開口部補強鉄筋(エスパーガード)は有孔梁開口部のせん断補強筋として使用されます。
曲げモーメントおよびせん断力を受ける梁に貫通孔があると、開口部周辺には応力集中、その他2次応力が発生します。このような断面欠損によるせん断強度および剛性の低下を開口部補強鉄筋(エスパーガード)は補います。
また、開口部に働くせん断亀裂方向に対し直角(ダイヤ型斜め45度方向)に補強鉄筋を配置し、きわめて合理的に設計されております。
終局せん断耐力の余裕度に対する低減率はα=1.0で、無開口梁と同等の耐震性能が期待できます。
開口径100φ〜400φで梁、基礎梁に使用できます。
- 開口部補強鉄筋(エスパーガード)の使用枚数は1箇所2枚以上とします。
- 孔際あばら筋は開口径100φ〜125φまで1組以上、150φ〜250φまで2組以上、300φ〜400まで3組以上配筋し、開口縁から50mm以内のかぶりを確保できる位置に1組目のあばら筋を配筋し、2組目以降は50mm間隔で配筋してください。
(図−1、図−2、図−3) - あばら筋が開口部に関係なく配置されている場合は、あばら筋を左右にずらして配置してください。
- 補強計算結果によって3枚以上必要となる場合は、各開口補強筋の間隔(25mm以上)が適正であることを確認し、中央部には添え筋を配置し、結束してください。
- 開口間隔は、開口径の3倍以上とし、開口補強鉄筋がぶつからない事とします。また、隣り合う開口径が異なる場合は、径の平均値の3倍以上とします。
- 開口上下方向位置は原則として、梁せいの中心付近とします。
中心付近以外の場合は開口部補強筋が梁主筋からはみ出さない範囲として、開口補強筋のかぶりを確保できる位置とします。 - 開口径が300mm以上ある場合は、開口上下部を補強筋(横補強筋と縦補強筋)で補強して下さい。
図1 100Φ〜125Φ
図2 150Φ〜250Φ
図3 300Φ〜600Φ



