とつ風「熊野古道散策記」
Koyama Totsu
出来事(4)--新宮&帰路
・お宿
ステイションホテル新宮。前金で\5,700、一人旅はお金がかかる。ステイションホテルというだけあって、駅のそば(駅の裏)にある。7・8階ある大きなホテルで、部屋に入ると、4.5.6...窓の外は線路だらけである。新宮駅は結構大きいのだ。とりあえず荷開きして、着替える。明日の天気予報は晴れのち雨なので、さっさと観光せねばならないようだ。それよりまずは晩御飯である。19:00晩御飯を求めてホテルを出発。
・十二社
これまでの一日半ほどとっても粗食だったので、ちょっと贅沢して、お寿司を食べに行く。一人で寿司屋とはチャレンジャーである…。駅前にある「十二社」。あたりである。とっても美味しいし、お値段もリーズナブルと言えるだろう。盛り合わせ+マグロのかま+地酒=\2,200。地酒は「太平洋」と言う名前で、燗酒で、これは、あんまり。カウンターに座ったが、(テーブル席もあるし、奥には座敷もあるらしかった。)たまたまお隣に座った、ご夫婦が、上記ステーションホテルの関係者であったこともあり、仲良くおしゃべりをして、大吟醸をおちょこに二杯も貰ってしまった。これは大変美味しい冷酒だった。9:00頃ホテルへ帰る。
・街とホテルについて
レストランもあり、まずまずきれいなホテルであろう。一人部屋はバストイレTV付で、それなりに狭いけれどごろごろするのに丁度いい。街は家も商店もいっぱいあるが、私の回った範囲ではコンビニエンスストアは見当たらなかった。
・徐福公園
新しくて、とにかく派手な公園。長崎の「孔子廟」を思わせる門構えである。駅・ホテルのごく近くにある。中国から秦の始皇帝の命により不老不死の薬を探しにきた徐福さんをまつっている。
・浮島の森
入場料\100也。池の中に、植生やメタンガスの関係で島が浮いている。実は国定天然記念物だが、中にはいるとなかなか怪しい雰囲気である。蛇がだめの人は行かないほうがいいかも。物語りの、「蛇の穴?」がある。
・熊野速玉大社
熊野三山のひとつ。駅からは結構歩く、鮮やかな朱塗りが、目に飛び込んでくる。
・めはりや
新宮のご当地料理。醤油に漬け込まれた大きな葉っぱで巻いたおにぎり。目を見張るほど美味しいので、めはり寿しと名づけられたとのこと。4つだと、多すぎる。1個目は美味しいが、詳しく語ればただのおにぎりであり、お酢は入っていない。新宮の郷土料理なので、旅の記念にはよいが、個人的には「十二社」のほうが、お勧めである。
・帰りの急行
天気は、曇り後雨。駅へ向かう途中でばらばらと雨が降り出した。街の人も、みんな走る。駅につくと、後五分ほどで列車が出発だった。はじめ普通に乗っていたが、白浜で特急くろしおに乗り換えた。すいている。向かいのホームを見ると水色の新しげな列車が停車中だった。あれがオーシャンアローというものらしいが、かわった形である。特急といえば肌色と朱色のL特急を思い起こすのは、間違いなのだろうか。車窓からは雨にけぶる美しい紀伊の海岸線が見える。お天気は冴えなくても、南国の情緒たっぷりである。
何やかやといいつつ、和歌山市駅で南海電車に乗り継いで、16:30にお家へ帰る。今回のお土産は「みかん最中」。一風変わっているが、まずまずの味であった。
めでたし、めでたし。
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