佐久間町通信2005年1月号

第4回 トリニティーツーリング 後編


沼津近辺にてポイント不調のM田君のトラ。
完成直後のぶっつけ本番はキツかったかも?
アドバイスをするのは根田講師。 
実はこの時、校長は自分のグリーヴスの不調で隊列を
離れていた・・・・。







ネズミ男はヴェロセットで参加のY口クン。唯一の戦前型車両。
これで東名を走ったのだからスゴい。







ハグれて沼津から伊豆とは逆の方向に走ってしまったグループもいた。
ノートン3台とトラ。みんなだれかが正しい道を走っているだろうと思い込んでいて、
じつは間違っていたというよくあるパターン。







宴会の図。料理がかなりショボく、テンションは低い。宿泊参加者は28名
遠距離参加賞は福井県からBSA B−50で参加のY本クン。







ユカタ嫌いの校長とユカタの似合うイラク系のT中隊長。フセイン大統領の毒見係り?







あいかわらずのポイント不調、M田クンのトラを這いずりまわって診る校長。
ウ〜ン、ポイントトラブルは出先ではメンドウだなあ。







とりあえず押しがけしてみませう。なんとかエンジンはかかる。
結局この後沼津で終了しマシタ







湯ヶ島温泉を占拠した英国車の群れ。11月の朝は伊豆でも寒い。







いちおう記念写真






帰りの東名、海老名SA







実はまたまたクラッチトラブル、校長のグリーヴス。なんとか学校に帰り着くも、
これ以上は走行不能。クラッチが切れない状態での首都高はコワかった。







ツーリング雑記

20期  関根 崇

ツーリングが終わって早々、私の元にトリニティよりメールが届く。
早速開けると、校長よりツーリングレポートの依頼。
私に人並外れた文才があるから‥‥でもなんでもなく、
今回盛大にトラブルをおこしたんだからネタはいっぱいあるだろうとの事だろう。
このような大儀、至極光栄と思う一方、次からは‥‥と目頭が熱くなる次第。


1.トラブル

初日、朝4時に起きる。遠方の人間(私は水戸)は大変である。
朝8時に海老名SA集合という、遠方の人間には拷問に近い時間設定に
少し恨みつつ、用意を始める。外に出ると小降りの雨、少し憂鬱になる。
以前、事故ってからは、夜走るのがとても怖い。雨が降って路面が光れば
なおの事である。とはいえ、遅れると何言われるかわからないので、適当に
おとなしく走って3時間もあれば着くだろうと思い、朝5時に出る。
キック一発でコマンドが目を覚ます。ご主人より朝型である。極めて順調に走り始めた。

順調にひた走るが、守谷SAの近くに来てだろうか。たまに点火していないらしく、
ちょっと不機嫌気味になる。もともと守谷で休むつもりだったので、ちょっと休憩がてら
点検する。まずは、プラグチェック。ほど良く狐色。特に問題なし。火花も飛んでいる。
次にキャブチェック。両方のキャブからティクラー押すとダダ漏れする時がある。これらから、
オーバーフロー気味だったから異常点火したのか?その割りにはプラグ見て異常ないし、

よく分からん!!

と思ってはいたが、その後エンジンもかかったのでそのまま出発。

しかしすぐその後、修羅場を迎える。
首都高6号と外環の合流点、三郷Jctあたりで、とてもエンジンがかかる状態でなくなる。
たまにエンジンかかるが、すぐ止まる。理由がよく分からない。プラグをまた見る。
とりあえず正常。仕方ないのでプラグ交換。でも状況変わらず。
ちょっと高速上での整備は怖いので、最寄のPAまでコマンドを押す。
廻りが既に大渋滞なのが幸いである。歩いているのと何ら変わりはない。
廻り中からけったいな目で見られながら、ひた歩く。朝寒かったので、
着込んできたのがアダとなる。ピーカンの中、汗だくになりながら八潮PAになんとか到着。

まずはツーリングの集合先の根田氏に、状況連絡。詫びをいれ、先に行っててもらう。
さて、トラブル原因の究明である。まずは、またプラグチェック。問題なし。
次にキャブ。最近忙しく、あまり乗ってやれなかったから、ガソリンが変質しているかもと思い、
フロート室ばらしてガソリン抜いたり、フロートのチェック。ろ紙のフィルター付けているから
ゴミは問題ないガソリンもキャブにきている。そして、

キック! キック!! キック!!!

エンジンはかからず、あまりにケッチンばかり。振動で進角がずれたかと思いチェック。
問題なし。前照灯も光るし、プラグも火花が飛ぶことから電装も問題なし。
何をやっても分からない‥‥。あまりに頭きたのであきらめて朝食。
とりあえず一休みして、すっきりした状態でチェックし始める。

「何だ?この線は?」ジェネレータとレギュレータの間の線が断線している。(振動で???)
これで原因解明。バッテリーの電力と、ジェネレータの半波整流で充電できた分で走れたのは
守谷迄ということ。で、その後はバッテリーにちょっと電力があるから、
チェックしても火花も飛ぶし前照灯もつく。昼間だから、前照灯の明るさが少ないのも
分からない。ということ。だから電気に問題があるとはなかなか気づかないということです。
いやあ大変、大変。水戸から八潮まで6時間かかった。

〜教訓〜 旧車乗りたるもの・・・・・
1に単車を数キロ押す体力。
2にケッチンに耐える頑強な右足。
3に、どうしようもなくなったら、気分転換して頭を切り替えることである。


2.湯ヶ島

その後は、マシンの様子見もあり、ただただ、黙々とひた走る。特に問題はないようだ。
やはり日中は混むのである。海老名の先まで渋滞であり、途中路肩を走り、警察に
注意されたりしながら沼津ICで高速降りる。
『おおー!前回勝ち組みが行った荒狗路だー!!
おお!負け組みが行ったファミレスだー!!』
とか言いながら、渋滞をすり抜けながらひた走る。しばらくR136を走ると、
途中、ベロ発見!!山口さんだー!!イカス走りをしてますな。
(今回は日帰りとの事。話せなくて残念です。無事帰れましたか?)
無事帰れましたか?)宿の方面があっていることを確信し、しばし行くと宿発見!
やっと着いたのだ。道のり遠かった〜。今回の宿は、湯ヶ島の○○閣。
着く早々、部屋に行き挨拶しようと部屋に入る。小渕氏や根田氏等がいた。

『そこに座って!!』 正座である。

突っ込まれはしたが、トラブルの状況を説明し、とりあえずなんとか理解してもらえる。
もらえる。とりあえずよかった。小姑はうるさいのである。
ツーリングの時しか会えないようなメンバーと再会を喜ぶ。
めったに会えない森さん、坂斉さんや、あとは年中顔合わす野本さん、坂巻さん、
藤田さん、米泉さん、井野さん等々・・・。もちろん、校長や、堀尾さん、根田さん・・・。
ありゃ!?高畑さん、高橋さんや教頭(柴ヤンの方)らがいませんな。
忙しくて来れなかったのか?非常に残念。再会できた彼らと、風呂、食事、
寝る前まで、バイク等、つもる話に花が咲く。
最近、忙しくて行けるかどうか危ぶまれたが、本当に来てよかった。


3.リベンジ@伊豆スカ

宿で解散となり、元気のある奴等は南下し、私は次の日仕事なので帰路につく。
藤田さん、井野さん、坂巻さん、米泉さんらとともに北上。途中、校長らの集団と
会ったりしながら走る。が、どうもマフラーからパンパン音がする時がある。
いまいちエンジンのかかりも悪い。前日の渋滞にはまったからプラグがかぶったかと思い、
思い、メンバーを先に行かせて、そそくさとプラグを交換する。もう、かなり手際もよくなった
ものだ。

さて、走り屋の聖地『伊豆スカ』。もうこれには苦い思い出がある。

前回トリニティツーリングでの帰り道。あまりにガスがひどく、前を走っている井野さんの
テールランプしか見えない。実質2m位前しか見えない。お蔭で、井野さんが前を走って
いるテールランプを見失い、井野さんの後ろで追っかけていた私と井野さん二人で、
道に迷い迷い箱根までさまよったあの苦い思い出が、昨日のように思い出す。
というわけで、今回はリベンジである。

そうこうしているうち、亀石峠に着く。伊豆は何度も来ているので、
今回はツーリングモードではなく、走り屋モードである。とりあえず、

『いけー!オレの○ッツー!!』と言わなければいけないのだ。
たいへんだ。シラフではとてもはずかしくて言えないのだ。

今回のツーリングは、メジャートラブルをすべて直しての参戦である。
トリニティを卒業してからが長かった。プッシュロッドは折れ、タペットは粉砕し、
コマンドの鬼門であるエキパイフランジも気まずかった。
何とかちまちま治し、今回が初とも言える完調状態でのツーリングである。
最初は、体を慣らしながら、だんだん本気モードになっていく。
私のコマンドは850、2sのハイカム、ツインキャブ、コンプレッションプレート一枚入れの
低圧縮仕様。出だしはいわゆるブリティッシュバーチカルツイン。
そこから3500〜4000rpm位でアイソラティックフレーム特有の振動が収束し、
路面を滑空する感じで路面を吹っ飛ぶ。
もう、燃える。燃える(萌えるではない)。コマンドって、走り屋のバイクだと痛感。
こりゃハマルわ。ワインディングでも高速でもよし。
もちろん、ゆっくり走ってもよし。なにより乗っている間中、楽しい。
来る時に、トラブルで原因がつかめず、あまりに頭きて、『鉄くずで棄てるぞ!』
とも思ったが、完調であれば、こんな面白い単車もそうないと思える。
もうまいった。降参。『好きにして』って感じ。もう手放せんわな〜。
そのうち海老名SAに到着。昼飯買っていると、後から米泉さんらが来た。
いつのまにか抜いていたらしい。しばらくゆっくりした後、解散。
ある程度首都高を固まって行くが、途中別れ、別れ、最後に小渕さん、
、堀尾さんともサインを出し合い別れる。この名残惜しいみたいに、
サイン出し合い別れるのがいいよね。


4.最後に

今回も無事ツーリングが終わった。
やはり、気心知れたやつらと泊りがけで遊ぶのは楽しいし、
自分の愛車と語り合うのもまた楽しい。
それがみんな分かってるからこそ、20名以上も集まるんだと思う。
今回、仕事等忙しくて来れなかった卒業生(在校生)も、
可能な限り参加して楽しんでみては。

じゃ、次回は、

正月に富士山集合で、単車をラメに塗って、マスクして、ゲバ棒持って‥‥