11月6日に高知で大学同期のご夫婦と酒を飲んだ。久し振り
に学生時代の思い出話をしたのだが、大学の同期というのは面
白い。会社の同期の方が密度の濃い生活を送るのに、それより
密度の薄い学生時代の方がはるかに仲が良く、また懐かしい。
僕は1969年に大学に入学したのだが、この年は東大の入試が
中止になった年で競争が例年より厳しく合否の予測が難しかっ
た。入学試験のときもデモ隊が「入試粉砕」とシュプレヒコー
ルするし、大学に合格したら、教養部はロックアウトされてい
て、入学式は粉砕された。
半年以上まともな講義はなかったのじゃないだろうか。僕は
当時の学生運動に興味を持ち過ぎて単位を取れず、卒業時に泣
く羽目になったし、数学の講義をサボって学部に進学してから、
これまた泣きの涙で勉強したものだ。卒業はやっとだったが、
国家公務員の上級には合格したし、大学院にも進学できたのだ
から良しとすべきだろう。
教養部時代の生活を振り返って、反省すべき点はいろいろあ
るが後悔はしていない。数学だけは勉強しておくべきだったと
これは後々まで悔やんだが。認知症の母じゃないが、昔のこと
だけは良く覚えているものだ。
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