1920年代初期 KB&B チャーチウォーデン

ケイウーディーの前身、KB&B(カウフマン ブラザース&ボンディ)のチャーチウォーデン。

チャーチウォーデンとはこのように異常にマウスピースの長いパイプのことで、19世紀半ば以前のブライヤーが使われる前に一般的だった長いクレイ(粘土)パイプなどの形状の名残である。まだスティンガー・フィルターがつく以前のモデルで、ケイウーディーの名前が刻印されていないことから1922年頃のパイプであろう。

Italian Briar と刻印されているだけだが、木の質はこれまた最高、上質な喫味である。ただマウスピースが長くなったぶん煙
クールになるかというとそうでもなく、この長さは意味がない。とにかく吸いにくいのである。ソファーなどにどっかりと腰を落ち着けないと吸えない。手を離して口だけで吸うことなど全く不可能である。 またチャーチウォーデン用に長いクリーナーが必要になるのも面倒だ。

短いマウスピースをジャーマン・バルカナイトで作ってもらおうかと思っているが、それだけの価値があるパイプ。

e-Bay で競争入札者なし、わずか13ドルで落とした、わが人生最大のバーゲンである。