シャンプー
「シャンプー」という言葉の語源はヒンズー語の「マッサージする」ということなのですが、日本語では 「洗髪」となっているため、「しっとり、ツヤツヤ、サラサラ、しなやか、コシを出す、張りを出す」な どの目的のもとにシャンプー剤がつくられ、シャンプーを行ってきました。
しかし、これらは頭髪の汚れを落とし、傷んでいる頭髪を修復するという見かけ上の頭髪の健康であって、 本来のマッサージをして血行を良くして新陳代謝をたかめていくという目的から離れていました。 作物を育てる前に畑を良くしなければならないのと同じように、 頭皮・毛根から健康にしていかなければ頭髪本来の健康は維持できないのです。
(1)正しいシャンプーの仕方
【シャンプー剤】
シャンプー剤は良質のものを使用します。その条件は毎日洗っても害がないものです。 皮脂を適度に取り除きます。(洗浄力が強すぎては良くない)目的、症状に応じて選ぶことが必要です。
【回 数】
・基本的には毎日洗い、乾燥頭皮の場合は、2〜3日に1回位が良いでしょう。
・育毛の場合は毎日洗い、清潔にして毛穴につまった皮脂を取ることです。
・育毛剤の浸透を促す効果のため、毎日洗うことがよいでしょう。
【使用量】
・毎日洗うことを前提とすると、出来るだけ少量の方がよいでしょう。
・多量に使ってよく洗い流さない場合は、シャンプーが頭皮に残留し、 フケや抜け毛が多くなることがあります。
○ポイント1
シャンプー剤を使う前に一度お湯だけで洗い流します。
シャンプー剤は直接頭皮につけないでください。
手に広げてから髪につけて泡立ててから頭皮のマッサージに入ります。
○ポイント3
流すのは十分すぎる位洗い流します。シャンプー剤が残ることが多いので、 少量にしてよく流すことを心がけましょう。
○ポイント2
マッサージは指先の柔らかい部分を使って軽く動かします。強くこすらないでください。
そして、丁寧に頭部全体をマッサージします。
○ポイント4
リンスは育毛の場合は、使わない方がよいです。普通のリンスは髪のためのもので、
育毛剤のイオン性と合わないこともあります。また、頭皮に残留することも多いです。
育毛用のシャンプーは、脱脂力が強いものが多いので、髪がきしむことがありますので、
天然のオイルなどをシャンプー剤に加えるとよいでしょう。
(2)育毛におけるシャンプー
皮脂の分泌が多く毛穴がつまっているような場合は、一般に育毛剤は水溶性であるため、 脂と水はなじまないので皮脂が吸収をじゃましてしまいます。
そこで、シャンプーの前に、ホホバオイルを頭頂部の頭髪の薄い部分に塗って軽くマッサージをし、 皮脂を溶かしたりフケを除去しやすくしておき、この溶けたアブラを乳化できるように調整したシャンプーを使い、 指先を頭皮にピッタリとつけて、血行を促進するために、頭皮をゆり動かし、もむようにして洗います。 すすぎは充分に行ってから、頭髪をこすらないようにしてタオルドライをします。
毛穴がきれいになれば育毛剤も吸収されやすくなりますので、気になる部分に塗布して充分にマッサージします。
(3)頭皮のマッサージ
髪が細くなっていくのは、頭皮の機能低下によるもので、頭皮が硬くなる状態になり、 血液の流れも悪くなります。頭皮をマッサージすることにより、頭皮がやわらかく、弾力が出てきます。
毎日マッサージすることで、血行がよくなり自律神経の働きが活発になり、毛髪の発育を促します。
○マッサージのポイント
頭皮全体を指先で動かすことが基本ですが、特に天頂や前頭が硬くなるので、 頭皮を上へゆるめるようにするのが効果的です。 強すぎるマッサージは逆効果です。5分位は行ないましょう。一日数回は行ないましょう。
○指圧のポイント
マッサージは、頭皮の運動をさせて血行をよくする効果がありますが、指圧は東洋医学でいうツボを刺激して、 神経的な活性化をはかることです。指圧はマッサージと違い、指先を頭皮に当て中心に向かって押します。 強さは痛くなる手前位がよいでしょう。場所は天頂、前頭部、耳の周囲、後頭下部にツボが多いので、 その部分をよく押すとよいでしょう。
○パッティング、ブラッシング
パッティングも刺激を与える意味で効果があります。ブラッシングも同じような効果があるので、 毎日続けることが大切です。 注意点は、使用するブラシは先が丸くなって、頭皮を傷つけないものを使いましょう。 回数をやり過ぎないようにすることも大切です。
