| アシュトン ペブルグレインX X X |
日本には正規には輸入されていないようだが、元ダンヒルのパイプ製造部のチーフ、ウィム・アシュトン・テーラーが1984年頃興したブランド、イギリスのAshtonは欧米では超人気のパイプ。 これは初期の1989年式の中型ハーフベント。アシュトンはアメリカ向けに大型サイズが多く、形状(シェイプ)もクラシックシェイプ(標準とされるいくつかある基本型)から外れてアクの強いものが多く、私の好みのものが少ない。少し前に一本買ってみたが、ウワサほどの味ではなく、すぐに売却した。しかしもう一本吸ってみないとワカらないと思い、最近また一本買ってみたのがコレ。 残念ながらこれで私のアシュトン評は確定した。つまりイマイチということ。 ダンヒルで言うカンバーランドステム(しま模様)にインレイされたアシュトンのトレードマークも造りが雑で飛び出してしまっている。なにより味がカラめで、煙が重い。まぁクオリティーとしてはハズレのダンヒルよりは美味く、悪いパイプではない。 しかしSmoking Quality(吸い味)の追求をなによりの主眼とするトリニティー流パイプ道では得点は低くなってしまう。鳴り物入りのオイルキュアリング(原料のブライアー(木)をオイルに漬けてから煮たりする手法)もその特徴である「ナッツの香り」(Nutty Flavour)が全然せず、期待はずれであった。現代の木は昔のものにはかなわない、という事実<Bがなんとなく垣間見えて寂しくなった一本だ。 最近入門したN君に売却した。 |