| 1997/08/01〜08/10 東北キャラバン | ほないこか! ベガベガとTakeNファミリーの キャンピングカ〜ライフ Home/ このページの歩き方/ メニュー/ サイトマップ |
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- FCAMP MES(14):〔アウトドア日誌 〕めざせアウトドアライター
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03478/03478 PAH01412 TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(1)
(14) 97/08/11 23:30
【 8/1(金) 20:13 自宅(千葉ニュータウン)横
三菱石油SS 】
「ほな行こか。」
毎度のごとくの掛け声で今回のキャラバンはスタートした。9泊
9.5日間、目
標距離 2000kmの東北一周で JB-470を購入してから初めての長旅である。水も
燃料も満タン! 私とカミさんの気力、体力も...これは少しグロッキー気味。で
も、ガキどもは目がキラキラである。
「カンプ、どこ行くの?」
と真ん中の TAKUが何度も回らない舌で繰り返して聞く。
「東北一周、いっぱい行くの。」
カミさんが言っても聞いていない。なのに同じ事を何度も聞く。アホかいな?
上の YOUは少しは脳みそができているので、JBちゃんの壁に張り付けた地図を
何度も見ながら、
「明日は蔵王だよね。」
と笑顔いっぱい! コラその関東弁はやめ!
気持ち悪い!!! この地図はカミさん
の力作。図書館で関東から青森まで計 3ページに渡る地図をコピーしてきてつ
なぎ合わせ、赤いマジックで県名、高速道、P泊予定地、訪れる予定のところ等
を YOUが読めるように書き込んである。但し、縮尺、県というような概念を理
解していないやつがどこまで分かって見ているか疑問。
下の FUMIは怪訝そうな顔をしてむっつりしている。まだ今日の晩飯にありつ
いていないことしか考えていないのは明白。こいつは一番下なのに一番飯を食
うやつなのである。
【 常磐、盤越から東北道へ 】
とりあえず自宅から 20分の木下のマクド(ナルド)で腹を満たし、常盤道桜
土浦ICから高速へ、明日の蔵王をめざしただただ距離を稼ぐ。ついでに燃費も
稼ぎたいのでアクセル開度を 1/2から 2/3までとし、ほぼ制限速度ちょうどで
巡航。22:58 に盤越道に入る。ここからの登りは
JBちゃんにはきつい。70km/h
まで下がることもたびたびで大名行列ができている。ベタ踏みすると
3速にキ
ックダウンして 80km/hを越えるけれど今回は厳禁!
目標燃費 8.5km/L、ワース
トでも 8.0km/Lを死守したい...別に特段の意味があるわけではないけれど、他
の T-Bodyより小さい分居住環境は悪いんで、燃費と走りだけはガンバッテほし
い。
しんどい盤越を抜け、24:05
に東北道に入った。道がなだらかになり JBちゃ
んの機嫌もよさそう。福島辺りで道が三々七拍子を打ち出した。下りカーブの
警告として小さな段差が設けてあるのだが、道路公団も少しはしゃれが効いて
いるようである。
カミさんとけらけら笑っているうちに国見 S.A着、24:45。P泊している車が
たくさんいる。きょろきょろしながら、その中でエンジンをかけてない車の横
を探して停めた。きょろしていたのはもう一つ探し物があって...mes4のお話で
もしかしたら ひらが
さんがもしかたらここまで来てるかもしれないと思って
...でも見つからなかった。少し残念!
25:15
バンクとダイネットシートをベッド状にセットし、すでに寝ている
3
人をシュラフにほり込んで、おやすみなさーい...Gu-Gu-
(初日 318.5km)
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みなさん毎度! TakeNです。昨日(8/10)東北一周キャラバンから無事帰って
来ました。大きな自然、悪天候、祭り、トラブル、そしてあったかな地元の人
たちの親切を満喫できました。全部書くとどんなに長くなってしまうかわかん
ないんで、特に印象に残ったことを何回かに分けて書きますね。
まず 1回目はイントロダクションです。以下、登場人物の紹介です。
TakeN 32才。主に mes7の住人。仕事=趣味のアナログIC設計
(たけーな!)
を生業としてます。今回もサブノートに携帯、充電器
にインバータと完璧な電脳装備。いつ仕事のトラブル
が入ってもフォローできるようにとの名目...実はこの
フォーラムのワッチ用です。なお、ほんとの本業はカ
ミさんのけつの下敷きです。
Hiro ??才。カミさん。結婚早 7年。我が家の主人ですな。
YOU 5才 11ヶ月、男。3人の中で一番神経質。ひらがなとカ
タカナは読める。
TAKU 4才 2ヶ月、男。一番ののんびり屋さん。まだ字は読め
ない。
FUMI 2才 8ヶ月、男。走る爆弾。恐らく家族全員の中で一番
体力がある。まだろくにしゃべれない。
それにもう一つ、
JBちゃん バンテック製キャンピングカー
JB-470 2WD AT。デリ
(ジェビちゃん) カトラックに FRPにて架装してある通称
T-Body。大人
5人が就寝可。2バーナーにシンク、3way冷蔵庫、トイ
レ付。昨年のクリスマスイブ納車ですでに
13泊、9327
km。今回は耐久テストを兼ねてます。さて、どんなパ
フォーマンスを発揮するでしょうか?
トラブルは???
アウトドア日誌というより旅行記に近いですが、お付き合いいただければ幸
いです。
(つづく)
03481/03481 PAH01412
TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(2)
(14) 97/08/13 02:29 03478へのコメント
【 8/2(土) 8:10 東北道国見 S.A 】
雑誌で見たことのある丸い顔(失礼!)が窓にみえた...アッ!
「たけーな さんですか、ひらが です。」
私の朝は遅い。体力の無い私を慮ってカミさんが寝かしてくれているのであ
る。ガキどもより 30分以上遅く目を覚まし、バンクベッドからノソノソ起きだ
したのが 8:00ちょうど、お声がけいただいたときにはまだ脳みそが寝ていた。
ひらが さんは対照的! P泊した那須 S.Aを 5時に出発し、飯を食いにこの
S.A
によられたとのこと...寝ていなくてよかった。
5分ほど立ち話をして、お互いのキャラバンの無事を祈りつつ別れた。実質
1
日目から Fcamperと出会えた幸運に感謝!
しまった、新車の つくねくん を見
損ねた(これは昨日買った A.C誌の P.59で見れました)!!!
8:42 私もやっと出発。給油すると 36.7Lで燃費が
8.68km/L いいんじゃねー
か? 気を良くして白石 ICへ GO!
【 蔵王のお釜 】
白石 ICから 30分で遠刈田(とおがった)温泉へ着。昼飯の豆腐を買い、共同
浴場を確認。先を急いで急な登りをアクセルを踏みすぎないように注意しなが
ら上がっていく。35〜40km/h 水温がじりじり上昇...JBちゃんガンバッテね!
山頂横の駐車場についたんは 10:05、早速ガキに靴をはかせ、お菓子とお茶
を持ってお釜へ。岩がゴロゴロした悪い足場を一番元気良く歩くのは
FUMI、何
度かこけてすでに足を擦りむいているけれど問題無し。
お釜の緑色は大変奇麗の一言!
火口の壁に幾重もの線が入っているのを何と
か YOUに分かるように説明したけれど...だめだった。火山自体こいつは知らん
もんね。
「ここから火ィ吹いてたんやで。」
と言ってもきょとんとしているだけだった。
さあ、今度は山頂へ行こう!
天気は花曇り、太陽にうすーい雲がかかってい
てちょうど歩きやすい。その雲に太陽を中心に大きなリングがかかって見えた
...なんて言う現象だっけ? 神秘的な感じがした。
3人の中で、やっぱり FUMIが一番元気がいい。逆に真ん中の
TAKUがトロい。
しかし、FUMIも何度かこけてるうちにだんだん嫌気がさして来たようでとうと
う動かなくなった。へそを曲げた 2才児をおだてて何とか歩かすんは一苦労!
結局山頂への登りの手前(ここまでまだ 1km程しか歩いてないけどね)でお菓子
タイム、そこから戻ることにした。
「さあ、戻って昼飯にしよか。」
リッツを食べながら腰を上げた時、涼しい風が...数十秒遅れて雲がやって来
た。私の身長の数十cm上まで雲が降りて来て、遠くが見えなくなる。かいてい
た汗が急速にひく。
「YOU! これ雲やで。YOUちゃん今雲の中にいるんやで。」
芳しい反応は無い。やっぱりちょっと難しいか?
FUMIの手を引き、ゆっくりと
駐車場へ戻って昼飯を作る。ここで新規購入の保温調理器を試さない手はない!
飯を沸騰させ、8分立ったところでジャーの中へ突っ込み、炊き上がるまでの間
に少しでも移動することにした。なんせ、今日は八幡平の手前まで行かんとい
けない。12:53 出発。
【 遠刈田温泉から P泊地へ 】
少し降りた不帰の滝で飯を食い、さらに下がって朝にチェックした遠刈田温
泉の共同浴場へ。道の向かいに駐車スペースがいくつかある。小回り性抜群の
JBちゃんでは置くのも楽勝! 普通の 1BOXでももっときりかえさんと入んなかっ
ただろう。
共同浴場は古ぼけた銭湯の雰囲気、カミさんが少し調子悪そうなんで私が
3
人とも入れる。こいつらはほとんど家風呂しか知らないので、銭湯はふざけす
ぎて回りに迷惑かけへんか心配やったけど、以外とおとなしい。私が洗ってい
る間、YOU がよく下 2人を見てくれている。久しぶりの大きな風呂は気持ちい
い。のびのびと足を伸ばしてしばしリラーックス。
温泉を出たのは 17:00ちょうど、急いで高速に乗りひたすら北上した。途中
前沢 S.Aで飯を作って食い、さらにガンバッて松尾八幡平手前の岩手山
S.Aに
22:25着。毎度のごとくガキはすでに就寝、私らも急いで用意して、おやすみな
さーい...
(2日目 333.3km)
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【 8/3(日) 8:01 東北道岩手山 S.Aから八幡平 】
8.14km/L!!! 蔵王の登りがあったのにこの燃費は
GOOD! ほんとこの車はいい
ねー、4D56もいいエンジンだねー...気分良く八幡平へ。山頂の手前で
JBちゃ
んのトリップメーターが 10,000kmを突破、まだ納車後
7ヶ月でこの距離はハイ
ペース! めでたい!!!
山頂の駐車場は有料だけれど、100m程下に無料のがある。当然こっちへ突っ
込む、9:05。
しかし、前が見えない。濃霧で視界 20m程、遊歩道に行くかどうかカミさん
と悩む。
「せやけどここまで来たんやからねー。」
とりあえず山頂遊歩道へ。歩き出すとすぐに駐車場が消える。ほんまに何も
見えへんなー。山頂へ直接向かっても見えなければ仕方ないんで、湿原を大回
りするコースを選ぶ。湿原に入ると FUMIの好きな木道、とたんにペースが上が
る。ここは視界が良好...少し盆地状になっていて下まで霧が降りて来ていない
ようだ。
ガキどもがドンドン前にゆく。私とカミさんは結婚後ガキができる前に行っ
た唯一の旅行の尾瀬を思い出しながらゆっくり歩く。途中珍しいもんを発見!
モウセンゴケ...図鑑でしか見たことのない食虫植物、しかしこんなに小さかっ
たんか! 早速 YOUを呼び戻して説明、
「この葉っぱ、虫食べるんやで。」
YOUの丸い目がさらに丸くなった。
八幡沼を一周してもガキどものペースは健在だった(2kmほど)。休憩!
お菓子
を少し食べてると、さーと風がながれ、霧が引き、ガマ沼から八幡沼まで奇麗
に見渡せて来た。写真やー、写真!
自分たちも回りの観光客も急いでパチリパ
チリ。
「よっしゃー、山頂まで行くか。」
元気そうなガキを当てにして、大回りの山頂を回るコースへ。結局、計
3.6km
を 2時間強かけて歩けた。ようガンバッたよ!
おまえら。
12:11
八幡平の駐車場を後にする。後生掛温泉自然探求路によってボコボコ
のシューシューの吹き出しに驚き、60円の黒卵を
2ヶみんなで分け合って食べ
た。ここから下道を通って十和田湖に行く。今回のキャラバン唯一のキャンプ
場宇樽部野営場へ 2泊する予定である。
(つづく)
03487/03487 PAH01412
TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(3)
(14) 97/08/14 10:46 03481へのコメント
【 14:10 不吉な予感 】
休憩によった道の駅かづのでよからぬことが起こった。他の二人が寝てたん
で TAKUだけを連れて歩いていると、
「ひもきれたよー。」
ん、TAKUにしてはクリアな発音、ビーチサンダルがちぎれてしまった!
これは
古今東西不吉な前兆ということになっている...すぐ近くにあった靴流通セン
ターで代わりを早速調達し、気を取り直して十和田湖へ向かった。途中、スー
パー同友ってところで BBQの材料を調達、ここで売っている
"たれ"という単純
な名の焼き肉のたれがメチャクチャおいしいと聞いてたんで
2本 GET、今夜が
楽しみだ。教えてくれた T-4乗りの友人は私とは逆ルートで日本海回りで北上
中、男鹿半島辺りで会う予定である。
15:30
十和田湖の入り口の発荷峠に着。展望台でとなりにいたバイク乗りの
兄ちゃんが、
「この時期、こんなに良く見えることはないよ。」
等としゃべってる。ふーん、ついてるんや。不吉な予感は気のせいかもしれな
い。さあ、宇樽部へ行こう。
【 宇樽部野営場 】
15:58
着、いきなり管理棟の横にある建物に感動...あ、コインランドリーや
!
洗濯ができるー、無いていう話しやったんで手洗いを覚悟していたのに。ガ
キのおかげで洗濯物が山積み、このキャラバン中最低
2回はやらんと数が足り
ないのである。
管理棟で 2泊分のお金を払い、サイトをうろうろする。絶対取れないと思っ
ていた湖畔のサイトが空いていた。しかもほぼフラット!、ついてるやん。JBち
ゃんからサイドオーニングを出し、机椅子、2バーナー、BBQコンロをセット。
無銭家であるため家ではめったに食えない牛肉を今日は用意している。キャラ
バンでの小さな贅沢である(といっても 190円/100gやけどね)。
炭で焼くと何でもなんでこんなに美味いんやろう、保温調理器で炊いた飯も
Verr〜ryyy Good! 3合の飯があっという間になくなった。買ったたれもカミさ
んがえらく気に入ったようである。
夕食後デザートにももを食ってると、時折強い風が吹いてきた。風が小さな
塊でくる感じ。バーーと吹いてはやむ、そのうち雨も混ざって来た。短い時間
やけれど雨も塊で来るようになる。突然更に強い風が吹いた。ガン、2バーナー
がスタンドから吹き飛ばされた。なんとジェネレーターをてこにして、燃料コ
ックの根元から曲がってしまった。災難!
ビーチサンダルのたたりである。
雨風対策を急いでして床につく。ただ、この時の空は快晴、星空が広がって
いた。
(3日目 127.7km)
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【 8/4(月) 大雨の十和田湖から県道 40号へ 】
「FUMIー、何するんよ! もういや!!!」
8:30
ヒステリックな声で目がさめた。寝過ぎたようである。外は大雨、私を
寝さしたままガキに朝飯を食わそうとしていてきれたらしい。こりゃあかん。
この日は奥入瀬と十和田湖散策の予定であったけれど、この滝のような雨では
どうしようもない。ビーチサンダルのたたりは全開のよう。
「とりあえずドライブ行こ。」
9:30
カミさんをなだめつつ出発。十和田市方面へ行ってみることにする。途
中奥入瀬を通ったけれど清流の面影はどこにも無い。茶色の濁流が川幅いっぱ
いまで広がって流れていた。これは雨が上がってもだめやなー。
11:52
道の駅奥入瀬で休憩する。ふと見ると山間に見える北の空だけ明る
い。一部青空も見える。え?
青森市はもしかしたらいい天気? 早速 177に
TEL、今日は曇り時々雨、明日は雨、よし、急遽予定変更して明日の予定だっ
たねぶたを一日繰り上げよう。急げ!
マップルを見るとここからは県道 40号が近道らしい。通る予定はなかったん
で全く未知数やけれど、どんな細い道でも JBちゃんなら何とかなると開き直っ
て入っていった。入り口のみ完全な田舎道で細いがすぐ十分な道幅になり、八
甲田の裏側へドンドン入っていく。雨が止み、青空も見えてきた中、やがてき
つい登りに差しかかる。
あえぎあえぎ最後の坂を上り切り、右コーナーを曲がるとパーっと視界が開
けた...牧場が高原いっぱいに広がっている。日本じゃないみたい。左手奥に
八甲田の山が並んでおり、雛岳のやわらかなラインが何ともいえない。
小さな土産屋が並んでいるところにつく。立っている案内図を見ると田代平
というところらしい。この図に新しい×印が貼ってあった。先日自衛隊が遭難
したガス穴、この道はその側を通っていく。
【 青森ねぶた祭り 】
予想外の景色を満喫し、もうたたりも吹き飛んだと思って軽やかに青森市内
に入っていった。ザー、いきなり大雨、やっぱりまだたたりが?
半信半疑なが
ら青森駅へ車を進める。13:40
駅前着、ここで青森市観光課が出している出店
でパンフレットをもらい、駐車場を詳しく教わる。
無料駐車場もあるけれど再度雨が降るケースを考え、屋根がある駅前通りに
近いアスパムの有料(200円/h)へ入れた。ここは、ねぶた置き場にもなってお
り、いろいろな企画も行われていて夜まで時間をつぶすのにはもってこい。
まずはすぐ近くの丸海ラーメンを食って腹を満たした。
「うぇーーん、アッチ!」
FUMIはねぶたを見て泣き出した。恐いらしい。カミさんは大笑いして嫌がって
るのをねぶたのすぐ近くまで抱いて連れて行く。大泣き!
日頃の恨みの仕返し
や!
全く泣き止まないので、ここを離れて青森市内をてくてく歩き、時間は過
ぎていった。
夕方となり、駅前通りの屋根の下に陣取った。ここは、コース上ではないが
スタート前のねぶたがずらりと並ぶ。空いていい場所である。雨は止んでいた
がほとんどのねぶたにはビニールシートがかけられている。唯一、NTTのだけは
無し、やっぱりかかってないのがいいねー。ジェネレータに火が入れられ、明
かりが灯されていく。奇麗だ。
スタート 10分前、急にバケツをひっくり返したような雨が降ってきた。NTTの
チームが忙しくなる。歩道の屋根の上に人が上がり、ビニールシートを持ち上
げ、その下にねぶたを滑り込ませる。見事な連携プレー、沿道から拍手が起こ
った。
18:30
ドドドーン、開始の合図の花火の音、目の前が急に忙しくなる。掛け
声とともに太鼓が打たれ、鐘が鳴る。いいリズム、特に目の前にいるねえちゃ
んがうまい。カンカラカン、鐘(なんて言うんだっけ?)を鳴らしているのだけれ
ど、微妙に揺れるリズムがどんどんドライブしていく。合いの手の掛け声もい
い。鐘を叩くときの肩の動き、ぴんと張った背中、私はこのいなせなねえちゃ
んに見とれていた。
「Hiro!
見てみ、あのねえちゃんメチャクチャうまいで。」
カミさんは FUMIを抱きながらうなずく。太鼓の音にビビッてまた泣き出したの
である。
雨のおかげか観客が若干少なく、途中から終了地点横のいい場所に座れた。
目の前でねぶたが回される、拍手が起こる。
跳人(ハネト)は文字どおり跳ねる。上に、前に、片足ごとに、ステップを踏
むたびにぐいぐい跳ねていく。すごいドライブ感、熱さをこっちも感じて来
た。
「ラッセーラッセーラッセラー」
跳人が跳ね、観客も大声で叫び、一体となっていく。そう、この祭りは全員が
参加者なのである。前にいたおばちゃんのグループが跳人に引っ張り出され、
一緒に踊り出す。高校生ぐらいのハイなにいちゃんとおばちゃん達が一緒に跳
ねているのはなんともおかしい。いい祭りだ!
FUMIは途中からなれて、小声で「ラッセ、ラッセ」といいながら見るように
なった。YOUと TAKUは鈴拾いに忙しい。2人で 20ヶ以上
GETしたようだ。そう
そう、跳人の中に面白い集団があった。どこにでもいるヤンキー、こいつらは
他の跳人から隔離され、最後から 2番目のねぶたのところに集められていた。
普通の跳人とはまったく違う出で立ち、一目でヤンキーである。100人近く集め
られたその集団の左右と後ろを 20人程の警官が囲っていた。喧嘩防止?
むっつ
りした警官の顔を見ていると笑えた。
最後まで楽しんで、解散してバラバラに歩いている跳人と一緒に駐車場へ向
かった。20才ぐらいのときに来て、あの中で一緒に跳ねたかったなー、つくづ
く思った。
もう 21:00を過ぎたけれど、よるところがある。フェリー埠頭、駐車場に入
るとたくさんの車が P泊している。その横の細い芝生地帯には何十張りものテ
ントが並んでいた。来年はここから絶対北海道ーにわたってやるぞ!
と思いつ
つ建て屋の方へ様子を伺いに。なんと数十分後の便にも空きがある。お盆と土
日以外はあまり待たずに乗れるらしい。少し気楽になって立ち去った。
途中で給油し(7.63km/L 山道のみでは仕方ない)、ほか弁を食べて、結局キャ
ンプ用具が置いてある宇樽部野営場へ戻ってきたんは
24:30だった。そろりそ
ろり、他のキャンパーに迷惑をかけないように入っていく。しかし、何故か見
える範囲のキャンパーは全部起きていた?
(4日目 181.2km)
(つづく)
03501/03501 PAH01412
TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(4)
(14) 97/08/15 17:16 03487へのコメント
【 8/5(火) 奥入瀬から酸ヶ湯へ 】
8:30 目を覚ますと夜中の大雨が上がっていた。
「Hiro!
洗濯しといて。わし、ここらへん片づけてるから。」
山ほどの洗濯物なのに乾燥機代を 30分/200円にケチったために
JBちゃんの
中に蛸足(洗濯もん干すやつ) 3ヶがぶら下がることとなった。キャンピングカ
ーっていうようなカッコ良さはどこにも無い、夜逃げのようだ。さあ、出発!
もう 10:45、今日は酸ヶ湯から青森市内を回り、できれば龍飛岬までがんばっ
てみたい。当初予定には無かったが、ねぶたが 1日前倒しになったため余裕が
出たのだ。
奥入瀬の横を通ると、川幅は広がっているのだが水の色がえらく奇麗になっ
ている。雨も小雨状態、降りてみるか、ちょうど銚子大滝のところに駐車スペ
ースを見つける。ガキにカッパを着せていると、八王子
No.の同じ JB-470が
通り過ぎた。なんかうれしい、手を振り合った。
銚子大滝はほんとに立派な大滝になっていた。ドドドド、えらい水量であ
る。そこから下流へ歩いていく。でも 10分後、九段の滝を過ぎたところでいき
なりまたまたの大雨!
「しゃーない、車取ってくるわ。そこいてや。」
私だけ引き返してガキとカミさんをピックアップ。ビショビショになった。
いかん、体が冷えてしまった、酸ヶ湯へ急ごう。
12:56 酸ヶ湯着、ここまでの走行距離が 1000kmを越えた。拍手!
さらに雨がひどくなっていた。ねぶたを昨日にしてよかった、ほっとする。
車を置こうとすると、さっきの JB-470がいて、ちょうど出発するところ、あわ
ててまた手を振る。
YOUと FUMIを従えて千人風呂へ、総ヒバ造りってやつを昔から一度は入りた
かった。きょろきょろしながら階段を降りる。いいねー、枯れた雰囲気が!
湯船につかり上を見上げる。高ーい天井、湯気に霞んでいる。ぽたっ、ぽた
っ、湯気か、雨か?
天井のさらに奥まった闇の中から水滴が落ちてくる。
ぼー、ただそれを眺めていた...
20分ほどつかっていると、カミさんが TAKUを連れて入ってきた。すでに飽き
ていた YOUと FUMIは急いで走っていく。女性専用の方があまりに混んでて、頭
を洗いたかったけれどあきらめたそうである。ちなみにこの千人風呂の方は石
鹸等使えない。
20才代の女性も何人か入っている。前だけ押さえて大胆に歩いている
25ぐら
いのねえちゃんには参った!
こうなると男性陣は清く目をそらすしかない。し
かし、女性(老若問わず)が来ると、特に若い兄ちゃんほど必ずチェックを入れ
る。それを見てると面白い!
但し、女性陣の方々、ご安心を! 混浴だけれど、
女性の入り口から奥の湯船の手前までついたて(パテーション)があるんで、バ
スタオル巻いてれば大丈夫。ついたてから湯船にささっと入って、濁った湯に
つかりきってからバスタオルをとればよろし。家族で行って別々に風呂入るん
は、何か観光地を夫婦別々に回るようでヘン。その点、ここのように気兼ねな
く入れる雰囲気はありがたいね。
1時間程入っていただろうか、十分暖まって晩い昼飯を食いに表のソバ屋へ。
14:45 もうこんな時間、今日中の龍飛は無理か?
まだまだ降り続く大雨の中出
発した。
【 高野崎 】
青森市内で食材を仕入れる。特に駅前広場南側の市場団地(なんちゅう名や!)
が結構安い。\500でマグロの刺し身を購入。さらに、給油。6.73km/L
うーん、
十和田湖往復はきつかった。
津軽半島を東側海沿いに上がっていく。もう暗くなってきた。さっき、頭が
洗えなかったんで平館村の村営湯の沢温泉で洗う。カミさんがグロッキー。す
ぐ近くの海水浴場の Pで飯を食い、もう少し北へ。21:20
龍飛と並ぶ津軽半島
北の端、高野崎に着。大きな駐車場とトイレがあるのでここで就寝。
ガキはすでに夢の中、カミさんもつかれですぐ寝入ってしまった。仕方なく
1人で散歩する。岬の先全体が芝生のキャンプ場となっている。ただし、1人も
泊っていなかった。そこから海を眺める。いか釣りであろう雲まで照らす明る
いライトに混じって、遠くにかすんだ光が見える。北海道、おそらく右の方の
くぐもった明かりは函館!
「来年は絶対行ってやるぞー!」
心の中で叫んだ。
なんと、こんなところでも携帯がつながるんで
Fcampの mesチェック、おっ
とハゼオフ!
早速エントリー。変な気分、それがまた楽しかった。
(5日目 130.1km)
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【 8/6(水) 龍飛岬×崎○ 】
7:00
起床、パンを食ってからみんなで散歩した。花曇りで涼しくさわやか
だ。芝生のキャンプ場のさらに先に小さな灯台があって、その横を下の海まで
降りる階段があった。うす紫のあじさいがちょうど満開(今頃!)の中を降りて
いく。下の岩場間に小さなアーチ状の橋 2つがかけてある。一つ目の真ん中で
記念写真をパチリ、強い風に吹き飛ばされないよう
FUMIを押さえながらだっ
た。
ゆっくり遊び、JBちゃんのラダーにぶら下げた洗濯もんを十分乾かして
9:00
に出発。30分で龍飛に着いた。
歌では
「ごらんあれが龍飛岬(みさき)...」
と唄われているけれど、表示や地図を見ると龍飛崎が正しい。唄ってみる、
「ごらんあれが龍飛崎(ざあき)...」
ヘンだ。作詞者は意図的に変えたんじゃねえか?
遠くの北海道は霞んでいた。風が日本海側から下北半島の方へ吹く。10m以下
?
きっとすごく穏やかな方だろう。日本海側には少し白い波が見えるけれど(ウ
サギが飛ぶって言うやつ)、下北半島側は穏やかだ。そっち方向の崖下に小さな
漁港があって赤白の横断幕がかかっているのが上から見える。先ほどから何事
か放送が流されており、やがて、一列になった船が漁港からたくさん出てき
た。たくさんの大漁旗を掲げていて、数百m沖に出ると大きな円になって回りは
じめた。お祭り?
「漁師祭りだなー。」
横に立っていたおっさんがそう言った。そう言うらしい。
YOUには海とは反対側に並ぶ風力発電の風車(でかい!)を説明する...しようと
思ったけれど、やめた。難しすぎる。
ここではいかの丸焼き \350が美味い!
子供の歯でも簡単に切れる柔らかさと
一夜干しの香ばしさがたまんない。さっきの漁港で揚がったものかな?
やはり
あじさいが満開の中、
【 ハタハタ館へ 】
今日は秋田に入りたい。明日、携帯で何度か連絡を取り合っている
T4乗りの
友人と男鹿半島で会うためである。しかし、ガキどもは車の中だけでは有り余
ったパワーを発散できない。
十三湖によって昼飯とする。中の島ブリッジパークに木でできた海賊船があ
って(小さいよ、期待しないでね)、滑り台とかついている。できるだけ遊ばし
て疲れさせる。13:52発。
津軽半島を過ぎ千畳敷で休憩した時には TAKUしか起きていなかった。作戦通
り。17:00
秋田県に入る。ここまで、ほとんど信号が無かった。時速
60km強で
コンスタントに走れるのはありがたいけれど、それはそれで結構疲れた。
道の駅はちもりを通り過ぎてハタハた館へ。ここは、お土産屋を兼ねたお風
呂屋さん。1階が土産屋、3階が風呂となっている。横には大きな駐車場があり
奇麗なキャンプ場も併設されている。日本海に面しているので沈む太陽がいい
とのうわさで期待していた。ベストタイミング!
しかし、男風呂からはよく見
えない。反対にカミさんは満喫したらしい。一緒に入った
TAKUは、
「きれーい、ゆうやけ。ゆうやけはあかとんぼがいるの〜?」
とのたもうていたそうである。こら TAKU、赤とんぼは八幡平の上でもどこでも
腐るほどいたやないか! (これを子供の気持ちが分からない頭の堅い親という)
YOUは水風呂の気持ち良さを覚えたようだ。
「一緒に入ろ、入っていい?」
何度も言った。
【 道の駅はちもり 】
少し北に戻って、19:20
道の駅はちもりに着。飯の用意をしている間、ガキ
どもは仲良くライトに集まった虫取り。YOUはトンボは触れないけれど、甲虫は
触れるのである。メスばかりだけどクワガタ 6匹をあっという間に
GET。さす
が白神山地のふもとである。
同じように P泊している人が何組かいた。ガキを寝かした後、ベンチで宴
会。私も麦茶持参で参加、カミさんは梅酒とお酒をいただいた。みなさん、普
通の車だけれど P泊はプロのようである。うちのような急ぎの旅ではなく、ほ
んとに拾うようにゆっくり回られている。同じルートでも全く見れてなかった
ことがたくさんある、それを教えていただいた。私がお話できたのはキャンピ
ングカーのメリットぐらいかな?
しきりにみなさん誉めて下さった。ローバー
の盛岡大の美術の先生ご夫妻、香川(!!!)のサーフのおじさん、CR-Vの少し太っ
た兄ちゃん、ありがとう!
お話の中で、秋田竿鐙祭りの話が出た。明日が最終日、次回に取っておくつ
もりだったけれど無性に行きたくなってきた。
(6日目 196.4km)
(つづく)
03506/03506 PAH01412
TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(5)
(14) 97/08/17 02:43 03501へのコメント
【
8/7(木) 8:00 JBちゃんトラブル! 】
「バキ!」
シュラフを片づけようとダイネットのベッドの上に立ち上がったとき、よか
らぬ音がした。ベッド状態の 3列目のシートの前側が下に落ち込んでしまっ
た。ガチャガチャ、レバーを動かしてみるが、まったく動かない。未練がまし
くさらにガチャガチャ、NG。技術屋の勘でこのシートはもう見込み無いと感じ
た。
8:10
まだ朝早いけれど、だめ元でバンテック山形工場へ
TEL。とっさに明日
の昼には入れるな、と思ったのである。このままでは
3列目がシート状態にな
らない。走行時にはくそまじめにガキどもにシートベルトをさせている私は、
この状態では高速に乗りたくなかった。
ササハラという方が TELに出て下さった。事情を話す。
「今部品が無いです。調整で直るかもしれませんのでそれで構わなければおよ
り下さい。」
いきなり否定口調、調べもしないでなんでそんなことわかるねん。厄介事を抱
え込みたくないようなニュアンスに聞こえたのでむっとする。
「本社にはないですか。」
「盆明けでないと、本社にも無いのではないですか。」
「とりあえず、可能性を調べていただけますか。」
「8:30になったら技術のものが出勤しますので聞いてみます。連絡方法を教え
て下さい。」
「携帯の番号を申し上げます。連絡を入れて下さい。」
とりあえずこのまま出発するしかない。昨日、洗面所で洗った洗濯物を取り入
れ、8:38 またもや難民状態で出発する。
【 男鹿半島へ 】
9:00
頃、八郎潟の直線を走っていると携帯が鳴った。バンテックから?
T4乗りの友人からだった。すぐ近くの R7を走っている模様、逆に、私は
R7
を離れて男鹿半島に向かう県道、恐らく 20kmも離れていないのではないかな。
なんでも、今日最終日のねぶたに行きたくなったので申し訳ないけれど男鹿半
島には行けなくなったとのこと。私は同じく最終日の竿鐙祭りに行きたくなっ
てきたので渡りに船、残念だねー、と言いつつ
TELを切った。
落ち着いて、頭の中で整理する。男鹿半島にはよって少しガキを遊ばせる。
夕方に秋田市内に入り竿鐙を見た後、近くで P泊。そして明日昼にバンテック
山形工場、これで行こう。田沢湖と乳頭温泉はあきらめる。あとはひと押しす
るだけ。
9:45 大潟村特産品センターの Pから再度山形工場へ
TEL。ササハラ氏は仙台
に出張されたとのことで、若い方が出られた。
やはり部品が無いとのこと。どうしようもない口調である。
「例えば完成車から外せませんか。」
「いま JB-470はここで作ってないんですよ。」
「バンコンで同じ部品つかってませんか?
それと例えば秋田にファーストカス
タムさんがありますよね。もしそこに展示車があれば、そこに持ち込んで取
り付けてもらうとか手配できませんか。」
「900mm(幅のこと)は今こちらでは使っていませんね。展示車の件は調べてみな
いとわかりません。」
反応が悪いので用意してあったセリフを嫌みっぽく言う。
「もし、万が一事故が起これば、何らかの責任問題が起こりますよね。もらい
事故でもこの状態では 3列目に座っていた人には相手の保険は適用されなく
なりますし。それに、警察に見られれば椅子が使えない状態だと整備不良で
家族全員が乗れなくなる可能性がありますよね。うちは家族
5人なので 3列
目が無いと座れないんです。」
「あとでもめる可能性がありますね。もう少し調べます。」
ついでにいつも世話になっている多摩川展示場所長竹内さんの携帯にも
TEL、
ちょうど本社におられるとのことで都合が良い。善処をお願いする。
こちらの気持ちは伝わったであろう。さあ、これで後は連絡待ち。私は口は
悪いがバンテックのサービスには絶対の信頼を置いている。どこから取り寄せ
ようが部品を間に合わせてくれると確信していた。
【 なまはげこわーい 】
男鹿半島は八望台から入道崎に回った。お土産屋兼飯屋が並んでいる。そこ
の前になまはげの人形が立っていた。
「なまはげだぞー。」
手を振り左右に動きながらしゃべるのである。FUMIは大パニック!
「ウェーン、ウェーン、アッチ。」
私にしがみついて一歩も下に降りない。勘弁してくれよー。仕方ないんでここ
では飯だけにして、すぐ近くの戸賀湾に行った。
戸賀湾にはキャンプ場があって水が使えると観光協会から聞いていたのだけ
れど、そんなん無いやないか!
まあいいか、奇麗なトイレがあったのでその前
に止める。ガキを真っ裸にして(水着はあるが後で洗うのがめんどくさい)放し
飼いにし、地面に横たわってぼーっと眺める。カミさんは
JBちゃんの椅子によ
っかかって寝はじめた...疲れてるな、ガキどもは元気やなー。誰かが捨てたサ
ザエの貝殻を集めて喜んでいた。
【 竿鐙祭り 】
1時間半ほど遊ばせて 14:47発、海沿いの道を楽しみながら秋田に向かった。
遠くの雲の上に見える鳥海山のカーブが奇麗!
男鹿半島の付け根まで来たところで携帯がやっと圏外ではなくなった。留守
電をチェックするとササハラ、竹内両氏から TELが入っており、対処が可能に
なったとのこと。早速山形工場へ TELして明日 1時を目標に入ることに決定。
16:38
秋田市中心ちょっと手前のガソリンスタンドに入る。8.82km/L、龍飛
の山道はあったけれど、やはり信号無しの 60km/h強の定速走行は伸びる。ここ
で無料駐車場が書かれた交通案内図をもらった。
祭り主会場から 200m程離れた秋田県庁の駐車場に
16:59着。対面の市役所で
は特産市が開かれていて、お祭りのパンフレットも配られていた。それを見る
と竿鐙入場は 19:20、時間があるので名物の稲庭うどんを食べて晩飯とした。
駅とは反対側の山王十字路横に陣取った。薄暗くなり、竿鐙が入場して来る
ところにちょうど間に合った。太鼓が鳴り出す、FUMIがカミさんにしがみつ
く。
ちょうちんに火が入り、演技が始まった。上げることを竿鐙というらしい。
次々に竹竿をつないで高さを上げていく。各所で倒れて大騒ぎが起こっている
が、目の前のチームはビクともしない。手、肩、腰、そして額、かわるがわる
妙技が繰り出される。どこかの町内チーム、小さい頃から磨かれただろう技は
さえていた。少しくたびれかけたおじさんが実にうまい。
「どっこいしょー、どっこしょ」
そのままやないかー、と笑いたくなる掛け声とともに手を打つ。観客にもまれ
ガキは災難、YOUと TAKUをかわるがわる肩車する。竿鐙じゃ無いけれど、重い!
途中、移動時間がもうけられており、その間に道の真ん中に作ってある観客
台の上に移動した。団体客がたくさん帰ったので道の真ん前のいい席に座れ
た。
今度は竿鐙した兄ちゃんが目の前、ほんの 50cmまで近づいてくる。しなった
竹が私たちの頭の上に来るのである。こんなに密接した祭りってある?
あんぐ
り口を開けて、真上を見ながらどっこいしょー、どっこいしょと手を打つ。今
度のチームは日産ディーゼルの会社グループ。失礼ながらさっきよりだいぶ下
手。若手とベテランの 2本に別れて上げているのだが、特に若手の方は上げる
のが精いっぱいでなかなか技に移れない。おっとっとっと、ガサ!
とうとう倒
れてちょうちんが全部消えてしまった。ベテランの方はそんな様子を横目で見
ながら次々と人が変わりつつ技が出された。特に
30代の大変小柄な兄ちゃん
がもっともうまい。
あと残り 5分が告げられた。
「どっこいしょー、どっこしょ」
小柄な兄ちゃんがさらに竿をつなぎ始めた。今まで
3本つながれていたのが 5
本となる。
「どっこいしょー、どっこしょ」
こちらも掛け声とともにどんどん熱くなる。大きくしなった竿鐙を見事にバラ
ンスとって行く。逆に若手はつなごうとしてまた倒してしまった。
大きな拍手とともに今年の竿鐙は終わった。ここからがこの祭りのいいとこ
ろ、ふれあいの時間と名が打たれ観客が触ったりできるのである。みなさん大
変愛想が良く、写真を撮ったり、太鼓を載せた車から取り出したポカリスエッ
トをガキに下さったりした。ねぶたもそうだったけれど、観客と一体の祭りっ
ていいね。
余韻を楽しみながらゆっくり歩いて県庁に戻った。対面の市役所では市役所
のチームが太鼓をたたき、竿鐙を上げはじめた。カミさんとガキがそれを見に
行っているうちに出発準備。となりの埼玉 No.のステップワゴンのおじさんと
少ししゃべる。
「泊るところ決まりました?
ぼくがいつもつかっている道の駅にしめがいいで
すよ。7号を真っ直ぐ下がって 40分ぐらいです。」
今日の P泊地が決定した。途中、車の中でしゃけフレークご飯を食べ、22:47
道の駅にしめ着、おやすみなさーい。
(7日目 159.7km、1500kmを越えた)
(つづく、ちょっと疲れた)
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TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(6)
(14) 97/08/18 13:03 03506へのコメント
【 8/8(金) 酒田からバンテックへ 】
13:00にバンテックへつけばいいので時間は余裕、ゆっくりして
9:07に出発
した。酒田まで真っ直ぐ海沿いを行って、そこから新庄、尾花沢に入るコー
ス。修理だけの一日は面白くないので、酒田は山居倉庫による。
私はこういう建物が好きだ。特に裏側から見た落ち着いた雰囲気がいい。立
派な並木と、並んだ重厚な三角屋根、くすんだ色の組み合わせが何ともいえな
い。良く見ると屋根の支え方一つにしても換気を考えて大変工夫されている。
石と木を組み合わせたいくつかの点(四隅と数箇所の中間点)でこの大きな屋根
の外周部は支えられているもよう、当時の飛びぬけた最新技術だったのだろう
ことが想像された。
突然大雨が降ってきた。走って資料館に入る。ここでは山居倉庫の歴史とお
米について勉強できる。お米がどうやってできるか
YOUに根気良く説明する。
少しはわかったかな?
資料館の外に畳一帖ほどの田んぼがあってちょうどお米
の花が咲いていた。
「これ、花やで。」
と言っても、そうは見えへんよなー。
お土産屋でおいしいパン屋さんを教えていただき、そこで昼飯を買う。メン
チカツ入りパンが美味かった。そうそう、この時、私はしんどくて動けない状
態になっていた。キャラバン疲れがピーク、カミさんがパン屋で新しいパンが
焼き上がるのを待っていた 20分間、じっと目を閉じていた。
ここから新庄までは最上川沿いのドライブコース。左手の川を眺めながらゆ
っくり走った。いい景色なので何とか運転し続けることができる。結局少し道
に迷ったのと工事渋滞で尾花沢のバンテックについたのは
1時間遅れの 14:05
だった。
【 バンテック山形工場 --- 暖かい厚情 】
遠くから見てもずらりと T-Bodyが並ぶ立派な工場へそろりと入っていく。
ん、JB-470が並んでいる、作ってへんて言ってたやないか!
また少し機嫌が悪
くなりつつ事務所の方へ行く。笹原さん、総務部長とのこと、が出てきて下さ
った。一目で地元のいいおじさんっていうような感じ、いらいら感が落ち着い
てしまった。
「どうされますか、近くにいい温泉がありますのでそちらに行かれますか?
そ
れとも何か他にされますか。」
いつもこちらに修理に来られた方には近くの大石田温泉にて休んでいただくそ
うである。
「いや、そこらへんでガキ遊ばせてますよ。1時間ちょっとですから。」
「じゃあ、近くにキャンプ場があって、遊具とかありますのでそこへご案内し
ましょう。」
笹原さん直々の運転で徳良湖に行った。大きな滑り台でガキどもが遊んでい
る間いろいろなお話をうかがった。何でも、春から販売されている
ZILが好評
で、ここ山形工場では月産 22台でフル生産しているが追いつかないらしい。そ
こで JB-470はシェルのみここでかぶせ、本社工場で内装等をしている。だから
部品が無かったのである。私の TEL後手を尽くし、結局埼玉のパーツセンター
から宅配便で部品を取り寄せて下さったそうだ。販売は好評だけれど生産台数
を上げるために次々と建て屋を立てるなど投資が続いているらしい。もうかっ
てるけど金はない、と笑われていた。自分の車のメーカーが好調なのはうれし
いものである。コストダウンを合わせ海外展開も順次行われているようだ。
しゃべっていると、昨日電話した際の少し悪い印象は吹き飛んだ。ほんとに
素直にその時考えられる状況をそのまましゃべって下さってたのである。やっ
ぱり人は会ってみないとわかんないなー。知らない間に疲れはどこかへ行って
しまった。
あっという間に予定時間を過ぎ工場へ。帰り道、近くのスイカ畑へよった。
笹原さんの知り合いの畑で、結構若そうなご夫婦が取り入れをされている真っ
最中だった。スイカは尾花沢の名物だそうで、笹原さんの家でも作られている
のだが 3日前に取り入れてしまったので、取れ立てをお土産に持って帰ってい
ただこうとの配慮だった。実物を見てビックリ!
でかいのである。人の頭 2ヶ
分近く、こんなの見たことがない。どうぞどうぞ、っていうことで畑に入る。
ガキどもは地面にできたスイカを見たのは初めて、恐る恐る触っていた。目の
前ででかいのが一つ割られた。取れ立てをほおばる、ウマイ!
TAKUはいつもの
貧乏性で端の白いところまで食べようとする、
「そんなとこ食べないで、新しいのお食べ。」
奥さんが笑いながら新しい一切れを出された。TAKUの目が思いっきり細くなっ
た。カミさんはスイカが大好物、喜んでぺちゃくちゃしゃべりながら食べてい
た。
結局工場に帰ったのは 16:30、予定より 1時間以上オーバーしてしまった。
シートのシステムがすべてさらになり、ついでに端切れをエントランスステッ
プにあわせて切った絨毯シートを作って下さった。ありがとう!
お土産にいただいたスイカはなんと 5個!
畑で車に積み込んでおられたとき
には全部いただく分とは思っていなかったんでビックリ!
なんせ大きいので助
手席が足元から椅子の上までいっぱいになり、カミさんは後ろに乗ることにな
った。
給水もして 16:58に出発、先ほどうかがった大石田温泉(奇麗なクアハウス風
)に入って 2時間もゆっくりし、30km程南の道の駅寒河江で
P泊。修理の 1日の
がずがすばらしい観光の一日になってしまった。みなさんほんとありがとう!
(8日目 183.2km)
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【 8/9(土) またまた椅子が? 】
毎度のごとく朝寝坊の私に代わってダイネットをシート状態にしようとして
いたカミさんがパニックになった。
「パパ、起きて! また椅子動かへん。」
おまえがへたくそしたんやろう、ノソノソ起き出しいじってみるとおかしい!
こないだのように完全につぶれた感じではないが、何か引っかかって動かない
のである。8:25 またまた、バンテック山形工場へ
TEL、笹原さんが来ておられ
た。状況を話すと、困った!
今日は土曜日で技術者が出てこないそうである。
10分後 TELがあり、昨日椅子を直して下さった方が畑に出られる寸前(山形工場
は地元の方がほとんどなのである、農家が多い)で捕まったそうだ。感謝感謝!
早速昨日来た道を引き返す。
9:28
バンテックに着。昨日とは変わってラフな姿の笹原さんが迎えて下さっ
た。いきなり茹で立てのトウモロコシを下さる。ガキは朝飯を食ったところな
のに喜んで飛びついた。毎度申し訳ない。さて、技術の方に見てもらうと、な
んと、一発で動くのである。全く異常が無い。どういう事?
休みに呼び出して
来て下さったのに非常にバツが悪い。さっきまで動かんかったのに!
「何とも無くてよかったです。」
そう言って笑って下さって助かった。
「今度来るときはトラブル無しで、お土産持って来まーす。」
軽くクラクションを 2度鳴らして 2日連続お世話になった工場にさよならし
た。
【 灼熱の山寺 】
山形へは当初よる予定が無かったので作戦を考えなければならない。まずは
有名な山寺へ行く、それからどうする?
「それやったら、こないだ行けへんかった蔵王温泉行こう。」
カミさんの一言で決定。10:48
山寺着、土産物屋の駐車場に入れる。1000円
以上何か買うか、飯を食えばただになるシステム(でなければ
500円、時間制限
無し)。さあ、歩こう。千段以上の階段、どこまで行けるか?
はなから FUMIが歩かない。しんどいのではない、機嫌が悪いのである。ねぶ
た、男鹿半島のなまはげ、竿鐙の太鼓と必ず恐いものがあったので、観光地の
雰囲気があるだけで拒否反応が起きてしまうのだ。食い物でつってみる。力こ
んにゃく、味がしみててウマイのだが反応無し。とりあえず抱いて階段を上が
っていく。ガキの機嫌ってやつは急に変わる。何のきっかけかわからんけれど
急に元気良く歩き出した。YOUは大変元気、TAKUはカミさんと仲良く歩くのを
楽しんでいた。
この日は今までで最高の天気、首の後ろがじりじりと焼かれる。山寺といえ
ば写真で必ず出てくる五大堂でグロッキー、まだ半分強だろうけれどここまで
とする。水筒を取り合って喉を潤す、汗が止まらない。
やわらかな山並みが目の前に広がるのを伽藍に座り眺めていた。ガキどもは
下に走っている線路にいつ電車が通るかしか興味なかったようだ。
「下ろか。」
先頭を歩きはじめた FUMIがいきなり階段でこけた。ビエーン!
完全にへそを曲
げてしまった。こいつのひざはこれまでの蔵王に始まる歩きで何度もこけて傷
だらけ、そこからまた血が流れる。親はなれたもんでまったく気にしてないの
だが、座り込んで動かんのには参った!
結局下りの 2/3は私が抱いて降りるこ
とになった。ダラダラの汗、リュックに入れてきたお茶の缶が次々空になっ
た。
車を止めた土産物屋の飯屋で蕎麦を食べた。セルフサービスで置いてある水
を何杯もがぶ飲みしたがいっこうに汗はひかない。
「ねぇ、川で遊びたい。遊びたい!」
TAKUがだだをこねはじめた。すぐ横にある川に降りられるのを発見したのであ
る。車の鍵を受け取ってから、駐車場が時間制限無しなのをいいことに川へ行
った。たにしの細長いやつ(なんて言うんだっけ?)を集めはじめた。ここで
FUMIは石の上を歩くコツを覚えたようだ。ビショビショになった代償に滑って
こける前に次の一歩を出すワザが使えるようになった。
14:40
えらく長くいたものだ。駐車場に戻ると番をしているおばあちゃんが
せんべと飴を下さった。どこでも子連れにはおばあちゃんはやさしい。ありが
たく頂戴し、大きく手を振って出発した。
【 蔵王温泉から坊平高原 】
さあ、汗を流そう!
蔵王温泉へ向かう。道端にあった温度表示が 38℃をしめ
している。このキャラバン中、ずーっと 25〜 30℃だったので今日はきついは
ずだ。
途中のガソリンスタンドで給油、9.19km/L !!!
これまでの最高記録、秋田か
らの下道定速走行は効果絶大であった。ついでに洗車機の排水溝に洗いもんに
使った水(グレーと呼ぶ、トイレの方はブラック)を排水をさせてもらう。一応
洗剤が混ざった生活廃水なんで捨てる場所に注意が必要なのである。
ここから久しぶりの登り、JBちゃんにがんばってもらう。大露天風呂は温泉
街のさらに上、ローでもまともに登らない。止まってしまう!
ちょっと心配だ
った。
小さな谷に作られた露天風呂。脱衣場より上流が女性用、下流が男性用に別
れている。きつい臭い、温泉らしくてうれしい。YOUと
TAKUを連れて入ったの
だが、TAKUがつかりたがらない。
「いたーーい。」
はちもりで虫に山ほど(20ヶ所以上!)刺されたところをかいてしまって傷になっ
ていたのだが、そこに思いっきりしみるのである。私の指にあった傷もチクチ
クした。女性側からは FUMIの泣き声が聞こえる。あいつの足はこけた傷+同じ
ようにかいてしまった虫刺されあとでバンドエイドだらけ、結局
15分ほどで上
がってしまった。ちょっと傷にはきつい温泉であった。
ここの駐車場で飯を炊き、P泊のための涼しいところを探す。すぐ近くの坊平
高原、標高 1000m、ここにしよう。
30分弱で着、19:07。大きな駐車場に汲み取り式のトイレ、まあいいだろう。
車が少ないのでガキを放し飼いにした。JBちゃんのような小さい車はガキが遊
ぶ場所がない。ビデオという手はあるが、そればっかりも悲しい。そこで、P泊
地は放し飼いにできるかどうかが重要ポイントなのである。
飯を食って片づけもんをするとガキどもは疲れですぐ寝てくれた。まだ、
21:00
ぶらぶら歩く。星が奇麗、北斗七星とカシオペア、白鳥座しか知らない
私には多すぎてよくわからない!
「HIRO、星座版出して。ほんで出てこい。」
明かりが少ない駐車場の端の方に行く。ほぼ全天に星が見える。地平線近く
まで見えるなんて初めて! ラッキー!!!
絵に描いたような天の川、
「しゅっー」
その真ん中を横切るように大きな流星が流れた。1秒程、流星痕が残っていた。
「あれやったら、願い事 3回言えたやん。もうー、惜しいことした。」
カミさんのセリフに大笑いした。
(9日目 129.0km)
(つづく、後 1回)
- FCAMP MES(14):〔アウトドア日誌 〕めざせアウトドアライター
97/08/18 -
03513/03513 PAH01412 TakeN ほな行こか!TakeNの東北キャラバン(7)
(14) 97/08/18 17:18 03511へのコメント
【 8/9(日) 最終日、裏磐梯五色沼へ 】
7:30
起床、昨日の星空とはうって変わって雲の中。これから最終日、裏磐梯
行きが不安になる。何とか持ってくれ。
8:10
出発、米沢を通りスカイバレーへ急ぐ。山形新幹線とすれ違いガキは大
喜びだった。スカイバレーに入り登っていくと、とうとう雨が降り出した。最
上川源流と書かれた滝展望台で休憩、2日間で河口から源流まで来たことにな
る。山の上から落ちる青滝と黒滝が見える。どこからの水だろう?
桧原湖に向かって降り出すと雨は上がってくれた。しかし濃い霧、湖の真ん
中のくびれたところに霧が溜り幻想的な雰囲気だった。パン工房ささき亭へ直
行、ちょうど焼き立てのゴマパンとアンパンを
GETできた。そうそう、こない
だ mes11で "日曜が休みだったような記憶が"
と書いたけれど、月曜の間違
い。謹んでこの場をお借りして訂正いたします。
10:41
最後の企画、五色沼散策のために桧原湖南端の Pへ、日曜日なのにす
んなり入れた。YOUと FUMIが寝ていたので 30分ほどうろうろした後、さあ、お
菓子とお茶を持って出発!
雨は何とか持ちそう、熱くなくて GOOD!
小さな子連れの場合、五色沼散策はこの桧原湖南端からのコースがいい。通
常とは逆行になるがほぼ下りなので歩きやすいのである。昨年ここに来たとき
は FUMIはまだ 2才前、残念ながら沼一つしか回れなかった。今回は違う、YOU
と二人でどんどん走っていく。こっちが追いつかない。YOUの走りかたも結構き
れいになったもんだ、後ろから眺めて思う。こうなると
TAKUが一番遅い。枯れ
葉を拾ってきて、
「これ黄色、きれい。」
などと言っている。
「おーい、急げ! ほってくぞー。」
3人 3様、面ろいもんである。
2km程走ったり止まったりしているうちに、ドタ、とうとう
FUMIがこけた。
ゲ!
へそを曲げてしまった、動かない。このキャラバン何度目だろう、抱いた
りおだてたり、機嫌を取ってだましだまし進んだ。結局
2.5時間で 4km強を完
走、よくできました。花丸二重丸もんである。ご褒美じゃないけれど、桧原湖
へはバスで帰った。ちょうど 10分待ち、1時間に
1本なのでついている! ガキ
は乗りもん大好き、おおはしゃぎだった。
これで全行程終了、後は帰るだけ。遅ーい昼飯のスパゲティーを食って裏磐
梯を出発したのは 16:25だった。
【 9日ぶりの自宅へ 】
いつもとコースを変えなければ面白くない。盤越から常磐は決定として、そ
こまでどう行くか? R115、土湯トンネルコースを選ぶ。
この道はお薦め!
いいドライブ。広い道、緩やかな下り、カーブ、左右の
緑、言うこと無し。トンネルをぬけると快晴、別世界だった。分かれ道のとこ
ろに道の駅つちゆがありここで休憩。風は強いが福島から郡山が見渡せた。
17:45 二本松 ICから乗って、盤越、常磐を経由、途中中郷
S.Aで 20L軽油を
足し、桜土浦 ICに 20:55着。寝てる FUMIをほっといてマクドへ。スタート地
点の自宅横三菱石油SSに着いたのは 22:26だった。8.59km/L
いいラストだ。
さて、ここでバタンキューでは明日からがしんどい。もうひと踏ん張り!
カ
ミさんは荷物を上に上げ(自宅は 6F)、私は車の片づけである。汚水のマンホー
ルを開け、グレー、ブラックとも捨てる。積んでいた水も空にし、トイレを再
セッティング。そして、ここまで 2242.7kmを刻んだトリップメータをリセット
した。JBちゃんご苦労さん!
(10日目 428.7km)
(トータル 2242.7km 8.38km/L)
なんかすぐには寝付けなかった。そこでサブノートに電源を入れて、Fcampの
mes チェックをした後、こう書き始めた。
「ほな行こか。」
------------------------------- -
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あとがき
みなさん、生まれて初めての長距離キャラバンに、これまた初めての長文、
お付き合いいただきまして有り難うございました。書き始めると結構長くなっ
て途中から苦行でしたが、いい記念になりました。
いつもおじゃましている mes7や Q&Aの mes11を始めこのフォーラムには大変
お世話になりました。おかげさまで無事キャラバンを終了することがで来まし
た。駄文ですがお礼の印としてご笑納いただければ幸いです。
さあ、次はどこに行こうかな?