちゃんがパンクし、再びチューブ交換。
準備良く事なきを得るが、
今日はチューブ携帯の必要性をつくづく感じた日となった。
さて、頼広まで下ると急に視界が開け、深い谷を見下ろすことができる。
斜面には茶畑が広がり、意外な風景にうれしくなる。
右に左にヘアピンを曲がり降り、
再び川に沿って軽快に下って行くと国道319号に突き当たる。
あとは伊予川を左に見ながら約5Km、
16時15分、阿波川口に帰る。
■走行距離 32.7km
■走行時間 2:32:02(NET)
■平均速度 12.9km/h
■最高速度 50.9km/h
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