◆ 彩々日記 ◆
2003年5月(上旬)
■ 5月2日(金) 夏も近づく…/タニウツギ
きょうは八十八夜。もうすぐ立夏。東京は明日から三日間、最高気温が25度を超えるらしい。あつっ。でも湿度は低いらしいから蒸し暑くはならないのかな。
近所の水路脇にタニウツギの花がみごとに咲いていた。コケの写真は、カメラのレンズの前に虫眼鏡を置いて撮ってみました。(下のサムネイルをクリック)
タニウツギ
(38.4KB)
タニウツギ2
(49.2KB)
コケ(コメバキヌゴケ?)
(31.4KB)
おとしもの
「早く迎えにきて〜」
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■ 5月3日(土) 夜想曲
夜、窓から入ってくる風が涼しくて気持ちよい。
【きょうのBGM】
インターネットラジオのaccu radioのAll That Jassを久しぶりに聴いたら、チャーリー・ヘイデンのCD『ノクターン』から、“El Ciego”という曲がかかった。このアルバムは最初から最後までまったりしていて、おやすみ前にも安心して聴ける。ピアノはゴンサロ・ルバルカバ。“El Ciego”ではフェデリコ・ブリトス・ルイスのバイオリンもよい。ボンゴがバックにココカコ・カコカコと流れているのもここちよい。(Amazon.comで試聴できないのが残念)このCDはキューバン・スタンダード中心に編成されているらしい。なんともムーディーな曲ばかり。
■ 5月6日(火) 竹 (岡山帰省日記 その1)
ゴールデンウイーク明けの平日、東京から岡山まで車で帰省。朝4時半に自宅を出発。中央自動車道に入る(うちからだと中央自動車道を通っても東名高速道路を通っても全走行距離は大して変わらない)。あいにくの天気で、南アルプスや木曽の山はほとんど見えない。
高速道路脇にキリやフジの花が咲いている。白い花はニセアカシアだろうか。高速道路の通っているところは右も左も小高い丘が多い。小山を切り開いて道を造ったところもあるのだろう。新緑を眺めながら走る。諏訪南インターチェンジあたりに、全国で標高の一番高い高速道路通過点(標高1015m)がある。そこへ近づくにつれて木々の緑がだんだん柔らかくなっていく。季節をさかのぼる。
濃淡さまざまな緑のパッチワーク状になっている山肌の中に、ときどき黄金色の茫々しているところがあって、アクセントを添えている。竹の群生地だ。常緑の竹の葉は今の時季に世代交代するらしい。
正午過ぎ、名神高速道路の宝塚インターチェンジ付近に落下物。高さ1mあまりのプラスチック製の樽が横になって、路肩をゴロンゴロン転がっている。ひえ〜〜。
食事、休憩、昼寝を挟んで走り続けて、夕方5時半ごろ岡山の家に着く。平日だとさすがに道路はすいているし、暑くも寒くもなくて、いつものお盆の帰省よりずっとラクチン。
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[写真]山陽道・姫路西付近の竹林(22KB)
■ 5月7日(水)〜8日(木) 三朝温泉(岡山帰省日記 その2)
三朝温泉へ行く。日本一のラジウム含有量を誇るという湯に浸かると、肌がすべすべになる。岡山の父、母、義妹、夫と一緒に、のんびり。あいにくの天気で夜半に雷雨。2日目、みささ美術館で、ガンダーラ、インド、ネパールなどの仏像と、長谷川富三郎の版画を観る。三徳山三佛寺(投入堂)は、雨降りのため参道の長い階段は上らず、入り口まで行って引き返す。(奥の院の投入堂へ行くには登山靴が必要)
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[参考ページ]
三朝温泉/みささ美術館/三徳山三佛寺(投入堂)
■ 5月9日(金) 朝摘みイチゴ(岡山帰省日記 その3)
昨日、一昨日とは打って変わって、よい天気。朝、家のすぐ脇の父の趣味の畑でイチゴ摘み。直径30cmくらいのたらいに2杯ほど収穫。とれたてイチゴは甘くてとっても美味。
それから裏山へ柴刈りに行くという父のお供をする。義妹と夫と私は、その辺にちょろちょろ生えている草をむしったり、スナップエンドウ(=スナックエンドウ)の実を摘んだりする。山の斜面に畑があるのでちょっとタイヘン。畑の一番高いところからは瀬戸内海もわずかに見えて、なかなかの眺め。周りにはニセアカシアの木が多く、白い花をつけている。マツバウンランもたくさん咲いている。それから別の裏山へ、お墓参りに行く。
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[写真6枚]イチゴ畑〜とりたてイチゴ〜まだ小さい白桃〜山へ柴刈りに〜マツバウンラン〜裏山の畑から
■ 5月10日(土) 牛窓(岡山帰省日記 その4)
早朝、昨日に引き続きイチゴ摘み。食べ放題なり。お土産用に近所の農家に頼んでおいた「甘熟トマト」2箱を受け取りにいく。どれも大きくて直径10cmくらいある。ここの農家のトマトは、よそでは真似できないほどおいしいらしい。(談:岡山父。なるほど甘みがあっておいしかった)
午後は、岡山在住の友人2人を呼び出して、いまだ行ったことのなかった牛窓(うしまど)へ車で連れていってもらう。港町として栄えた江戸時代から昭和30年代ごろの面影を多く残すという細い路地(しおまち唐琴通り)を、ぶらぶら歩く。白壁の土蔵や明治・大正期の洋館のある町並み。造船関係の町工場も多い。どの家にも鉢植えの草花がきれいに咲いている。
映画『カンゾー先生』のロケセットのある木造船工場(跡地?)と、海遊文化館に入る。海遊文化館では、朝鮮通信使、「だんじり」、木造船などについて、説明を受ける。だんじりは屋形船のような形をしていて、舳先に竜の頭がついたものと、獅子の頭がついたものと、1基ずつある。木造船も立派で、よく観ると造りが細かくて、大まかな外観は刺身の舟盛りに使われるようなかたちの船。ともに全長10m近くあっただろうか。密閉性の高い木造船づくりの技術を応用して作られた船箪笥(ミニサイズの船用タンス)が面白い。展示してあったのは、幅・高さ・奥行きがそれぞれ50〜60cmくらい。もしも船が沈んでも、この箪笥には水が入りにくくて2日くらいは沈まないから、しがみついて海に浮かんでいれば、そのうち助けがくると言われていたらしい。おみやげに唐子人形のマグネットを入手。(右上の写真)
「日本のエーゲ海」と呼ばれている牛窓にふさわしいところであろうペンションやレストランやオリーブ園のあるあたりへは行かず、牛窓から数キロ北上して竹久夢二生家と少年山荘(アトリエのある和洋折衷館)を観て、岡山駅近くでおいしい中華そば&ミニみそかつ丼セットを食べて解散。
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[参考ページ]
牛窓の町並/ 牛窓町観光協会/ 『カンゾー先生』/ 舟盛り
■ 5月11日(日) 餡より皮(岡山帰省日記 その5)
朝7時ごろに帰省先の岡山を出て、東京へ戻る。行きは中央自動車道経由だったが、正午過ぎ、あいにくの雨降りなので、小牧ジャンクションからカーブの少ない東名高速道路に入る。途中、たしか名神高速道路の黒丸パーキングエリアで見つけた井筒八ッ橋本舗の「なま八ッ橋」が美味。生の八ツ橋は餡が入っているのも好きだけど、これは皮だけ。あの独特のぐにゅぐにゅした食感とニッキの味がたまらない。餡の甘さがない分、いくらでも食べられちゃう。(300g入り370円也)
道路は厚木付近から少し渋滞。17時半ごろ東京インターチェンジを出る。それから通りがかりの花屋さんで母の日のプレゼント用に花束を買い、私の実家に寄る。岡山みやげ&岡山義父の手づくり野菜を渡して、ケントベルというキキョウ科の植物の、つぼみのたくさんついた鉢植えをもらい、自宅に着いたのは19時半ごろだったか。まる6日間の留守だったけれども、ベランダのハナヤスリなどは自動水やり器(?)をセットして日影に置いていたので無事。多肉植物の「朧月(写真:13.9KB)」は、たぶんハトの仕業だろう。何枚かの葉がちぎれ落ち、やっと出てきた花茎がポキッと折れていた(涙。写真は岡山帰省前に撮ったもの)。
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[参考ページ]
井筒八ッ橋本舗の「なま八ッ橋」/ ケント・ベル
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