デヴォンシャー 1920年代 by  KB&B (?)

 ケイウーディーはもう飽きた、と言えば誤解されたかもしれない。ケイウーディー
に飽きたのではない。集めるのに飽きたのだ…………、と言いつつ面白いものがある
と素通りできない。ここにある2本、Devonshire はほぼ間違いなくカウフマン
(KB&B)の作であろう。今風に言えばOEM、マニヤ心をくすぐるパイプだ。

 まず八角ボウルのほうを見てみよう。KB&Bのいつもの白いクローバーが赤くなった
だけである。マウスピースを外してみれば DRINKLESS のスティンガー、これで身元
はバレた。

もう一本はむずかしい。だが白丸に棒がくっついたロゴは例のクローバーと似たつくり、
そして Devonshire の刻印の字体がKB&Bのものと同じである。吸ってみればイタリ
アン・ブライヤーの味、上で紹介したKB&Bのチャーチウォーデンと同じ味である。

なぜか他のメーカーでもこの頃のイタリアン・ブライヤーはこの濃いマホガニーの色
に着色されているのが多いように思う。

 コレクターに知られていない掘り出しモノ、競争入札なしの数ドルで落とすのはや
はり愉快。喫味が極上なのは言わずもがなである。






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