| 詳細不明 1920年頃(?) レディーズ・パイプ |
なにしろシャンクに Bruyere の刻印があるのみだから何もわからないパイプ。 薬指の第一関節がぴったり入るだけの極小ボウル、肉厚も薄い。オリフィック・ボタン (まん丸い穴のあいたくわえ口)ではないことから、だいたい20年頃と推定する。 注目すべきはこのパイプ、マウスピースが正真正銘の象牙製である。今だったらこ んなものは作るのは不可能であろう。アルミのチューブを本体との接合に使ったのは 賢い。強度を落とすことなくマウスピースを細くできるからだ。 例によってアルジェリアンの味、極上の煙が細い筋になって口に入ってくるのは、 私のような肺喫煙者には優しく、確かに女性的なパイプである。レディーズ・パイプ はモダンパイプが完全に失ったジャンルだ。吸い口に着いた口紅が目立つであろうア イボリーの吸い口、いろいろ艶っぽい想像が出来て楽しいパイプである。 最近は見ただけでこのパイプは美味いだろう、と想像できるようになった。未使用 ・新品でもあり、一目ぼれで入札したが競争なしで4ドル。 よほど見る目のないコ レクターばかりなのか、私が変態なのか? 昔は淑女向けの喫煙道具もあった。万年筆で有名なパーカーのコンパクト型自動着 火オイルライターと並べてみた。(シガレット用、40年代?) |
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