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目 次
1. 冷蔵庫背面の吸排気
2. 排熱ファン設置
3. 電気配線
※ 簡単冷蔵庫メンテ はこちら!
夏になると冷えが気になる 3way冷蔵庫、メンテをがんばっても何故か今一...元々の冷蔵庫の性能が足りてない、コンプレッサー方式に比べて能力が低いなんていう根本原因もありますが、だからこそ、少しでも冷えるよう工夫してやりたいですね。
そこで、有名な対策は、冷蔵庫裏面の排熱ファンの追加 です。Camping World や REIMO
のカタログにも温度センサーつきの専用のファンが載ってますね。これらはちょっとお高いので、ここでは安価な
PC用のファンを用いて設置してみました。
右上がうちの Vegaの冷蔵庫の吸排気口...ルーバーと言います...の写真です。この下側から空気が入り、冷蔵庫背面で放出される熱によって上昇し、上側から出て排熱させる仕組みになっています。エレクトロラクスジャパンの説明では、
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この横から見た図(バンテックの HPより引用、ここ を参照)で、(1)の吸気側ルーバーから入った空気が (2)の排気側ルーバーから出ていくことになります。ところが、例えばバンテック車では元々クーリングアシストを用いてたこともあって排熱を促進する (3)の熱気誘導パネルが無かったり、ビルダーや車によっては (1)から (2)へ抜ける背面空間が絶対的に狭かったりしてなかなか理想的に排熱されないこともあるようです。逆に見本として、YMSの OXのように十二分に背面空間を取り、吸気側ルーバーに大きな開口面積を持ったものを使っているものはやはり冷蔵庫の冷えも良いそうです。 |
OXの冷蔵庫
<でっかい吸気側ルーバー(良く冷えることで
有名なカプリスと同じもの)、
排気効率の良い高い位置の排気側ルーバー>
<吸気側を開けたところ、深い奥行き、
但し全部コーキングで固定されてるんで、
メンテで冷蔵庫を動かす時は大変そう、笑>
<下から覗き込んだところ...すっごい余裕!>
Vegaの 89L冷蔵庫では 300cm2のルーバーを下側に用いています。エレクトロラクスは 100L以上の冷蔵庫ではこのルーバーを 2つ用いることを指定していますので、日本の気候や背面の余裕を考慮するとルーバーを 2つにしたり、OXのように大きなものに換えるのがおそらく一番有用な対策ですね。
ルーバーの追加は部品代や工賃等ちょっと厳しく、また、排気側ルーバーの位置や背面の余裕等で十二分な結果が得られないこともありますので、安価な
PC用のジャンクを用いて排気ファンを設置している諸兄が多いですね。ここでは
2つの設置法を紹介します。
このファンですが、秋葉のジャンク屋で 2〜300円で売っている
12V 100〜200mA程度のもので OKです。地方ですとジャンクは無理としても、PC用ですので比較的安価に入手できると思います。
a. 排気ルーバーへの設置
<タイバンドで取り付けたファン>
<JBの際のファン>
一つ目がオーソドックスな排気ルーバーに取り付ける方法です。私は手を抜いて(笑)この写真のようにタイバンドでルーバーに固定しました。きっちり木やアルミ材等を用いてルーバーの受け側に設置してもいいですね。
この方法の特徴は設置が容易だけでなく、冷蔵庫背面上側にある放熱フィン(コンデンサー)と排気ルーバーの高さ差が無かったり、1の図の
(3)の排熱用の熱気誘導パネルが無いようなケースでもしっかり外に引っ張って排熱してくれるので有用です。逆に欠点としては、ファンによっては燃焼側の排気まで引っ張ってしまい、ガスの熱をアンモニアに伝える効率が落ちることがありえることです...うちの
Vegaではこうなってしまいました(汗)。
b. 放熱フィン下への設置
<矢印の位置に設置>
<排気ルーバーから覗き込んだところ>
<マウントはアルミの L字材を用いて作成〜>
エレクトロラクスが指定しているファンの設置位置がここです。うちの
Vegaの排気ルーバーへの設置では上記のトラブルがありましたので、この位置に設置しなおしました。冷蔵庫の背面の上部にコンデンサーと呼ばれる放熱フィンが有ります。この下に上向きにファンを設置します。写真のように
L字金具を用いて冷蔵庫背面の鉄板にネジ止めすることになりますから、作業がかなり邪魔くさいのが欠点です。このためには冷蔵庫を大きく引っ張り出して空間を作る必要があります。引っ張り出し方は
ここ をご参照下さいませ。
原理的には一番良い方法ですが、必須条件として
1の図の (3)の排熱用の熱気誘導パネルが無い場合は熱い空気が冷蔵庫上にかえって入ってしまって
NGとなるケースが考えられるので、まず熱気誘導パネルの設置が重要となります。薄いアルミ板やベニヤを用いてコーキング材で周りの壁に貼り付けてもいいですし、下の写真のように車のボンネットの断熱に用いられるアルミ箔でグラスウールをサンドイッチしたものを適当に貼ってもいいと思います。この際冷蔵庫本体を一緒に固定してしまうとメンテの際に引っ張り出せなくなってしまうのでご注意くださいませ!
<Vegaに貼ったアルミ+グラスウールの斜め板>
さて、ファンを回すための電気配線ですが、LP時のみ使用するとしてイグナイターからとる方法を紹介します。これはイグナイタースイッチが ONしてる時のみファンが回る方法で、冷蔵庫背面にあるイグナイターの黒い箱(冷蔵庫裏、左下の方に有ります)へ上へ行ってる 3本の配線、
<下側(吸気)ルーバーから見たイグナイター
上へ上がっている配線の赤、青を使う>赤 : +12V 配線 → ファンのプラスへ
青 : イグナイター ON時に SWで 0Vに接続、OFF時はオープン → ファンのマイナスへ
黒 : イグナイター、ランプ(着火用スパーク時点灯) +配線(注 : 型版やロットによって異なるかもしれないので、もし参考にされる方は一応テスター等でチェックしてくださいね!)
の 赤、青から配線を取り出してファンに接続します。冬場はファンを止めれるようにするため間にSW(スイッチ)を一つ入れてもいいですね、うちのはこの
SWを配線を伸ばして冷蔵庫の操作パネルに持ってきてます。冬場だけでなく、夜に寝る際ファン音が気になるとき(安もんのジャンクなんで音が少しするんですわ、汗)に
OFFしたりして重宝してます。
なお、配線が熱の高い部分を通らないよう十二分に配慮して配線を固定して下さいね。熱により配線の被覆が溶けてショートする可能性がありますので!
以上、結構簡単な作業ですので、いろいろメンテしてみてそれでも冷えが今一とお悩みの場合は試してみてくださいね、では!