とつ風「熊野古道散策記」
Koyama Totsu
4.出来事(1)--出発〜紀伊田辺
時経軸に従ってつらつらと旅を楽しんだので、この散策記もそのまんままとめてみました。これから熊野古道に行くぞっ!と思っている計画的かつ、あんまり気の長くない人にはお薦めではないコースかもしれません。

・出発=会社を飛び出す
金曜日は仕事が終われば定時30分前に帰ってもいい、という有り難いシステムを利用して17:30に淀屋橋駅を出発、首尾良く(?)JR天王寺発17:58紀伊田辺行き快速に乗り込む。窓の外はまだまだ明るくて、大阪の街並みがいつもと違って、新鮮に見える。到着までたっぷり3時間あるので、まず、ガイドブックと時刻表を首っ引きで明日の旅程を考える。思い立ったのが5日前だったので、まだ詳しいことは決めていなかったのだ・・・。一時間ほどたつと、車窓は夕日でいっぱいになって、外は日本的田園風景、遠くの方に海が見えてくる。何しろこれで、明日の快晴は保証されたんじゃないかなと、全くいい気分である。計画の方は、ガイドブックにあるよりも10%程度速く歩ければOKと出た。登山者用の本では無いので、まあ、大丈夫だろう。最近事務屋さんをしていて運動不足だが、脚力には自信があるのだ。
・列車の中で
途中の駅で海外の高校生ととうぼしき団体が乗ってきた。聞けば、AFSの留学生だという。既にすっかり日本人化しているのか、それとも世の高校生は、何処でもこんなものなのか、踊る・叫ぶ・写真を撮る、大騒ぎである。楽しそうである。引率の先生はビデオ片手に、ちょっとしんどそうである。ホームステイでもするのか三々五々途中の駅で降りていった。
・夜の紀伊田辺
紀伊田辺は大きな駅だ。駅前にはビルが建ち並び、目抜き通りは両側にびっしりと商店が並ぶ。ただ、時間がもう21:00なので、みんな閉まっている。人通りもあんまりない。これからユースを目指して歩かねばならなかったので、ずっと街灯があったのは有り難かった。地図を頼りにずんずんと歩く。なかなか見つからないが、夕御飯がまだだったので、折良く見つかったコンビニでおにぎり、お茶、ヨーグルトを購入。こういう時、24時間営業は便利である。ユースの場所を道行く人に聞いてみたが、どうも要領を得ない。地元では知名度が低いようだ。21:25やっとユース発見。
・扇が浜ユースホステル
建物全体が手作りのユース。少し古いようだが、丁寧にペンキが塗り替えてある。ペアレントは愛想がいいんだか悪いんだか判らないおじさま。私の頼ってきた地図は最近改訂されてよりわかりやすくなっているとのこと。すいているらしく、一人一部屋。虫よけマットとテレビまで完備。クーラーは2時間100円とのこと。涼しいので必要なし。お風呂に入ってテレビを見ながら晩御飯、くつろぐ。番組:ボスニアヘルチェゴビナの報道規制について。翌日に備えて早寝。
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