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彩々日記

2001.JUNE(上旬)


06/01 Fri
爽やか

きょうは、久々に爽やかなよい天気で、気持ちよし。このような日には、朝から洗濯をしたり、布団を干したりしなければ、ソンした気がしてしまう。(貧乏性かしらん)我が家はベランダが東向きで、日があたるのは午前中だけので、なおさら。んで、朝もはよから布団カバーなどを洗濯機に放り込み、布団を干す。

いまごろの季節は、昼間は暑くても、夜になるとまだ涼しい。窓を開けると気持ちのよい風が入ってくる。遠く離れたところにある新宿の高層ビルのてっぺんで光っているのは、警告灯というのだろうか。ヘリコプターなどがぶつからないように、点灯しているものなのかな。そのちらちらと光っているものの数が、ここ1年ほどで、また一段と増えた気がする。晴れて空気が澄んでいる夜には、ルビーのように赤くきらきら光って、なかなかきれい。



06/03 Sun
重くなったもの、軽くなったもの

車のディーラーに行く。夫が買いたがっている車に試乗してみる。8年前に購入した、いま乗っている車と、車種は違うけれども、同じメーカーの、同じクラスの車だ。ドアを開け閉めするときに、重さを感じる。車屋さんが言うには、それだけ頑丈な作りになっているらしい。

電気屋さんに行く。壊れたビデオデッキを修理しようかどうしようか迷っていたのだけれども、もう二度目の修理だし、修理代がばかにならないので、新しく買うことにする。4年ほど前に買った、今まで使っていたのと同じメーカーの、同じクラスのビデオデッキだ。車に積もうと思って、持ち上げたときに、軽さを感じる。ちなみに、取扱説明書を見てみたら、3.3kg。いままで使っていたのは4.5kg。少しでも材料費を安く抑えようとするメーカーの努力の賜物だろうか…。



06/05 Tue
「虫」の連想つれづれ/サイト移転

梅雨入りも近くなり、ムシムシしてきたから、というわけではないけど、「虫」の話。

「虫」が特に苦手ではないけれども、あまり仲よくなりたくない虫はいる。どうしてだろうと考えてみると、どうもその虫との幼少時のかかわり方に原因があるような気がする。いきなりこっちに向かって飛んで(跳んで)きて脅かされた経験のある虫とか、子供のころ住んでいた家のブドウ棚にたくさんいて、あまり楽しくない思い出を作ってしまった虫とか…。

そういえば「蛇」にも虫偏がつく。毒蛇には近寄りたくないけど、蛇自体はそんなに苦手ではない。飼い馴らされた蛇ではあるけれども、首にかけてみたことがある。(タイのヘビ園のようなところで、飼育係の人にかけてもらったのだ) 胴体の直径は10cm弱、長さは2mくらいの蛇だった。想像してたよりも、ずしりと重たかった。肉がびっしり詰まっている感じ。

虫偏といえば、「虹」も虫偏。蜃気楼の「蜃」にも虫がつく。漢和辞典によると、「虫」という字は、もともとマムシが雁首を持ち上げた形から作られた字で、蛇や竜の意味を持つらしい。古代の人は、虹を竜があらわれたものとして考えていたので、竜の意味をあらわす「虫」と、空をあらわす「エ」から、「虹」となったという。「蜃」は、やはり竜の一種で、その吐き出す息によって蜃気楼が起きると考えられていたらしい。

『日本語相談 二』(朝日新聞社 1990年第1刷発行)という本では、「虫でもないのに虫偏をつけるのは?」という質問に対して、井上ひさしさんが、

……昔の人たちは小さな生き物で、湿めっぽく熱い気がムシ(蒸)て生まれてくるような種類のものをすべて虫に分類していたのではないでしょうか。

と答えている。そうだとしたら、「(暑くて)ムシムシする」のムシ(蒸)と、虫のムシは、そのルーツは同じ?? 「虫」ではないのに、虫偏がついているものとしては、ほかに、蛙、蛤、蜆、蛸、蝙蝠などがある。たしかに湿っぽい感じはするけれども、どうなのだろう…。

【サイト移転のおしらせ】
いままでのgeocitiesからniftyに、サイトの引越しをいたしました。ここは新しいniftyのサイトになっています(>日記リンク集からいらした方)。ブックマーク等していらっしゃいましたら、お手数をおかけしますが、新しいURLへの変更をお願いいたします。これからもよろしくお願いいたします。



06/06 Wed
マユミの実、ナンテンの蕾、クモの挑戦

父の日のプレゼントを買いに、近くの街まで出かける。

家からバス停まで行く途中、上水路沿いの道を少しだけ通る。今のところに住み始めてから8年間、何度も通っている道だけれども、最近、木や草を注意して見るようになってから、いろいろ気づくことがある。

マユミが、面白い形の緑色の実をたくさんつけている。太った立体的な十字型と言えばいいのだろうか。秋になると、この実が赤くなって、パカッと割れて、中から種が顔を出すそうな。ナンテンが、円錐形の白い蕾をつけている。ナンテンといえば、赤くて丸い実をつけている姿が思い浮かぶけれども、小さな白い蕾をたくさんつけた姿も、凛としていてなかなかよいと思う。「難を転じる」ということで、家の鬼門にあたる場所に植えられることもあるという。

雨が降る中、バス停でバスを待っていて、ふと視線を落とすと、幅4mぐらいの道路上を、向こう側からこちらに向かってクモが歩いてくる。クリーム色の、足を広げたときの差し渡し2cmぐらいのクモだ。まだ子供なのかな。自転車や車が通ると、その振動に反応するのか、立ち止まる。また歩き始める。何とか無事にこちら側の歩道までたどりつきそうだと思ったところに、バスがやってきた。間一髪で、バスのタイヤはクモの後ろで止まった。いつまでも立ち止まってないで、早く渡れよなーと思いながらバスに乗る。クモは初めから全部が生き残れないことも織り込み済で、「クモの子を散らす」という言葉にも表されているようにたくさんの子供を産むのだろうけどさ。

「なんでもめも」のページの「見たいもの」を更新。



06/08 Fri
正体のわからぬもの。仙翁。

ベランダに置いてあるオリヅルランの鉢に、半月ほど前から、名前のわからない草が芽を出していた。その近くにあるスパティフィラムの新芽に似ているなあと思ったけれども、スパティフィラムは、ここ5年ほど花をつけていないので、そこから種が飛んだとは考えにくい。2、3日前に、花の茎らしきものがにょきっと出てきた。ネジバナのようでもある。でも、ネジバナにしては葉っぱが幅広な気がするんだけど…。どんな花をつけるのか楽しみだにゃ。

カポック(シェフレラ)についたアブラムシとアリは、なかなかしぶとい。もうじき花開こうとしている蕾のところにたくさんいる。葉の裏に、こぶみたいなものが幾つかできた。直径5mm弱くらいの大きさ。これが虫えいというものなんだろか。その近くにアブラムシはいないけれども、アリはたくさんいる。

朝のテレビで、センノウ(仙翁)という花を紹介していた。初めて見る花だ。花の鮮やかな赤と、黒っぽい茎の色合いがすてき。

♪9日(土)の『美の巨人たち』(テレビ東京 夜10時〜)はパウル・クレーの特集。
♪10日(日)の『新日曜美術館』(NHK教育テレビ朝9時〜 再放送同日夜8時〜)は『歓喜の画家 ラウル・デュフィ』



06/11 Mon
コブの正体/歓喜の画家デュフィ

先日見つけた、こぶがついたカポックの葉をよく見たら、葉脈に沿って、小さい虫がたくさんついていた。ハダニだろうか。あるいは今までついていたのとは別の種類のアブラムシ? 殺虫剤をあまりまくのも何だし、こぶに殺虫剤が効くのかどうかもわからない。こぶのついた葉っぱは、ハサミで切って処分することにした。カポックはもともと丈夫なので、またそのうち脇から新芽が出てくるだろう。

先日、トップページ(home)のカウンターが4桁になった。カウントを増やしてくれた皆さま、どうもありがとうございます。このサイトを立ち上げた当初は自分でせっせとカウントを稼いでいたので、たぶん半分以上は私が踏んでいると思います(爆)。これからも細々とやっていきますが、どうぞよろしくお願いいたします。

「みたもんめも」のページに「歓喜の画家 ラウル・デュフィ」をアップ。



06/12 Tue
『静かな大地』連載はじまる

池澤夏樹氏の『静かな大地』の連載が、朝日新聞紙上で始まった。朝さっそく新聞を開き、文章をぱっと見て、池澤氏にしてはちょっと漢字が多いかなと思ってしまう。挿絵が山本容子さんだと前もって聞いたときに、それなら文体は柔らかくなるのかなあと何となく想像していたので、なおさらのこと、そう思ってしまったのかもしれない。ここのところやや柔らかめの文章が続いていた池澤氏。少し硬派な文章も読みたいと思っていた私にはちょうどよいのだけど…。これからどうなるのかな。展開が楽しみ。

読み終えてから、静内は北海道のどこにあるのじゃ? と地図帳で調べたり、静内町公式ホームページを見つけて、その歴史を少し知ることができてうれしかったり(単純)、池澤氏の既刊本をぺらぺらめくって、『読書癖1』(みすず書房)の195ページに『静かな大地』という同じタイトルの本を見つけてにやりとして、こちらも読んでみたくなったり、「ここ」で「静内町」をクリックして地名の由来を知って、ほーっと思ったり、午前中いっぱい、のほほんばたばたと(?)遊んで過ごしてしまう。(あほじゃ。在宅仕事は捗らない)

そういえば、先週まで朝日新聞に連載されていた小説はasahi.comでも読むことができたみたいだけれども、今回の池澤氏の連載は読めないらしい。残念。



06/14 Thu

ベランダの物干し竿にとまったカラスが、いきなりカーカーと鳴く。間近で聞くカラスの鳴き声は大きくて、びっくりする。夕刻にときどきやってきては、カーカーと鳴くのだ。ナワバリを宣言しているのだろうか。竿の端にとまっていたのだが、それでも飛び立つときに、その反動で、ステンレス製の物干し竿がブルンブルンと震える。力も強そうなハシブトガラスだ。



06/15 Fri
上水路沿いの道を歩く

雨の中、上水路沿いの道を歩く。このあいだ歩いた1カ月前とは、また草木の様子がだいぶ変わっている。ニワトコの木がエンジ色の小さな実をたくさんつけている。クチナシの花が咲き始めた。ムラサキシキブが細かな薄紫色の花を咲かせた。イヌザクラがほんのり赤い小さな実をつけている。コブシは、モコモコした緑色の大きな実をつけている。面白い形。オオマツヨイグサが群生している。レモンイエローの花は、みんなしぼんでいる。何時ごろから咲くのだろう。

先月は白い花を咲かせていたエゴノキが、1cmほどの卵型の実をたくさんぶら下げている。エゴノキにつくというエゴノネコアシ(虫えい)を見つけてしまった。珍しいものかと思っていたけど、結構たくさんついている。よせばいいのに、それがついている枝を折って、1つ家に持ってかえる。しげしげと眺める。バナナの房を丸く並べたような形。ここまで植物の形を変えてしまう虫こぶ、すごいと思う。直径は3.5cmくらい。これをどうしたものか、考える。中を見てみたいような、見たくないような…。

梅がパツンパツンの張りのいい実をつけている。まさに梅雨。


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