シナ 年式不明 (ボヤージュ#9)

以前まとめて紹介したフランスの駄パイプ群に、なんとなく入れそびれたパイプ。

生アルジェリアン、典型的なサンクロード・パイプだが、わずかに特徴らしきものが覗えるからだ。(ALGERIAN BRIAR  FRANCE の刻印あり)

Sina & Cie は20世紀初めにオッペンハイマーに入るものの、創業は19世紀末でサンクロードの大手であった。他のサンプルは見たことがないが、現代ではコレクターには見向きもされないメーカーであろう。

おそらく「まぐれ」であろうが非常に明るい味であり、手元にあるサンクロード・パイプの中でもトップクラスである。咥え部分の厚みは1/8インチ(3.2mm)で、所有する全てのパイプの中で最も薄い。なにがしかの主張があったメーカーと見て良いだろう。

ただし木埋めだらけ、ニス塗りのフィニッシュは間違いなく安物パイプである。

新しくても50年代のパイプであろう。



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