BBB 1906年

BBB以外なんの刻印もなく、マウスピースも高純度のヴァルカナイトではないからセカンドクラスのBBBである。しかしキュアリングの味はオウン・メイクと変わりがない。結局この時代のBBBはどれを買ってもその味は楽しめるということだ。

ダンヒルは他社から材料を買う時、そのメーカーの完成品につけられる値段より高く払って最高のものを仕入れたとされる。BBB自体はAdolf Frankau の上級ブランドであるから初期ブルイエルの多くがBBBと同じ味であるのは納得がいくことである。

まことにBBBこそが初期における英国ブライヤー・パイプの頂点であったろう。ダンヒルがBBBの職人をヘッドハンティングしたのか、キュアリング技術だけを盗んだのかは不明である。確実なのはそのキュアリングの味は、少なくとも70年代のダンヒル・ブルイエルまで継承されるということだ。(90年代には完全に失われている、と言ってよい)



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