リナルド Triade YYY

ベッカーと同じイタリアのパイプ作家、RINALDO兄弟の一本。イタリアらしい優美なデザインと、洒落た銀巻きに惚れて買ってみた。

イギリス人はこんな銀巻きは絶対に作らない。だが残念ながら木がイマイチで、喫味はもうひとつ。ベッカーもそうだがイタリアンのリナルドもマウスピースにアクリルを使うのもイマイチ感がつのる。

英国勢のバルカナイトは、絶妙な「硬いやわらかさ」を持つ反面、時間とともに変色するという欠点がある。くわえ心地が多少劣っても、いつまでも光沢を保つアクリルを選ぶのもイタリア人の価値観かもしれない。あるいはまた格好を追求するあまり、ボウルの肉が薄すぎる、つまり機能よりもデザインを優先するのもイタリアンだと言えるだろう。確かに惚れ惚れするほどカッコは良い。このパイプ、サンドブラストしてしまえば美味しくなるかもしれない。