だが天満宮そのものがまるでチェーン店展開のように全国にあって、梅鉢マークもありきたりであるのに対して平野神社の桜紋はとても新鮮でかわいい。
ここの枝垂れ桜は花も小輪でなんとなく枝にもまばらについているために桜独特のけぶるようなボリュームや華やかさはないが、かえってそれが利休好みとでもいうか、いかにも京の茶席に似合いそうな風情を持っている。
プリントによる安物陶器ではあるが、リーズナブルな値段と華やかさがうれしくなってついつい湯飲みも買ってしまった。とはいえ、マジナイ系のものでさえどう考えても御利益なんてありそうもないビニールやプラスチックで味気ないものが多いなか、こうした実用的で記念品的なグッズの方が罪がなくて良いのではないだろうか?