| 1930年代 KB&B イエローボール |
戦前のケイウーディーは木が良いのでツルツルのスムース仕上げでもカラくなく、美味しく吸える。ならばこれをサンドブラストして表面積を増やせばさらに美味しくなるだろう、と思って買った一本。 吸ってみたら思ったとおりのマイルドな味で感動した。ねじ式のシンクロステムになる以前であるうえ、スティンガーとは異なる形状のフィルター、しかも取り外し可能であるのが珍しい。ボウルが斜めにカットされているので、タバコがそれほど多く詰められず、見た目より浅いボウルになっているのがちょっと不満である。黄色のマウスピースはオシャレで、材質は不明だが柔らかくてくわえやすい。 アルジェリアン・ブライヤーと刻印されているが、この頃は現在は入手困難で非常に高価なアルジェリア産の原料がこんな普及品パイプにも使われていた訳で、この時代のパイプ収集がやめられない理由である。 パイプの喫味の90%以上はブライヤーの材質にかかっているのだ。 現代の何万円もする作家系パイプより確実にウマい、と断言できる。買い値はたったの33ドルだった。 |