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目 次
1.充電器のしくみ
1-1.充電の方法
1-2.充電終了
2.サブパラ化のトラブル
3.対 策
3-1.温度センサーの利用
3-2.その前に...
*【重要】すぐれもの充電器について*
キャンピングカー必須のサブバッテリー、結構難しく
ACからの充電をほおっ
ておいたらトラブルでサブを昇天させたなんて話しもよく聞きます。そこで充
電について、そしてトラブリやすいサブパラ化との関係と対策について少しま
とめてみました。
1.充電器のしくみ
1-1.充電の方法
大きく分けて 2種類有ります。一つは定電圧法、もう一つは定電流法です。
定電圧法は例えば 14V等の一定電圧で電圧を印加する方法で簡易的な方法でも
あります。自宅でバッテリーを外して充電する場合適当な電圧源を持ってきて
この方法をとる事が多いです。欠点はサブが弱っている際充電開始時に大電流
が流れサブを痛める可能性があることです。
定電流法は例えば 15Aとカレントリミットをかけて充電する方法です。これ
ならサブに負担をかけずに充電できますね。欠点はその設定電流をサブによっ
て適正値に変える必要があることです。特に大容量用のものを小さなサブに使
うと充電電流が大きすぎてサブを痛めることがあります。
実際は両者を組み合わせた定電流リミット付き定電圧のものが多いです。例
えば 100Ahの容量のサブ用だと 15Aカレントリミット付きで
14.0Vで充電しま
す。充電初期はカレントリミットがかかり印加電圧が自動的に下がってちょう
ど 15Aで充電できるようになり、充電されてくるにしたがって電流はそのまま
に電圧が上昇し、14.0Vに達すると今度は印加電圧は一定になって充電電流が下
がっていきます。
さらに充電電流のリミット値と印加電圧をあるカーブに合わせて変わるよう
設定されていたり、サブの種類によって印加電圧を変更できたりするものもあ
ります。
また、サブの状態は温度によって変わるため、それに合わせて上記の電流や
電圧が変わるよう温度センサーがついてる(orオプション)ものもあります。
1-2.充電終了
定電圧法のものは微妙な出力電圧の変化を見たり、充電電流を検出して、あ
る値まで下がると終了と判断して停止させます。開き直ったものではタイマー
で一定時間で停止させたり、まったく停止機能が無いものも有ります。
定電流リミット付き定電圧のものも同様です。しっかりしたものはサブの容
量に合わせて電流値(例えば 3A)が設定されており、そこまで電流が下がると
停止するようになってます。
停止後の動作には 2種類有ります。一つは完全に
OFFになるもの、もう一つ
は 12.8V辺りに電圧を降下させ、充電はされないけれど
12V系を常時使用して
もサブが減らないよう対応したものです。
そして再度の充電の開始はサブ電圧がある電圧まで下がった時っていうもの
がほとんどですね。一部 ACを一度抜かないと充電が始まらないっていうのも有
りますんで一度説明書をチェックしてください。
2.サブパラ化のトラブル
上記のように高級なものほど充電電流の制御や充電停止の判断にサブの容量
にあわせた設定電流っていうのが大事になります...つまりサブにあったものを
使わないといけないんです!
よく有るトラブルはサブを後からパラ化したり、販売店の指導不足でパラに
あわせた充電器の変更をしていなかったがために、AC充電器をつなぎっ放しで
使って、サブの寿命が短くなるケースです。この原因は
2つ、一つは上記設定
電流の不一致、もう一つはパラ化した 2つのサブの特性のズレです。
設定電流の不一致、特に問題となるのは充電終了の判断の値です。例えばサ
ブ 100A 1ヶ用のもので充電終了の判定値が 3Aだったとしましょう、これをサ
ブパラ化をしても変更せずそのまま使うと...そう、1ヶ辺り
1.5Aになります
からそこまで充電電流が下がるまで充電が続く事になります...ところがサブは
満充電になっても 1〜2Aぐらいは流れつづけるんです...つまり満充電になって
も充電が停止されない!
っていうことになり、これによってサブがダメージを
受けるとことになるんです。
例え充電器をパラ化に合わせて変更しても 2つのサブの特性のズレで片方の
み過充電になってトラブルこともあります。通常はうまいことバランスする事
が多いのですが、原理上は必ず特性バラツキはあるのでこれがパラ化の一番の
弱点です。
3.対 策
まず一番明瞭な対策は充電器をパラ化に対応したものにする事です。最近は
ビルダーもそう指導しているところも有りますね(例えば
ATOMのオプション指
定...サブパラ化と充電器変更はセットになってます)。
しかし、みなさん懐状況は厳しいですから後からパラ化した場合は今のを捨
てて高い充電器を買いなおすんはちょっとしんどい(笑)...それにもう一つの
2
つのサブのバラツキ問題は解決されません...困った〜!!!
3-1.温度センサーの利用
完全ではないですが、その対策として温度センサーの使用がオススメできま
す。もちろん温度センサーを使用できるものは一部高級品だけですが、この機
能があるなら使うのはオススメなんです。
もともと温度によって特性が違うので言わば必須なのですが、上記問題対策
としては過充電になりかけたバッテリーは温度が上がる事を利用して、それを
検出するっていう特典があるんです。
2つのサブをできるだけ隙間無く並べ、その間に温度センサーを挟んで熱伝導
の良いシリコングリースをバッテリーとの間に塗って包むようにしておいて下
さい。こうする事によってどちらのバッテリーも温度が上がってもそれを検出
する事ができるんです。例え左右でバラツキが有ってもそれを検出できる事に
なりますね。もし 2つのサブの位置が離れてるなら触ってみて温度が上がって
る方にしてください(って言うてもなかなかわからへんけど)。
もちろん温度が上がって初めて反応しますから、サブに若干の負担はありま
す。そこを理解した上で導入する事は意味があると思います。
3-2.その前に...
ま、その前に ACをつなぎっ放しにせえへんかったらええっていう考え方が有
りますね!
自宅では出かける前の晩だけ、キャンプ場でも
100Vを使うときや夜
だけなんていうふうに工夫すればいいと思います。特に自宅で四六時中つなぎ
っ放しにする事は充電器やその他周辺機器の故障確率をあげる事にもなります
からお勧めできません...そう、電気製品は通常つなぎっ放しにしたら
5年以下
の寿命と考えて下さい、中の電解コンデンサーっていう部品の寿命でつなぎっ
放しを意識して設計された物以外は結構持たないですよ!
ちょっとややこしくて分かりづらかったかな? 何でも聞いて下さいませ!
【重要】すぐれもの充電器について
サブのパラ化に関しすぐれもの充電器についてショーで未来社の方と話して
きました。その結果、大変申し訳ない(うーん、前に
TELしたときは違うニュア
ンスやったような...言い訳っすm(__)m)のですが、以下の点ご説明
& 変更いた
します。
サブパラ化に対し、充電終了検出電流値が大電容量用は上がっているため過
充電なりにくい、と説明しましたが、事実は双方同じ値で
1.5Aとの事です。つ
まり幾分劣化して充電終了後電流が流れつづけるような場合、この大電流用で
もその検出ができない事がありえます。
よって大電容量用のメリットはパラ化等容量を上げた場合に充電時間が長く
ならず効率よく充電できる事のみとなります。
もともと充電終了時の電流は劣化してない場合は結構低く、この点をもって
設計されてるのではないかと想像されますが、ゆえに、電池劣化やアンバラン
スによって電流が流れつづけ充電終了検出ができないケースを避けるには、オ
プションの温度センサをつけることが一番の解決になります、よろしくご理解
くださいませ。
なお、充電終了後の印加電圧 12.8Vと申し上げましたが、実際は
13.3Vとの
こと、この値も訂正いたします。
これら電流検出を含め、値は基板上の多回転のポテンションメーターにて調
整できるとの事、測定器をお持ちの方どうぞ!(笑)
以上、よろしくお願いいたします! では、