秩父銘仙について、少しづつ、書いていきたいと思っています。
不要な秩父銘仙がありましたら、是非、譲ってください。
銘仙園遊会
◆場所 秩父神社・番場通り
◆日時 2004年5月1日(土) 午後1時〜3時(予定)
◆秩父銘仙を着用した「動く華」が秩父市内を彩ります。
地元小中学生による銘仙ファッションショーも予定しています。
第2回ちちぶ銘仙館祭り
◆場所 ちちぶ銘仙館
◆日時 2004年5月1日(土)2日(日)
午前10時〜午後4時
ちちぶ銘仙館7月1日より有料になりました。
◆入館料 / 大人200円 小中学生100円
(団体)150円 50円
(但し体験料は別途)
2002/01/30 ちちぶ銘仙館オープン
秩父まちなか観光探検隊 第6回 <秩父銘仙に出会う旅>
11月14日(埼玉県民の日)秩父まちなか観光探検隊の<秩父銘仙に出会う旅>へ参加して 来ました。市報でその情報をキャッチしてすぐ申し込み、楽しみにしていました。(なんと、名簿を 見たら2番でした。)30名定員のところ、50名余の参加者があり、秩父銘仙への関心の高さを 感じました。
1.ふるさと秩父観光情報館(集合) 西武秩父駅前のふるさと秩父観光情報館にて集合。受付をすませ、館内の展示品(ガラス細工や 織物製品など)を眺め、時間まで待ちました。2階では、銘仙の端切れを額に入れたものや、 秩父の昔の面影を残す街並みの写真の展示もありました。私は数日前に見ていましたが、「きっと、 コレは木村先生の展示に違いない」と思っていたら、やはりそうでした。
某サイトで私の書き込みを見て、はるばる千葉からコスモスさんが参加してくださいました。 コスモスさんは新しい銘仙のアンサンブルで参加してくれました。藍地に白っぽい横ボーダーの 入ったきりっとした銘仙です。 私は一枚しか持っていない秩父銘仙(シルバーグレー地にカラフルな水玉)に黒繻子にバラをミシン 刺繍した帯に、ピンクの帯揚げ水色の帯締め。足元は暖色の赤っぽい足袋に黒地の印伝草履。 上には川越骨董市で購入して仕立て直した「大島紬風小紋」の羽織でした。
2.織物商工組合 古い洋館を市より無償で譲り受けたという建物は、とてもレトロで素敵な雰囲気でした。 待望の「ちちぶ銘仙館」のオープンを12月に控え、工事の真最中。 重厚な扉を入ると、アーチ型の内装。奥には織物工場らしいのこぎり屋根の建物もありました。 渡り廊下を通って行くと、秩父銘仙後継者育成の生徒さんが機に向かっていました。
3.田中捺染 織物商工組合からすぐ近くの田中捺染さんでは、秩父銘仙の捺染技術について説明をしてくださり、 実際に捺染を体験させてもらいました。こちらでは、現在はほとんどが、座布団、夜具地、暖簾など を染めているそうです。
<秩父ほぐし捺染>仮織りした縦糸に型紙を置き、染料をつけた刷毛(鹿の毛)で刷り、色を 染織します。(濃い色から色の数だけ繰り返す)その後、機にかけて仮織りの横糸を抜いてほぐしながら 織ります。縦糸のみ絣糸になり、横糸は無地の糸を織り込みます。裏表が同じように染色されるため、 仕立て直しをするときに裏返すことができ、合理的です。
4.買継商通り 秩父神社の近くにある買継商通りは、その名の通り、かつては秩父織物の問屋が並んでいた 通りです。現在ではその名と看板だけが残っているそうです。
先日閉館した加藤近代美術館も、元は”柿原商店”という買継商の店だったそうです。
昼食 天ぷら、洋食、蕎麦屋、その他へ別れて昼食を摂りました。コスモスさんと「入船」へ向かいましたが、 残念ながら「定休日」の看板が出ていました。仕方なく「長尾根」へでも行こうかと歩き始めたところ、 秩父織物組合に以前勤めていたという柿沢さんにお会いして、柿沢さんお奨めのお店に行くことになりました。 行った先は、住宅街にあるこじんまりとした隠れ家のような蕎麦屋「惣平」。小さなカウンターに座り、 美味しいお蕎麦をいただきました。お昼は、お蕎麦で物足りない人には半ライスもサービスでつけてくれる そうですが、今回は頼まず。白菜の漬け物ときんぴらもついて嬉しかったです。家族的な雰囲気で、 和めるお店でした。「美味しいモノは地元の人にきけ」といいますが、また、確認しました。
食後、柿沢さんの案内で(有)碓井捺染さんにもおじゃましました。突然の訪問にも関わらず、 親切に案内していただきました。座布団地への捺染と夜祭りの時に売る巾着を作っていました。 染料を定着させる大きな蒸し機も見せてもらいました。大きな鉄の塊のような機会のドアにガラスの 窓がついていて、中で蒸されている大きな生地が見えました。ぼかし染めをする機械も見せてもらいました。 染め液の入った中へ、生地を吊し、機械で途中まで浸けては出し、浸けては出しをしていました。 ああ、こういうことも機械化して合理化して、入手しやすい値段で製品を作っているのだなあと感心しました。 新製品のタペストリー風の一輪挿しなども見せていただきました。織物の将来もまだまだだと 思いました。
5.寺内織物 昼食後、寺内織物さんの所で集合。2組に分かれて2階で秩父捺染のビデオを見せていただいた後、 工場を見学しました。まずは、機械。ほぐし捺染の手法で染められた縦糸がかけられた機械に横糸の シャトルをセットすると、ガチャンガチャンと目にも留まらぬ早さで織られていきます。縦糸が1本でも 切れるとセンサーが働いて機械が止まります。私達が見ているときにも、急に止まったと思ったら、 縦糸が1本切れていました。
機械織りを見た後は、手織の高機を体験しました。足の所にある板を交互に踏むことで 糸を上下させ、その間をシャトルを通してダンダンと打ち込む、、、。と、書くと、とても 簡単ですが、コレがどうして難しいのです。足と右手右足が思ったように動かず、周りで見ている 人には笑われるは叱られるは、、、。”耳がきれいに揃っているのが上手な証拠”だそうですが、 それどころではなく、私が織った分は後で解かれてしまいました。ああ、恥ずかしい。
寺内織物さん、結構大きな工場でした。以前は40人程の人が働いていたそうです。 今では、寺内さんのご家族だけでやっていらっしゃるそうです。うーーん。勿体ないですね。
6.旧柿原商店 先日閉館した加藤近代美術館の建物は昔は柿原商店という大きな買継商のお店でした。 木造の味わいのある建物です。大正5年に建てられたそうです。
7.本町まちかどギャラリー 秩父銘仙研究会の会長、木村和恵先生達が準備をして待っていてくださいました。 こちらでは、主に大正昭和の時代の銘仙を展示してありました。また、若い女の子達が、 銘仙を着てモデルとして歩いてくれ、それを木村先生が解説をするというファッションショー 風の演出で銘仙を紹介してくれました。モデルのお嬢さんのおばあさんが昔織ったという、 一見地味な縞の銘仙には、赤い半襟や赤青黄の明るい色を入れた帯を用いて、可愛らしく コーディネートしていました。少し後の時代の華やかな色の縞銘仙や、赤地や青地の模様銘仙 (いかにも銘仙らしい柄)もありました。また、かなり現代風の柄の銘仙もあり、それには、 現代の帯(ラメ入りの柔らかい帯)をコーディネートしていました。
「秩父銘仙の特徴は何といっても玉虫色。日光の下で人が着て動き回ってとても美しい。」 とは、木村先生の持論です。本当に、ギャラリーの中よりも、ちょっと外に出て外の光で見ると その鮮やかな美しさに感動を覚えます。モデルの女の子達がとても嬉しそうにしていたのも 印象的でした。
この展示は、この日のためだけのもので、夕方には全て片付けられてしまいました。 このような展示をいつ行っても見られると嬉しいなと思っています。12月にオープンする 「ちちぶ銘仙館」に期待しています。
感 想 楽しかったです。何カ所も織物工場を見ることができたと同時に、織物に携わっている 人達と直に話ができたこと。秩父に住んでいても見えてこなかった、今の織物業界の 人達の熱意を感じました。今は暖簾やタペストリーがメインになっていても、 秩父銘仙への思いは持っていらっしゃるんです。銘仙を復活させようという 動きもあります。よみがえれ、秩父銘仙。
ちちぶ銘仙館オープン
ずっと、楽しみにしていた、「ちちぶ銘仙館」いよいよオープンすると、 産経新聞に記事が出ていました。 先日の「ちちぶ原人まつり」でも「近々オープン」 と出ていましたので、もう、わくわくしています。くわしい事がわかり次第、 こちらにも書いていきますのでお楽しみに。 オープンしたら、是非、来てくださいね。
木村先生のご自宅で
2001年8月某日、着物関係の友人と木村先生を訪ねました。先生所蔵の銘仙を
見せていただきながら、銘仙について、織物について、花について、沢山のお話をうかがいました。
木村和恵先生
秩父銘仙について
秩父銘仙との出会い(1)
秩父に引っ越してくるときに、「秩父に行ったら、是非、秩父銘仙に親しもう!!」 と、実は、結構期待していました。ところが、秩父に来てみると、以外と、秩父銘仙は 名ばかりで姿が見えないのです、、、、。じばさんセンターや、西武秩父の駅前の仲見世に いくらかは置いてありますが、あまりに少ない!!しかも、殆どが小物、、、。 反物があるにはあるが、化繊混じり、、、。うーーーーーむ。
タウンページで調べてみると、ウチの近くに織物工場があるのを発見して、電話を かけてみました。とりあえず、見学でも、、と思ったのですが、そういうのは受け付けていないと、 言われてしまいました。残念。
「秩父銘仙研究会」というのがあると、テレビで視たことがあるのですが、 電話帳にも載っていないのです、、、、。色々調べても、霞をつかむようで、ちっともわからない。 どこに問い合わせて良いかもわかりません。「秩父織物組合」を訪ねてみると、そこは単なる 事務所で、銘仙は置いていないようです。そんな糸口のない状態がずいぶん続きました。
そんなある日、熊谷の”八木橋”と言うところで、「シルクフェスタ2000」という 催しがあり、「秩父銘仙の展示と秩父銘仙研究会の木村和恵さんの講演」があると知りました。 本当は、その日は和裁の授業の日だったのですが、これを逃したら、手がかりがないと思い、 和裁をサボって熊谷まで出かけました。(続く) 水玉模様の秩父銘仙
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