1930年代Sasieni 8dot カナディアン

Sasieniはチャラタン、ダンヒルと渡り歩いたJoel Sasieni が興したイギリスのメーカー。名品の誉れ高く、アメリカでは人気がある。

せっかく手に入れたがシャンク(マウスピースをねじこむ部分)にヒビが入っており、アメリカの職人に修理に出した。通常シャンクの修理は銀巻きで直すしかないが、この職人はご覧のとおり、プラスチックのブッシュとステンレスのチューブを埋め込んで、外観はオリジナルのままになる修理をしてくれた。

サシエニは木が良いと言われるが確かにウマいパイプである。サンドブラストではなく、スジ彫りのラスティケーション(表面の凸凹加工)がこの時代のサシエニの特徴だ。

こういうオリジナルではない形のパイプは価値は半減と見なされるから、一生手元において実用品として使う覚悟である。8ドット(4個の点が反対側にもあり、計8個)は上級グレードである。